まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
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アクシデント 意外

2011-10-28 23:34:37 | 香港映画(あ~な行)

ジョニー・トー杜[王其]峰製作、ソイ・チェン鄭保瑞監督のサスペンス・スリラー。

ルイス・クー古天楽率いる暗殺グループは、事故に見せかけて標的を仕留めることを専門にしている。ある依頼主から自分の老いた父親を殺害する依頼を受けた。古天楽たちは綿密な計画を立てて、雨の日にトロリーバスの架線を使って感電死を画策する。何度か雨が降らずに計画の中止を繰り返したが、ついに決行のときがきた。

無事に標的は仕留めたが、直後に古天楽が暴走したバスに追われて、太っちょ(ラム・シュー林雪)が死んでしまう。太っちょから犯行の証拠を回収して、古天楽が自宅に帰ると空き巣に入られていて、これまで稼いだ大金が盗られていた。以前に恋人を交通事故で亡くしていた古天楽は、誰かから狙われていると考えて保険会社の担当者(リッチー・レン任賢齊)を追うが。。。

偏執狂的な主人公を古天楽がうまく演じていますが、画面の暗さの割には古天楽本人に犯罪者的な暗さがいまいち感じられません。『プロテージ/偽りの絆』ではラリったヤク中を見事に演じていたので、もう少しワルっぽい雰囲気が感じられると良かったかなあ。監視や盗聴の場面が多くアクションが少ないのも、少しもの足りない感じがします。

心理面を重視する構成なんだろうけど、心理描写というにはマイクロ望遠鏡で反対側のビルの屋上から保険屋のデスクを覗いたり、保険屋が住んでいる部屋の真下の部屋を借りて言動を逐一確認したりする姿が落ち着き払っていたような。

おやじが2階から落ちた時の反応や仲間の女を冷徹に殺してしまうところは強迫症っぽい様子が感じられたけれど、もう少し動きというかアクションがほしかったと思います。

公式サイトはこちら

10/10 新宿武蔵野館
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2 コメント

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今晩は☆彡 (mezzotint)
2011-10-30 00:55:09
まてぃさん
今晩は☆
そうなんです。何年ぶりかの東京でした。
当初は映画鑑賞する予定ではなかったのですが。
時間もあって、何処のシアターでと探して
いたら偶然に見つけました。
京都にも同じような雰囲気のシアターが
あります、何となくその匂いに誘われて(笑)

こちらでの上映ありそうな気もしますが、、、。
ルイス・ク―、コネクテッドの彼とは一味違って
渋い役どころでした。
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mezzotintさんへ (まてぃ)
2011-10-30 08:38:23
コメントありがとうございます。
新宿武蔵野館の匂い、いいですよね。
関西方面での上映もあることを期待してます。
ルイス・クー、日本でもっとメジャーになれば。。。
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