@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

3月レッスン予告

2008-02-27 14:41:25 | お菓子教室レッスン
来月のレッスンは「苺のタルトレット」

やっぱり今が旬の苺をたっぷりフレッシュで美味しくいただくのには、
これがイチバン!!…ということで、小さめサイズでたっぷり苺をのせたタルトレットにしました

基本となるサブレ生地からしっかり学べば、
いつでも好きなフルーツにかえて作ることができるので、
お菓子初心者の方にはとくにオススメで~す

日程などの詳細等はお教室用blog「Salon @mon paris」をどうぞご覧下さいませ~

UP用のお菓子写真はいましばらくお待ちください

ヘイフンテラス@ペニンシュラ東京

2008-02-24 16:07:43 | そとごはん


見慣れた皇居側の晴海通り沿いに
いつの間にかあの有名な香港の高級ホテル、ペニンシュラが上陸。
オープンは昨年9月のことでした。

それから恋い焦がれて数か月…。
予約電話自体がパンクと、困難な状況の中、
アグレッシブなSちゃんがついにやってくれましたー

美味しいものが大好き、
美味しいもののためならどんなところでも!

という大学の友人たちは、私以上にアクティブかつアグレッシブで、
いつもいつも素敵なところに連れてくれて心から感謝しています

そんな私たちの新年会がようやくこの日
そう、こちらペニンシュラのチャイニーズ「ヘイフンテラス」
Sちゃんが予約を入れたのは昨年末、それから待つこと2か月。
恐るべき、大人気ぶりです。

2階にあるレストランまでらせん階段を昇ると、
ちょっと薄暗いエントランスで、ピンクのチャイナドレスでお出迎え。
内装は世界遺産の蘇州古典庭園をモチーフにしたという空間で、
気分はすっかりプチ香港旅行



本日は6人での会食。
今回はおめでたい話題が2つもあり、
12時に全員が席にそろってから、
さすがはgirls talkはとどまること知らず…なんと16時!

お食事の方は2つのランチコースからランチメニューを。

オリジナル点心盛り合わせ
(大根餅、フカヒレシュウマイ、海老餃子)
魚のコラーゲン入りスープ
豚細切りとドライフィッシュ・もやし炒め
海老とマンゴーの春巻き
鮑のちまき
タピオカ入りココナッツミルク

本場ペニンシュラ香港「Spring Moon」料理長をしていたタン氏を
迎え入れたという力の入れようですから、
それはそれはお上品かつ本格的で大変美味しゅうございました。

…しかし、こんなに美味しいものをいただいたはずなのに、
食べざかりの乙女たちは、あまりの上品サイズに
「あとラーメン一杯くらいは余裕でいけるね~

残念ながら、お料理は撮影禁止でしたので
こんな感想で申し訳ないですが、どうぞご想像くださいませ~

今度は家族でディナーに来てみたいです

そのあと、みんなでブティックを見てから解散。
そのうち友人Tちゃんと東京駅まで歩いていく途中、
パンを求めてVIRONへ立ち寄り…ふと「はて?何か物足りん…」と、
ふいに気づいたのは、あ!今日デザートがケーキじゃないから。。。

そんなわけで二人でフレジエ&エクレールを頬張って幸せいっぱい

そんな幸せ絶頂な、この後が実に大変でした
急激な気温降下に春一番が吹き荒れ、
あの丈夫なはずのわが沿線がストップ&大幅遅延…。
駅で延々出発を待たされ、足は痛いし、寒いし、鼻はかゆいし、激ラッシュで最悪

何事もバランスあっての一件落着なのでしょうか…
(これも話題にのぼったひとつ…ね、konamiちゃん

Sちゃん、セッティング本当にありがとう!
この日来れなかった他のみんなも、
また企画が目白押し?なので次回はぜひに

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ビクターズ@ウェスティン

2008-02-24 15:04:58 | そとごはん
とっても暖かい金曜のお昼、
再会をずーっと楽しみにしていた方とのランチ

昨年の今頃NC・NYで大変お世話になったakikoさん、
今はご主人のお仕事でLA滞在中でいらっしゃいますが、
2週間の一時帰国ということで
首をなが~くしてお待ちしていました

akikoさんのセッティングでランチはウェスティン22階の「ビクターズ」へ!

