時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

認知症を予防する MCIからの改善

2018-02-27 11:07:29 | 認知症
NHKで放送された “認知症革命 ついにわかった予防への道”
雑誌記者のYさん(63歳)、ある日ダブルブッキングに気づく。30数年続けてきたが初めてのミス、Tさんは悩みます。認知症ではないかと悩み続けて病院に行くことを決めます。専門医の診断の結果MCI(軽度認知障害)と告げられました。それを聞いたYさんは、認知症改善に取り組みます。
・ウオーキング 1万歩・筋トレ・食事 地中海料理・脳トレ・趣味 絵・趣味 楽器演奏・睡眠 (昼寝30分)これを毎日続けて、再度専門医の診断を受けると、MCIは改善されたと告げられる。

※これは軽度認知障害であれば改善できるという実例です。これらの対処方法は確実に認知症予防の効果はあります。これは普通の人でも認知症を予防出来ることを示してくれました。認知症は予防できるのです!MCIにおける対処方法は大事ですが、もうひとつ気になっていることがあります。何故、MCIになったのかと言うことです。認知症に関する本やネットの事例などを見ていると、生活の様子がおかしいので病院に行くと認知症と診断された。そこから介護の悩み、苦労の様子が詳しく書かれているが、私が知りたいのは認知症発症前の日常生活です。そこに認知症発症の要因が隠されていると思っています。このYさんも専門医の診断でMCIと告げられたとなっています。聞かされたのはそれだけですので推測してみました。
ここで問題は、ダブルブッキングのミスではないのです。年に関係なくミスは誰でも起こします。考えられないミスをした。これを年のせいだと考えても良いのです。駄目なのは、ボケたのか、認知症が始まったのかと悩む事です。認知症を認めたくない、誰にも相談出来ない。このYさんは画面を通して見ていると真面目で責任感も強いお方と見受けられます。認知症を疑うが病院に行かなければとも思うけど、行きたくない。心の狭間の葛藤が続きます。悩みはストレスとなって頭から離れません。考えていると夜も眠れません。睡眠不足が続きます。頭の働きが悪くなり、またも小さなミスをします。考え込んだ悩みのストレスと睡眠不足、これが一番問題なのです。

※働き続くていく中で初めての仕事上のミス、3回、5回と続けば問題ですが1回です。反省は必要ですがボケたのかと悩むことはないのです。悩みがストレスとなり、睡眠不足が続く、病院に行くまでの期間が長くなってしまうのが問題です。ミスを反省して笑い飛ばすか、悩み続けるなら早く病院に行けば良いのです。ただ認知症の場合は風邪をひいたから病院に行こうのようにはならないのが難点です。
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認知症を予防する MCI(軽度認知障害)

2018-02-24 10:54:04 | 認知症
認知症の前段階と言われる「軽度認知障害(MCI)の高齢住民を4年間追跡調査したところ、14%が認知症に進んだ一方、46%が正常に戻ったとの結果を国立長寿医療研究センター(愛知県大府(おおぶ)市に研究班がまとめた。MCIと判定されても改善する例も多いことを示す結果で、近く米医学会に発表する。研究は、認知症ではない65歳以上の同市住民約4200人を2011年から4年間追跡したもの。タブレット端末を用い、国際的なMCI判定基準をもとに約150項目に回答する形で認知機能を検査すると、当初時点で約740人(18%)がMCIと判定されていた。4年後に同じ検査を行うと、MCIだった人の46%は正常範囲に戻っていた。

以上がネットで掲載されていた記事の内容だが、ここではMCIだった人の46%の人たちが何故、正常範囲に戻ったのかは記載されていない。だけど何も対処しなければ、認知症の進行を防ぐことは出来ないはずである。調査のためのデータ取りであれば、研究班の人たちは認知症予防の対処方法については教えていないと思われる。ただ、検査内容の結果については「あなたは軽度認知障害です」程度は伝えていたと推測される。あとは伝えられたご本人が危機感を持ち、個人で認知症に関する資料を読み、食事管理、運動等予防に関する情報を生活に取り入れて実践された結果ではないだろうか!これはMCIの状態であれば素人の個人が、認知症を調べて対処方法を実践すれば認知症予防ができると考えても良いのではないだろうか。

※ここではアルツハイマー型認知症となっていないが、当然、約68%のアルツハイマー型が多くを占めているはずである。しかし、ここでは原因とされているアミロイドβの蓄積、海馬の萎縮について述べていない。つまりこれらに関係なく何らかの措置を行えば認知症の発症を抑えられると言うことになる。

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認知症を予防する 京都認知症母殺害事件

2018-02-21 09:48:40 | 認知症
京都認知症母殺害心中未遂事件
これほど悲しい事件が現代において起きたのが信じられません。防げなかったのでしょうか、二人を助けたいと応援する人たちは居たようですが無理だったようです。母と息子、私も同じような境遇だったのでこの事件は身につまされます。本当に助けられなかったのでしょうか!

