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少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

認知症を予防する MCI(軽度認知障害)

2018-02-24 10:54:04 | 認知症
認知症の前段階と言われる「軽度認知障害(MCI)の高齢住民を4年間追跡調査したところ、14%が認知症に進んだ一方、46%が正常に戻ったとの結果を国立長寿医療研究センター(愛知県大府(おおぶ)市に研究班がまとめた。MCIと判定されても改善する例も多いことを示す結果で、近く米医学会に発表する。研究は、認知症ではない65歳以上の同市住民約4200人を2011年から4年間追跡したもの。タブレット端末を用い、国際的なMCI判定基準をもとに約150項目に回答する形で認知機能を検査すると、当初時点で約740人(18%)がMCIと判定されていた。4年後に同じ検査を行うと、MCIだった人の46%は正常範囲に戻っていた。

以上がネットで掲載されていた記事の内容だが、ここではMCIだった人の46%の人たちが何故、正常範囲に戻ったのかは記載されていない。だけど何も対処しなければ、認知症の進行を防ぐことは出来ないはずである。調査のためのデータ取りであれば、研究班の人たちは認知症予防の対処方法については教えていないと思われる。ただ、検査内容の結果については「あなたは軽度認知障害です」程度は伝えていたと推測される。あとは伝えられたご本人が危機感を持ち、個人で認知症に関する資料を読み、食事管理、運動等予防に関する情報を生活に取り入れて実践された結果ではないだろうか!これはMCIの状態であれば素人の個人が、認知症を調べて対処方法を実践すれば認知症予防ができると考えても良いのではないだろうか。

※ここではアルツハイマー型認知症となっていないが、当然、約68%のアルツハイマー型が多くを占めているはずである。しかし、ここでは原因とされているアミロイドβの蓄積、海馬の萎縮について述べていない。つまりこれらに関係なく何らかの措置を行えば認知症の発症を抑えられると言うことになる。

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