積もる話がたっ~~~くさんあったので、
窓際のお席で優雅にゆっくりホテルランチは最高



本日の魚のカルパッチョ ライムドレッシング スプラウト添え



赤キャベツとビーツのスープ



鱸のヴァプール 木の子のクリームソースとじゃが芋のピューレ添え



グラニテ



鹿児島県産豚フィレ肉のロースト レモンの甘酸っぱいソースを添えて



ワゴンデセールから



カフェ et ミニャルディーズ

お食事はもちろんとっても美味しく、幸せな時間…、
それ以上にakikoさんとは互いに共通点が多く、
何度もフォークを持つ手を止めてはおしゃべりに夢中!!
12時からランチが始まり、気がついたら15:30、
これでも話は尽きず、時間がいくらあっても全く足りないー

(だって、私たちNCのときは毎日会って互いの部屋で夫が帰宅する直前まで
 おしゃべり…NYでの1週間ホームステイしたときも休むことなく話続けた程ですから

それからさらに小一時間話し続けて、
泣く泣くお別れしたあとはまたしばらくお会いできないかと思うと
寂しくて寂しくて

…なので、夏くらいに単身?akikoさん邸にホームステイに行っちゃおう!
と勝手に心に誓う私なのでしたぁ

akikoさんお忙しい東京滞在の中、
お時間作ってくださりありがとうございました~

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フランス地方菓子の旅13

2008-02-20 20:27:50 | フランス地方菓子の旅


「ビスキュイ・シャンパーニュ」
13回になる地方菓子…徐々にラストに近づいております
今回はふたつの地方のお菓子を作りました。

まずひとつめはシャンパーニュ・アルデンヌ地方から。
イル・ド・フランスの東、マルヌ(セーヌ)河が流れ、
アルデンヌ山塊でベルギーと国境を接するこの地域は
商業繁栄したあと戦争・疫病で混乱し、やがて衰退していきました。

また中心都市ランスは1825年にシャルル10世が即位するまで、
25人の歴代フランス王たちの戴冠式が行われた由緒正しき街であり、
現在も歴史的建造物が数多く残る美しい街。

昨年Paris旅行の際訪れた世界遺産の街「Provins」(プロヴァン)も
シャンパーニュ地方でした。
日記の中段に歴史説明もあるのでよかったらどうぞ~Paris1週間@dimanche

そして荒廃の地はやがて世界的に有名な特産地になりました
東南部は「湿ったシャンパーニュ」と呼ばれ、
粘土質の土地に湖沼が点在し牧畜が盛んに。
西部は「荒れたシャンパーニュ」と呼ばれ、
水はけの良すぎる石灰岩質の平地はブドウ栽培に適し大成功。

17世紀にオーヴィレール修道院の会計・食料係だった
僧侶ドン・ペリニョンの手によって、
現在のような独特の泡と香りを持つシャンパーニュ(シャンパン)が完成。
以降、同じような発泡酒であっても、
この地方で厳密に定義された製法により造られたもの以外は、
「シャンパーニュ」と名乗ることができないのです。

そこでようやく上記のお菓子の説明
ランス発祥の、フィンガービスケットと同じ形の「ビスキュイ・シャンパーニュ」は
17世紀初頭、パン職人がパンを焼いた余熱を利用して焼いたのが始まりだとか。
シャンパーニュのつまみとして考案されたもので、
浸して食べるのを目的としているため、
焼く前もしっかり表面を乾燥させコーテし、
出来上がりはカリカリサクサク。

本来は二度焼きまでして、しっかり乾燥焼きをさせることから
「Biscuit」という名称がついてるのであります。
フランス語で、bisは「2度」・cuitは「焼く」という意味なので「二度焼き」
それがいわゆる「ビスキュイ」の語源。

プラではほんのりピンク色に染め、マール酒で風味づけして作りました。
あぁ、どうせなら同じピンク色のシャンパーニュに浸していただきたいものでございます



「マカロン・ド・ナンシー」

もうひとつはフランス西部、ヴォージュ山脈によって
東西にアルザス地方と分けられたロレーヌ地方から。
その歴史背景は17世紀までロレーヌ公国は神聖ローマ帝国に属していたが、
1776年にフランスに併合された。
最後のロレーヌ公スタニスラス・レクチンスキー(祖国はポーランド)は、
建築、美食、芸術を愛し、多くの美しい建物を建て、
首都ナンシーを芸術の都といわしめました。

またフランス菓子の歴史においても現在由来が述べられるときに
その名が出てこないことはないほど数々のお菓子を考案した生みの親でもあり、
(厳密にはレクチンスキー公の元で必然的・偶発的に生み出された)
そのお菓子たちは娘マリーがフランス国王ルイ15世に嫁いだことにより、
宮廷に紹介され、ここまで発展することにつながったのです。

もっとも有名なものでは「マドレーヌ」
そのエピソードはまたいつか…

ロレーヌ地方の名菓は、このレクチンスキー公に由来する有名なお菓子が
他にもたくさんあるのですが、今回プラで作ったのは彼とは全く関係のないもの

上記のお菓子はマカロンの原型ともいわれる歴史的に古いもの。
主に各修道院で考案され、作られてきたマカロンが多く、
これはシャルル3世の娘カトリーヌが建てた修道院で、
修道院長の胃に負担をかけないようにと修道女達が
考え出したお菓子だといわれています。
1792年に革命政府により修道会が禁止されたとき、
そのカルメル派の2人の修道女が
ナンシーにあるアシュ通りの信者の家にかくまわれ、
そこでお礼にと作ったのがこのマカロン。

そう元来、修道院以外では門外不出のレシピだったのであります!

やがてそのおいしさが次第に町中に広がり、
人々はこの2人の修道女をスール・マカロン(マカロンの修道女)と呼び、
マカロンと修道女の話は今に語り継がれています。

パリのものとは違い、外見はとても素朴で表面にふぞろいなヒビが入り、
上はガリガリと固くアーモンドクッキーのよう。
中はねっちりと重く、まるでヌガーのような味わい。

し~っかりと甘いお菓子ですが、私はこの食感は大好き
このヒビ割れ、さながら失敗作のように見えますが、
このお菓子はこのヒビが入ってこそのもの。
これが難しくって、ぬらしたトーション(布きん)で表面を
「ペシッペシッ!!」と小刻みに相当いたぶったらようやく出てくれました

あぁ、魅惑的な地方菓子の数々…。
残すところあと2回ですが、まだまだ地方菓子熱は冷めそうにありません

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いただきもの

2008-02-20 12:47:27 | その他
先週、いろいろいただきものをしたのでこの場を借りてお礼とちょっとご紹介を



Yちゃんから
「最近ハマっている中国茶屋さんで洋菓子に合う茶葉をチョイスしてもらった」
と、粋なお心遣い
「東方美人」と「工芸茶」
実は茶芸セット持っているのですが、いまだ日の目を見ず…
今度はゆっくり遊びにいらして♪tea partyしようね~



先月からレッスンにいらしてくださっているSさまから
我が街で唯一?オープンカフェがあるあのお店のアールグレイ&アプリコットジャムを。
こんなかわいい琺瑯に入った紅茶があったのですねー
琺瑯もアールグレイもジャムも全部大好き!
素敵なお気遣いありがとうございます



コルドン本科のお友達miyumiyuちゃんから
LA土産…これなんだと思いますか~

コレ「food loop」といって、
シリコン製凧ヒモなのです!!
(サイトもカワイイのでぜひ見てみて

357℃まで耐熱なので、お肉でも魚でも何でもクルクルっとして
ソテーしてもへっちゃら!オーブンへ放り込んでもへっちゃら!

こういうの考えちゃうところがさすが米国!
横着モノ?いえいえ…スバラシキ合理主義です

同じコルドンのお友達Mちゃんがお料理レッスンのときに教えてくれて、
miyumiyuちゃんがその時のメンバーに買ってきてくれたのです



こんな巾着も付属、う~ん見た目がなんともキュート
眺めるばっかりでなく、がっつりお料理しなくてはね!!

皆さま、ありがとうございました
大切にいただく&使わせていただきまぁす!



そしてオマケ
なんでもない日なのに、夫がお花を買って帰ってきました。
お店が開いている時間に帰宅すること自体ないので、
たまたま早かったこの日は(土曜なのですが)
駅近のお花屋さんに立ち寄ってくれたとのこと。

お花はいつでもなんでもウェルカムアイテム!
とーっても嬉しい(…と、夫にアピール

いただきものシリーズはまだもう少しあるので、
またご紹介いたします

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