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関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

エレクトリックバードばんざい!

2009年10月09日 22時56分44秒 | 音楽
学生のとき、たぶんラジオかもしくはアドリブで仕入れた情報だったのか、本多俊之というサックス奏者のデビューアルバムというので、2500円で購入しました。「シーウィンドが参加!」に魅かれて買ったのか、そのへんは定かではないのですが、たぶんそれもあったと思います。インパクトのあるレコードだったので、結婚する時処分したものもあったのですが、これは取っておきました。

つい先日、キングレコードのHPで、エレクトリックバードの初期のレコードがCD化され再発売になっていることを知り、前からずっと聴きたかったこの「バーニング・ウェイヴ」を早速購入。どうやらこのアルバム、新レーベルから出た記念すべき2枚目のレコードみたいです!何て貴重な・・・。1枚目は「増尾好秋/セイリング・ワンダー」と、レコードの帯に書いてありました。
今日届いたので聴いているのですが、ああ~、懐かしい!1曲目のイントロのチョッパー&ファンキーなカッティング、そしてキレのいいシーウィンドのホーン、そして聴こえてくる俊之の若々しいサックス!今聴いても本当にカッコイイ。途中、いかにもシーウィンド!というラリー・ウィリアムスのシンセが聴こえて来るし、今聴くほうがそういう楽しみ方ができます。それにしても高校生くらいの時に買って聴いていたんだとしたら・・・。なんちゅう渋い高校生や!と過去の自分にツッコミを。

その後ダンナさまがラジオクラブのCDを買い出すまで、本多さんのレコード&CDは買うことはありませんでした。自分で買ったのはこの1枚のみ。でもその分すごくよく聴いていたと思います。上田力さんのアレンジがすごいんだな~。当時はアレンジャーさんの存在についても、どこまでわかって聴いていたのかわかりませんが、ある意味この方のカラーが思いっきり出ているアルバムだということですよね。その後本多さんは「マルサの女」の大ヒットで、映画やドラマの音楽の方面へ行ってしまわれて、ちょっと寂しい気もします。

今のエレクトリックバード・レーベルをけん引しているのは、言わずと知れた我らがTRIX!そして神保彰大先生。そして櫻井哲夫さんの最新アルバムも。今までかなりの数のレコードやCDを買い集めて来ましたが、レコード会社やレーベルを意識して聴いてるのは、このキングのエレクトリックバードくらいです。コンセプトがはっきりしているのでわかりやすいし、何せ良いアルバムが多い!

やっぱり好きで~すエレクトリックバードばんざ~い♪これからもカッコイイフュージョン・アルバムをいっぱい出してくださ~い。

音楽の神様 スティービー・ワンダー

2009年10月08日 23時20分02秒 | 音楽
先日ダンナさまが、NHK-BSでスティービー・ワンダーのライブがあると教えてくれたので、録画しておいてもらいました。きのうの午後観たのですが・・・。

泣きながら観ました。もうほんと何が感動かって、まず何万人入るかわからない、ものすごく大きなロンドンの会場を、いきなりハーモニカで盛り上げる訳です。曲はマイルス・デイビスの「ALL BLUES」。次々と繰り出されるヒット曲は、イントロが始まっただけで「ウオ~」となるし、大所帯のバンドがまたカッコイイし(キーボードだけでも2人はいました、女性と男性、どちらもFantomを使っていたのにも感動~。ちなみにスティービーの楽器はMOTIFの上にHOHNERのクラビネット、横にはグランドピアノと豪華~)
「MY CHERIE AMOUR」の1番をほとんどお客さんに歌わせていました。この曲、ほんとにいい曲なんですよね。転調するところが泣ける~。将来ライブでやりたい!と思いました。

このライブ、最大の見どころといっても過言ではないのが、「ISN'T SHE LOVELY(愛しのアイシャ)」の最初で泣いてた赤ちゃんが、何とコーラス隊として参加しているんです。いやはや何とも感慨深い。だから「ISN'T・・」のイントロが始まった途端、またぶわーっと涙が。何なんでしょう。普段だったら「なんや、親の七光りやんか」とか思ってしまうのですが、コーラス隊の1人という位置関係もスマートだし、そうか、この人って愛娘の顔を見たことがないんだ、なんて考えるとつい・・・。

今までスティービー・ワンダーの大ファンかというとそうではなかったのですが、今回このライブを観て、すごく自分の琴線に触れるサウンドだと感じました。テレビのライブ映像でここまで心を揺さぶられることって今までなかった。

今日の夕方、ちょこちょこっと観てまた泣けて来ました。同じ時代に生まれてこの人の音楽が聴けたことに感謝しつつ、ほんの少しでも近づけるといいな、と思います。
人の心を動かす音楽を発信していきたいです

夢は叶う

2009年10月06日 21時24分49秒 | 音楽
最近上原ひろみのソロピアノ・アルバム「PLACE TO BE」を聴いています。ひろみさんはどちらかというとダンナさまがファンで、CDが出たら買うのは決まってダンナさま。ただ今回はソロピアノということで、私が聴いてみたくて注文してもらいました。

今までのアルバムを聴くかぎり、アグレッシヴでファンキーな独特のひろみワールド全開というイメージがあり、どうしようもなく早いフレーズは同じ鍵盤楽器を弾くものにとって、まさに脅威なのであります。今回のアルバムでもそういったイメージの曲もありつつ、JAZZYかつポップな曲もありで、ひとくくりにジャズピアノとはいえないこの個性は、すでに上原ひろみのサウンドを確立していて、若いのにすごいな~とついつい感心してしまうのです。

そんな中、アルバム最後の「GREEN TEA FARM」は、心あたたまる優しいタッチの曲で、矢野顕子さんのボーカルがまた見事にマッチした素敵な曲。それがなぜそれほどマッチするのかと思ったら、先日放送された「東京JAZZ2009」の中で、上原ひろみ自身が明かしていた事実を知って驚いてしまいました(ちなみにこの時の2人の2台ピアノは本当にゴージャスで見事な演奏でした。生で聴きたかった~)
以前この曲をテレビ番組で聴いた時は、歌詞はなくピアノソロで弾いていたので、たぶん後で歌詞を書いたのだと思うのですが、ひろみさんは矢野顕子さんと全く面識のない時に、すでに矢野さんに歌ってもらえたらいいな、と思ってこの曲の歌詞を書いたそうなんです!

上原ひろみくらいの人なら、矢野顕子と一緒に仕事をするという可能性もあるにはあったでしょうが、やはり音楽家としてのキャリアには段違いの差があると思うんです。いわば上原ひろみのラブコールを矢野顕子が受けた形。でもよく見てみると、実は世の中にはそんな素敵なお話がところどころに転がっていたりします。
最近出会った幼稚園ママで、骨盤矯正の体操やダンスのインストラクターをやっている方も、その体操の考案者であるいわば先生の先生みたいな方に、どんどん自分をアピールしていって、アシスタントの座をゲットしたんだそうです。
「当たって砕けろ」の精神でアタックしてみたら、案外すんなりOKが出て・・・ということは、実はよくあることみたいです。

人間はついつい遠慮したり周りの目を気にしたり「これを頼むとあつかましいんじゃないかな」と勝手に相手のことを想像してあきらめてしまうことって多いと思うんです。ただ意外と人に頼られることってうれしかったり。度が過ぎては何事もダメだとは思うのですが、
「やるかやらないかを決めるのは頼まれた相手なんだから、とりあえず頼んでみては?」
これはある人から教わって「う~ん」とうなってしまった言葉です。

確かに

正確にチャンスをつかむためのアンテナを常に張って、時には大胆に行動したいと思います。私も大好きな人をイメージした曲を書こう




童謡カレンダー・コンサート無事終了

2009年10月05日 18時33分05秒 | 音楽
今朝、久しぶりにズームインでTRIX2連発を発見。石川遼くんのゴルフの話題の時に「SKIP AWAY」と「CORE」が連続してかかっていました!思わず朝からニヤリ。

さて、きのうのライブ、今回ひっきーさんには連弾4曲に参加してもらい、童謡12曲(しゃぼん玉のみ2アレンジなので計13アレンジ)弾ききることができました~。16曲弾きっぱなしの1時間、どうなることやらでしたが、ところどころに凡ミスはあったものの、何とか自分の出したい音を表現できたと思います。
今までのアレンジだと正面きって「これはジャズピアノです」というのがはばかられるものもあったのですが、今回、だいぶジャズらしくなって来たかと。88鍵を有効に使えるようになって来たのも、自分の中では進歩だと思います(自画自賛??)

