えくぼ

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「涙より笑いを」と語る村上春樹

2013-05-09 14:52:22 | 歌う

        「涙より笑いを」と語る村上春樹

 5月6日に京都大学で作家の村上春樹氏が講演。 「僕はごく普通の生活をしている人間。声をかけられると困るからテレビには出ない」そうである。村上作品にはドストエフスキーの影響がみられるが、「カラマーゾフの兄弟」は4回も読んでいられるとのこと。読者から「泣きました」と言われるより「笑いが止まらなかった」と言われるほうがうれしいと語られた。

❤おもいきり笑いたいのに笑えない厨のカボチャは笑っているのに

 人間以外の動物はなぜか笑えないのに、笑うことのできる私たちは腹の底から笑えることが少ないような気がします。

❤笑わずに今日も終わってしまうのか我は手に取る笑うデコポン

 短歌は悲しみを入れるのにふさわしい器と言われ、哀しい悲しい歌はとてもたくさんあります。その割にユーモアのある歌は少ないようです。私も「あなたの歌に泣きました」と言われるより「笑いが止まりませんでした」と言われたいです。

❤ありました目鼻を失うまで笑う二十の頃のわたしの写真

※箸が転げてもオカシイといわれた時期がわたしにもありました。ボケたら無心に笑えるかもしれないなどと思ったら今日も笑えなくなりました。
    眉をつりあげている、真昼の松井多絵子