スター・ウォーズのサイドストーリーとしてエピソード4『新たなる希望』の直前、デス・スターの設計図を帝国軍から反乱軍が盗み出すストーリー。
帝国の科学者としてデス・スターの開発に携わっていたゲイレン・アーソは、妻と娘と3人で帝国から去り慎ましい生活を送っていた。デス・スターの完成のためにゲイレンの頭脳が再び必要になった帝国は、妻を殺してゲイレンを拉致し、一人隠れていた幼いジン・アーソが生き残る。
数年後、成長したジン・アーソが帝国の収容所にいたところを反乱軍が襲撃し、ジンは反乱軍のキャシアンと行動を共にする。反乱軍一派のソウ・ゲレラ、そして帝国軍から秘密を抱えて脱出したパイロットの捜索にあたる。
惑星ジェダでチアルートとベイズに出合い、ソウ・ゲレラの本拠地に行きパイロットが持ってきた秘密、ゲイレン・アーソのホログラムメッセージを受け取ったジンだったが、デス・スターの一撃が惑星ジェダに向けられジェダは壊滅、キャシアンとジンはチアルート、ベイズらとともに命からがら脱出した。
ゲイレンと接触すべく惑星イードゥへ向かった反乱軍だが作戦は失敗、ジンは父ゲイレンの死に目に会いキャシアンたちは帝国軍のシャトルで何とか脱出する。なかなか動こうとしない反乱軍本部に業を煮やし、キャシアンたちは有志を募り惑星スカリフへデス・スターの設計図を奪いに行く。。。
オープニングで宇宙の星々がスクリーン全面にどーんと出てきたとき、「おー、スター・ウォーズだ!」と一気に世界に入り込みました。ストームトルーパーの登場や惑星ジェダの町の様子、反乱軍の会議で見覚えのある議員がいたりと世界観が確立されていて、長く続くストーリーの力強さを感じました。
フォースを持つ者がいない中、一般人たちが帝国軍に挑むのですが甄子丹ドニー・イェン演じる盲目のチアルートがやっぱり強い!甄子丹の強さを世界中に知らしめるいい役柄だったのではないでしょうか?
重要な登場人物が主役のジンとキャシアンを含めて全員死ぬ、というのも贅沢というか潔い気がします。本編は本編でしっかりと続いているから、サブストーリーは一回限りに凝縮しようという製作陣の思い切りがあったのかもしれません。
スターウォーズのように壮大な叙事詩となるとそこかしこにサブストーリーのネタがあって、これからもいろいろと外伝や後伝、前日譚などが生まれそうで楽しみです。
公式サイトはこちら。
12/30 TOHOシネマズ川崎
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます