先日ダンナさまが、NHK-BSでスティービー・ワンダーのライブがあると教えてくれたので、録画しておいてもらいました。きのうの午後観たのですが・・・。
泣きながら観ました。もうほんと何が感動かって、まず何万人入るかわからない、ものすごく大きなロンドンの会場を、いきなりハーモニカで盛り上げる訳です。曲はマイルス・デイビスの「ALL BLUES」。次々と繰り出されるヒット曲は、イントロが始まっただけで「ウオ~」となるし、大所帯のバンドがまたカッコイイし(キーボードだけでも2人はいました、女性と男性、どちらもFantomを使っていたのにも感動~。ちなみにスティービーの楽器はMOTIFの上にHOHNERのクラビネット、横にはグランドピアノと豪華~)
「MY CHERIE AMOUR」の1番をほとんどお客さんに歌わせていました。この曲、ほんとにいい曲なんですよね。転調するところが泣ける~。将来ライブでやりたい!と思いました。
このライブ、最大の見どころといっても過言ではないのが、「ISN'T SHE LOVELY(愛しのアイシャ)」の最初で泣いてた赤ちゃんが、何とコーラス隊として参加しているんです。いやはや何とも感慨深い。だから「ISN'T・・」のイントロが始まった途端、またぶわーっと涙が。何なんでしょう。普段だったら「なんや、親の七光りやんか」とか思ってしまうのですが、コーラス隊の1人という位置関係もスマートだし、そうか、この人って愛娘の顔を見たことがないんだ、なんて考えるとつい・・・。
今までスティービー・ワンダーの大ファンかというとそうではなかったのですが、今回このライブを観て、すごく自分の琴線に触れるサウンドだと感じました。テレビのライブ映像でここまで心を揺さぶられることって今までなかった。
今日の夕方、ちょこちょこっと観てまた泣けて来ました。同じ時代に生まれてこの人の音楽が聴けたことに感謝しつつ、ほんの少しでも近づけるといいな、と思います。
人の心を動かす音楽を発信していきたいです