インドネシアから、とんでもないアクション映画がやってきた!
古いビルをアジトにして、無法地帯を作っている犯罪者集団の中に、完全武装の警官隊が踏み込む。しかし監視カメラで行動は筒抜け、返り討ちにあった警官隊は全滅寸前になる。無事にこのビルから脱出するためには、全てを支配しているボスを倒すしかない。生きて家族の元へ帰るため、生き残った隊員たちは尽きることなく続々と襲ってくる敵の只中を進んでいく。。。
この映画に使われている格闘技は「シラット」というものらしいです。主役も敵役もどちらも凄い使い手で、主役は何十人もの相手を次々に蹴散らしてしまうし、敵役は拳銃もあるのにわざわざ素手の格闘を警官隊の隊長に挑んで、最後にはスリーパーホールドで首をへし折ってしまいます。
ストーリーとしては、今回の強襲を先導した刑事が、実は裏ではこのボスから警察上層部への賄賂の運び屋だったり、主役の生き別れた兄がボスの片腕のひとりだったり、とある程度のひねりはあるものの、メインはやっぱり途切れることなく続くアクション!素手の格闘はいうにおよばず、輸送車の運転席をハチの巣にする火器の凄まじさには、先日見た『アウトレイジ ビヨンド』の銃撃が可愛いものに思えてきます。
壁の裏に隠れた主役たちを捜して、山刀を壁にさしていき、主役の頬を掠めた場面では、これまでバタバタと警官たちが死んでいたので、助かるかどうか半信半疑でした。彼が主役だとはっきり分かってなくて、役者の顔もいまいち見分けがつかなかったし。
全編にわたって緊張感が続いていて、アクションもほんとに痛そうな激しさで、久しぶりにここまでアクションづくし、アクションを前面に押し出した映画を観ました。試写会場も、心なしか格闘技好きっぽい男性が多かったような気がします。
公式サイトはこちら。
10/11 新橋ヤクルトホール
ジェット・リー&ツイ・ハーク 『ドラゴンゲート龍門飛甲』 1/11公開!
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