いや~、行って良かったです~。「いきたい」と言ってくれた娘に感謝!
中目黒の街を盛り上げるお祭りの一環で、目黒出身の香織さんのライブが実現したみたいです。東急東横線の駅のすぐそばに中目黒GTという大きなビルがあり、そこの吹き抜けの地下でのライブでした。4時過ぎに現地に着くと、すでにステージ前の座席は埋め尽くされていたのですが、ステージ正面に大きな階段があり、そこからちゃんと見えるのでひとまず安心。座りながら観れるので子連れには本当にありがたかったです。マサさんやドラムのJさん、ベースの村田さんがセッティングをしてらっしゃいました。
実は以前から、中目黒には一度行かなければいけない理由があったんです。それはやはり小林香織さんのサイトで見つけたライブハウス「
楽屋」が中目黒にあるから。ここで香織さんは子供たちも一緒に参加できるライブをやってらっしゃって、しかも調べてみるとチケットのノルマがないとのこと。YAMAHAのグランドピアノがちゃんとあって、どちらかというとアコースティックなジャズ系の方のご出演が多い様子。これはもう私が目指す方向にばっちりなライブハウス!ダメもとでCDを送ってみようと思っているのですが、まずはどんなところか行ってみないと、と。そんな時にこのイベントがあり、開演までの少しの時間に地図を頼りに行ってみました。すると駅からわりと近いところに、カフェのような素敵なお店が。中ではリハーサルをやっていたので外から眺めて、10月のスケジュールをいただいて帰りました。楽屋さん、ご縁があるといいな。
さて、4時20分くらいにあたりをつけていた場所に戻ると、もうすでに階段にもたくさんのお客さんが。ああ~~、ちょっとステージから遠いけど、全部見渡せるしまあいいか。1曲目は前回8月にJZ Bratに行った時と同じ、アコースティックバージョンの「SHINY」でスタート。今回の香織さんは、ブーツにショート丈のジャケットでカッコイイ系スタイル。登場と同時に前の方のみなさんがいっせいにカメラを向けていました。いや~、やっぱフュージョン界のアイドルだわ~。こういったイベントには華が必要ですもんね。
目黒区民の人にだけわかるという夕方5時の合図の曲を、最初サックスだけで静かに吹いて、続いてバリバリのロック調で!面白~い。さすが
「目黒区が生んだスーパースター、小林香~織~!」(村田さんがリングアナ風に)
途中パラパラと雨が降って来て、機材にビニールをかけるなど、緊迫した?場面も(でも確かに電気系の楽器はすごく雨に弱いかも)
「WEST POLICE」でのマサさんのカッティング・ギター、シビれました~。いやいやもうほんと、聴いたことがないという方はぜひともお聴きいただきたいです。唯一無二のギタリストです、マサ小浜さんは。
今度12月に発売される香織さんの新譜はJ-POPのカヴァーなんだそうです。8月のライブでやったAIの「STORY」も入るそうで楽しみ~。本家ギタリストの演奏って、すごくオイシイ。そのアルバムの中からアン・ルイスの名曲「グッバイ・マイ・ラブ」を演奏してくれました。原曲とは違った、ぶっとい感じのアレンジで意外。サックスで歌モノをやると、一歩間違うとスーパーでかかっているBGMみたいになっちゃうので、アレンジはすごく重要だと思いました。どんな選曲のアルバムなのか、今から楽しみ。
いったんやんでいた雨がまた降り出して、1時間半のライブ予定が1時間くらいのところで「次が最後の曲です」となり残念。でもまるまる1時間、ゆっくり座りながら小林香織バンドの演奏が聴けるなんて、ファンにはほんとうれしかったです。娘も若干あきがきてたところだったので、うちにとってはちょうど良かったかも。ポップなナンバー「KIRAーKIRA」でお別れとなりました。ほんといい曲なんだな~、これが。曲が終わり、香織さんがステージを去っていく後ろでも、この曲のテイストに近い曲が演奏されていて、その時が「マサさんオンステージ」みたいな(笑)とっても短いんですけど、カッコイイんです。村田さんと背中を合わせてロックっぽくやったり。この時間が雨で省略されなくてよかった(笑)大きな拍手とともにステージが終了し、いっせいに撤収が始まりました。機材、大丈夫だったのかな~(私がもしFantomを外で弾いてて雨が降って来たら、そりゃもう慌てると思うので)
ほんといいものを観させていただきました。中目黒っていいところだなあ