ラストウィーク

皆様、大変ご無沙汰しておりましたー！
ここ４週間ほどお休みしてしまいました。
本当にごめんなさい。。。
去る８月２６日についに製パン学校の研修も終わり、
２７日土曜日からパリに移ってまいりました。

最後の２週間は一番楽しみにしていたハードなフランスの食事パン
の授業でした。
朝は１時間早まって８：３０から１７：００まで、朝から夕方まで
食事の時間も１５分しかなく、ずーっとミキシング・成型・焼成の
繰り返しでパン漬けの毎日でした。
終わってしまった今となっては、よく頑張れたなーと思いますが、
当時は毎日疲れ果ててどうしようもなくへたばってました。

バゲットはクラシック、トラディション、ポーリッシュ、などなど
粉や製法を替えていろんなものを作りました。
ほかにはカンパーニュ、コンプレ、セーグル、チャバタ、、、
そしてルヴァン、平釜や薪釜を使って焼いて。。。
忘れられない味は３日間薪を燃やしてつけた薪釜でカンパーニュ生地を
丸く平らに成型し、ほんの１～２分焼いて膨らんだ真ん中をナイフで
切って、そこにバターとカソナードをたっぷりつけて、
あつあつを頬張った名前も覚えてないパン（笑）
一番美味しかったー！ああ、あれは日本では再現できないだろうな

製パン学校のラストウィークはこんな感じでした。
バゲットなんか毎日一人２０本以上作るので一クラス２００本以上も
出来上がり、国立の学校だからこそこんなに作らせてもらえるんだなーと
思いました。このバゲットはその日の学食行きでしたが（笑）

そして２ヶ月暮らしたルーアンを後にし、ついに花の都パリに
なかなか更新できなかったブログも、姉と母が３０日にパリに来てくれて
快適に家でネットができるようになったので、パリの生活をご報告できるように
なりました。

借りたアパートは５区のサンジェルマン大通りから一筋裏に入ったところで、
にぎやかなサンミッシェルにも近くとてもシックで素敵な
カルチェラタン界隈にあります。
また少しづつ報告したいと思います。
音信不通でご心配お掛けした皆様、本当にごめんなさい～
私は元気です

街角

ルーアンの街もあと２週間ちょっととなりました。
ここに来てばたばたしていたのでゆっくりルーアンの街を
撮ることもなかったことにふと気づきました。

ここは人々がとても優しく、歩いているとみんな挨拶をしてくれ、
お店の人は何かしら話しかけてくれ、微笑みかけてくれます。
街はノルマンディー地方独特の木組の家々が並び、
旅人を包み込むような温かい雰囲気があります。

毎週末日課のように私は、中心地にあるカテドラルに向かって
散歩をし、ジャンヌダルク広場でカフェをし、マルシェで買い物を
します。こんな短期滞在の私でもこの街は温かく迎えてくれ、
ここでの暮らしをより一層充実したものにしてくれました。

何気ない街角をパチリ。

もう少しでここも終わり、、、寂しいです。

一挙公開！

今週もまたお菓子ばっかり作っています。。。
こっちでは甘いパンとお菓子が一セットなんですねー。
先生はムッシューグザビエと言って、口ひげがとってもダンディーで
お洒落ないい先生で、授業はとても楽しいです。

そんなこんなでいっつも日記が停滞してしまって、
お菓子写真が溜まってきたのでちょっと公開しちゃいまーす。


ジョッキー。騎手にもカロリー的に優しい？かるーいフルーツタルトです。


フランボワーズのシャルロット


サバラン。おっきいホールサイズです。


カヌレ。。。うーん、焼きが今イチ。

ああ、毎日こんなの大量に食べるからだんだん太ってきました

外食！

ルーアンに来て早一ヶ月経ちました。
ほんとにいろいろありましたが、おかげさまで病気にも
事故にも怖い目にも遭わず、元気に過ごしております。

そんなわけでこの一ヶ月ケチケチ生活をしてましたが、
記念して（？）お外食をしに行きました。
といっても実は前にも一回行ってたのですが
写真を撮っていなかったので。。。

さて、ルーアンはノルマンディー地方なので名物と言えば
シードル、カルバドス、カマンベール、ムール貝。。。と
いったところですが、昔ツアーでまわったときムール貝を私たちは
ツアー用にちょこっとしか出なかったのに、隣のフランス人は
お鍋に山盛り運ばれていたのを羨ましくて、一度お鍋一杯に
食べてみたかったので、ムール貝専門レストランに行きました。

そこはメインの観光地ジャンヌダルク広場のすぐ角にあるのですが
けっこういつも満員で人気のあるお店です。
同じムール貝の酒蒸し（？）でもいろんな味のバリエーションが
あってとても美味しいです。
今回は、一人がブリュクセル風、もう一人がマスタード風、
私がエスカルゴバター（エスカルゴ入り！）をオーダーしました。
それとシードルボトルとデザート、カフェを頼んで一人２０ユーロ
くらいでした。
こんなに山盛り食べて、お安くて、はー幸せ
帰りにお店のムッシューが棒キャンディーをくれて
なんだか懐かしい気持ちになっちゃいました。

シューちゃん

さっぱりお菓子の写真をUPしてなかったので
おととい作ったルリジューズとディボセをのせました。
フランスのお菓子屋さんで普段一番売れるのは、
エクレールとこのルリジューズなどのシューなんだそうです。
ウィークエンドにはオペラやミルフィーユ、タルトタタンなどが
よく出るそうです。
なのでほんとに毎日大量に作るのはシューらしく、
上がけのフォンダンは見た目が大事なので、みんな「フォンダン命！」と
言いながら真剣に作業してました。

だんだんフォンダンの温度やゆるさが習得できてきたので
日本に帰ったらエクレールカフェを作りたい。
こっちのエクレールはほんとに美味しい