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まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

カンフー・ジャングル 一個人的武林

2015-12-26 23:09:53 | 香港映画(あ~な行)

孫文の義士団』の陳徳森テディ・チャン監督が甄子丹ドニー・イェンを主演に迎え、カンフーへのリスペクトを前面に押し出してスクリーン上で表現する。

警察の武術教官だったハーハウ(甄子丹)は、対戦相手を殺した罪で服役していた。香港で武術の達人が被害者となる連続殺人事件が発生する。操作を指揮するロク警部(楊采妮チャーリー・ヤン)は、ハーハウを仮釈放して協力を得るが事件は止まらない。

ハーハウが武術を学んだ道場がある仏山で容疑者の手掛かりを得るが、犯人はハーハウ自身をターゲットにしてきた。。。

やっぱり甄子丹のアクションは最高!刑務所の中のひと暴れにはじまり、ラストの大型トラックがびゅんびゅん走る高速道路での10分を超える激闘まで別格です。前日に観た『ハーバー・クライシス 都市壊滅』のぬるいアクションがイメージに残っているからなおさら。

エンドロールではこれまでにカンフー映画に貢献してきた人たちのカメオ出演がたくさん紹介されていて、びっくり!往年の名優に加えて、なんとゴールデンハーベスト社の創業者鄒文懐レイモンド・チョウまで出演しています。スクリーンの中のテレビ画面には往年のカンフー映画が映し出され、これまたカンフー映画への愛がたっぷり。細かいところまで監督がこだわり抜いていることがわかります。

甄子丹の脇を固める楊采妮、方中信アレックス・フォンのベテラン俳優陣は安定感ある演技で落ち着いて観ていられます。ハーハウの師匠の娘で妹弟子役に白冰ミシェル・バイ。チャーミングな女優でハーハウとお互い憎からず想っているのが手に取るようにわかるけど、甄子丹にとってロマンスの演技はまだまだ苦手なよう。李連杰ジェット・リーの『海洋天堂』みたいに甄子丹もアクションを封印した演技を見たいなあ。

甄子丹以外の脚技対決やキンナ術、武具を使った術の対決も見応えありました。激しいアクションを見ているだけで、幸せです。

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