ここ2回のライブが主催の方から呼ばれてのライブだったため、集客の心配をせずに済んだのですが、今回は運動会などの秋の行事と重なったり、妙にお天気のよい日に当たったのも関係したのか、かなりアットホームなライブになりました(風邪を引いてポスターやチラシの作成が遅れたのが最大の理由かも)
でも、それはそれで良しとします。今回はじっくり聴いていただきたい曲が多かったので。来て下さった皆様、本当にありがとうございました♪

童謡カレンダーはもうすぐ完成する私の自主制作CDで、同じ内容のライブをこれから展開したいと思っていて、今回はその第1弾。どの曲も弾けば弾くほど指に馴染んでくれると信じて、これからもがんばって行きたいと思います。

忙しい中参加してくれたひっきーさんと、今回もローディーをしっかりこなしてくれたダンナさまに感謝

KK JAMライブ@BAJ 2009.10.1

2009年10月02日 17時21分25秒 | 音楽
久しぶりのKK JAM、junkoさんのお陰でいつもの素晴らしい窪田さん特等席に座らせていただくことができました。10分ほど遅れて駆け込みセーフ。
登場前からリズムマシーンの音が鳴ってまるでTRIXのSEのよう。その音に合わせてジャムセッションのような感じでかっこよくスタート。1曲目はいきなり激しい「Duration」でした。この日の窪田さん、紺色のシャツを腕まくり&グレーのジーンズに、かかとのある革靴でした。ななめ後ろから横顔を拝見するような席で、あまりの近さにもみあげの剃りあとがわかるくらい!左足でカウントを取る音も、うなり声もばっちりで、やっぱりBAJサイコー!間近で拝見するのは久しぶりだったのですが、やっぱり窪田さん、カッコイイ~~。そのスマートな外見も、超絶早弾きを正確にこなすテクニックも。私の心の師匠、永遠のアイドルです。

MOTIFを使ってのピアノソロ、相変わらずJAZZYでシビレル~。D-DECKでもピアノの音を多用されていて、ピアノ好きにはたまりません。1部最後の曲「KOOL TUNE」も素敵なピアノサウンドでしたし。
窪田さんのアドリブのセンスがやっぱり大好き。一度でいいからBAJのスタインウェイを延々お聴きしたいものです(あとRhodesも聴きたいな~、あとこれは不可能なんでしょうが、窪田さんの弾くハモンド、聴きた~い)

この日は家で食事をして行ったので、休憩中初めてBAJのスイーツをいただきました。チョコレートケーキ、おいしかった~。

2部の始まり、聴きなれないイントロで「何々~?」と思ったら、ハービー・ハンコックの名曲「アクチュアル・プルーフ」でした。う~ん、カッコイイ♪続いては1月に初めて聴いた大好きなバラード。ほんと優しさに満ちたいい曲です。
曲順が前後するのですが、今回も「窪田宏の曲芸コーナー」とってもスピーディーな「WALKIN'」でした(窪田さん、左足の薬指がつった状態で足鍵弾かれてたとか!大丈夫だったのでしょうか)8ビートの新曲も今までの曲と一味違って楽しめました。
アンコールの「Funky D Town」は圧巻でした。やっぱり盛り上がる~。

勝田さんのこの日の印象はとにかく「日の丸自動車」(笑)あ、あとTRIXが韓国でライブをする話題も出ていました。石川さんの近況は「これからしばらくここによく出ます」とのこと。SOURCEも再結成したことですし。

KK JAM、今年はこの日が最後の演奏とのことでしたが、年明けにはまたツアーもあるそうです。3人とは思えないこのグルーヴ感、やっぱりクセになる~来年も楽しみにしてま~す。

