学生のとき、たぶんラジオかもしくはアドリブで仕入れた情報だったのか、本多俊之というサックス奏者のデビューアルバムというので、2500円で購入しました。「シーウィンドが参加!」に魅かれて買ったのか、そのへんは定かではないのですが、たぶんそれもあったと思います。インパクトのあるレコードだったので、結婚する時処分したものもあったのですが、これは取っておきました。
つい先日、キングレコードのHPで、エレクトリックバードの初期のレコードがCD化され再発売になっていることを知り、前からずっと聴きたかったこの「バーニング・ウェイヴ」を早速購入。どうやらこのアルバム、新レーベルから出た記念すべき2枚目のレコードみたいです!何て貴重な・・・。1枚目は「増尾好秋/セイリング・ワンダー」と、レコードの帯に書いてありました。
今日届いたので聴いているのですが、ああ~、懐かしい!1曲目のイントロのチョッパー&ファンキーなカッティング、そしてキレのいいシーウィンドのホーン、そして聴こえてくる俊之の若々しいサックス!今聴いても本当にカッコイイ。途中、いかにもシーウィンド!というラリー・ウィリアムスのシンセが聴こえて来るし、今聴くほうがそういう楽しみ方ができます。それにしても高校生くらいの時に買って聴いていたんだとしたら・・・。なんちゅう渋い高校生や!と過去の自分にツッコミを。
その後ダンナさまがラジオクラブのCDを買い出すまで、本多さんのレコード&CDは買うことはありませんでした。自分で買ったのはこの1枚のみ。でもその分すごくよく聴いていたと思います。上田力さんのアレンジがすごいんだな~。当時はアレンジャーさんの存在についても、どこまでわかって聴いていたのかわかりませんが、ある意味この方のカラーが思いっきり出ているアルバムだということですよね。その後本多さんは「マルサの女」の大ヒットで、映画やドラマの音楽の方面へ行ってしまわれて、ちょっと寂しい気もします。
今のエレクトリックバード・レーベルをけん引しているのは、言わずと知れた我らがTRIX!そして神保彰大先生。そして櫻井哲夫さんの最新アルバムも。今までかなりの数のレコードやCDを買い集めて来ましたが、レコード会社やレーベルを意識して聴いてるのは、このキングのエレクトリックバードくらいです。コンセプトがはっきりしているのでわかりやすいし、何せ良いアルバムが多い!
やっぱり好きで~す
エレクトリックバードばんざ~い♪これからもカッコイイフュージョン・アルバムをいっぱい出してくださ~い。