“京都市中京区の職人の住む一画で生まれた片桐康晴の父は西陣織の糊置き職人をしていた。口よりも先に手が出るような厳しい人物であったようだが、康晴は父親を尊敬していた。康晴は高校卒業後、父の弟子となった。しかし呉服産業の不況により、35歳の時に職人を止めてホテルの警備員や電気製品の製造工、システムキッチンの組み立てなどに仕事を変えた。結婚はしていない。父親は1995年に80歳で亡くなり、この頃から母親に認知症の症状があらわれはじめる。事件から11年前のことである。
(本文より)“

◇お父さんは昔気質の頑固な職人さんのようです。康晴さんはそんな父親を尊敬しているようです。お母さんも康晴さんと同じ気持ちだったでしょう。お母さんは毎日、夫の身の回りを、献身的に世話をしていたと思っています。それまで尽くしてきた夫が亡くなった。夫の世話を長年続けていると、それが生きがいになります。生きがいを無くした喪失感で何も考えられなくなります。
これから先の事、本人は何も考えられません。誰かが次の目標を教えてあげなくてはなりません。これは息子の康晴さんの役目です。世話をするという思い出なく「母さん、まだ相手は居ないけど結婚したい、そのために仕事を頑張るから生活を助けて欲しいんだ!」お母さんの次の目標を教えるのです。これで状況は変わったのではないでしょうか!

※この康晴さんのお母さんは、父親が80歳で亡くなり、この頃から母親に認知症の症状があらわれ始まるとなっています。認知症は長い年月を掛けて生活をしていく中で少しずつ記憶力衰え発症すると言われています。それでは、短い期間では発症しないのでしょうか!若年性アルツハイマー型認知症の場合でも短期間で発症している可能性があり、人生が転換するような大きな出来事が発生した場合は、短い間に認知症が発症すると私は考えています。目標を見失い喪失感が始まった時から認知症も始まります。いかに早く手を打つかによって状況は変わります。
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認知症を予防する カレンダー

2018-02-20 14:08:43 | 認知症
カレンダーを10種類作っているのは、車椅子の老婦人に季節を感じて頂きたいからです。老婦人から認知症予防についいて大きなヒントを与えてくれました。話をしたのは一度だけですが老後の生き方を教えて頂きました。
実はもう一つのブログで発達障害の取組みについて載せていました。友人の息子が28歳になるのに、今まで一度も会社勤めをして働いたことがないと知りました。認知症も発達障害も同じ脳の問題です。彼をこのままにしておいて、認知症予防の活動を進めることはできません。しかし発達障害については何も知りません。発達障害を治せるなんて大それたことも言えません。ただ社会への自立、働くようになる手助けが出来ないか考えました。発達障害についてネットで色々なデータを集め、何とかなるだろうと思いました。パソコンでワードを教え、原付バイクの免許取得、カラオケ、ゴルフ、ボーリング、読書、映画鑑賞、将棋、釣りなど体験をさせました。これをエピソードとしてブログに掲載しました。1月末に、彼の父親から発達障害として僕のことを載せている。削除するように頼んでと連絡がきた。ブログに載せていることは話していない。エゴサーチで調べたのかとも思ったが、本名を使っていないので判らないと思っていたが甘かった。発達障害のブログを削除して発達障害の対策もこれで終わったと思った。友人には遊び相手になるとしか言っていないので、これで終わっても別に良いだろうと思っていた。発達障害のことは忘れようとしていた時に本人から電話があった。「カラオケに連れて行って下さい。お願いがあります。」翌日に3週間ぶりとなるカラオケに行った。「ブログは止めて下さい、走るスケジュール表を作って下さい」父親から本人が怒っていると聞いていたので、ブログの件だけと思っていたが、新しく頼んで来るとは思わなかった。ここで突き放すことはできないので、また再開することにした。

※認知症を予防したとしても、たまたまと言われては反論できない。発達障害は治せないが、改善させることはできそう。彼が働くようになるのが目標なので再チャレンジをしたい。

※発達障害のブログは中止、認知症の方も個人に関することは載せないようにしたい。









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認知症を予防する カレンダー

2018-02-17 10:12:36 | 認知症
毎月カレンダーを作っては誰かにプレゼントしている。足の不自由なHさんに3枚、友人に3枚、車椅子の老婦人に10枚、去年まで10種類20枚ほどだったが、今年から、子ども食堂に来る子ども達と大人の人たちにも渡すために30枚ほど追加することになった。ただ子ども食堂に来る人たちは、何人来るか決まっていないので困っている。もし足りなかった可哀想だし、余るとカレンダーが無駄になる。1月は5枚余った。折角作ったカレンダーを無駄にしたくないので考えたのが、最初に子ども食堂に配布して、余ったら老婦人、友人、Hさんと渡すように変えた。













※認知症予防には、運動・食事・頭のトレーニングが効果が有るとされている。その中でコグニサイズは、運動と頭を使った有効なトレーニングだと思っている。だがその先はどうなるのか、運動が出来なくなったらどうすれば良いのだろうか!
私にその事を気付かさせてくれたのが、車椅子の老婦人だった。運動しない人、出来ない人を認知症から守るのが最終目標となった。
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