10月!心もあらたに

2009年10月01日 09時40分06秒 | 音楽
先日20日、敬老の日のイベントで、蓮田市にあるグッドタイムリビングさんに、Lunettes Lunettesとして出演して来たのですが、何とそちらのブログにこの日のことが写真入りで紹介されていました。マスクをしての何ともイケてない姿なんですが、とってもうれしかったのでリンクさせていただきます。

きのうは今度の日曜、10月4日に地元春岡公民館で3時から開催する、Piano Party第8弾「童謡カレンダー・コンサート」のリハーサルとして、じっくり2時間、公民館のkawaiくんと対話をして来ました。
彼は私と同じ昭和42年生まれの42歳。初めて会ったのは2006年ですから、もう3年の付き合いになります。いつも素敵な音で鳴ってくれる、私の大好きなピアノです。彼といると2時間なんてあっという間。帰る時は名残惜しくて、いつもなでなでして帰ります(笑)どこかからもらわれて来たそうで、これまでの弾かれて来た頻度もどのくらいかわかりませんが、とにかく製造から40年以上たった今でも、とても繊細かつダイナミックな音を聴かせてくれます。人との出会いだけでなく、ピアノとの出会いにも何か意味があるような気がします。彼と出会えてよかったなあ、と思います。
さて、今日は夕方から久々のKK JAM。今年に入って2回目です。たぶんまた窪田さん特等席を取っていただいてると思うので、窪田さんの超絶ワールドにひたって来ようと思います。
で、その予定が前から決まっていたにも関わらず、おとといダンナさまと娘も一緒に、またマサ小浜さん出演のライブに行って来ました。越谷レイクタウンは同じ埼玉にありながら実は家からそこそこ遠いのですが、マサさんが埼玉に来られて、しかも子連れOKともなれば、これは呼ばれてるとしか思えない!と(笑)平日の子連れは何かと準備も多く、今週はまたやけに幼稚園や中学校の行事も立て込んでいたりして、広い広いレイクタウンを突っ切ってライブのあるハドウズに着くまでは「こんな無理なことして・・・。もう2度とやんない」と思っていたのです。が・・・。ライブが始まると同時にその気持ちが払しょくされました。「無理して来てよかった~~!!」

1曲目からマサさん大フィーチャーのフュージョンライクなサウンド。JINOのぶっといベースも炸裂。J-STIXXのドラムとのトリオが超カッコイイ~。これぞまさにJINO JAM!2曲目の「Breezin’」も以前JINOMASAで聴いたときより、Jさんのドラムが入ると断然ステキでした。なんでしょう、このあまりにもステキすぎるJINOワールドは。ピエール・アンドレが入ってのプリンスの「Kiss」。ピエールさんのハイトーン、それにあの独特のギターの音もそのままに、何か日本にいてプリンスの曲が聴けると思わなかった~、というものすごい感動。その後娘がお待ちかねだったブレンダ・ヴォーンも参加してのチャカ・カーン!あうあう。ブレンダさん、ステキ!1時間の予定がアンコールにも応えてくれて大幅に時間オーバー。でもお客さんは大満足。音楽性も人柄も魅力的なJINOの周りに集まった、それはそれはすごい人たちの音楽を、こんなに気軽に聴けていいのかしら?ミュージック・チャージ2100円は安すぎる!

お店自慢のステーキはとってもおいしくて意外とリーズナブル。ちゃんと子供のセットもあって、アイスやおもちゃに大喜び。そして何より、座席がファミレスのようなソファのボックスになっていて、ちょっとあきた時も靴をぬいでゴロゴロしたりできたので騒ぐこともなく、終わってから感想を聞いたら「マサさんかっこよかった、たのしかった」と言ってくれました。子供を大っぴらに連れて行けるライブハウスはそんなにないので、本当にありがたいし、素晴らしいなと思いました。お誕生日の人をステージに呼んで、Happy Birthdayをみんなで歌って、お店からはワインのプレゼント。いや~、アメリカンでファンキーなハドウズ、最高です。私も出れるようになりた~い