時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

認知症を予防する 人生100年構想

2018-02-13 09:41:07 | 認知症
人生100年時代構想について調べたのですが、政府のHPの前書きには、「一億総活躍社会実現、その本丸は人づくり。子供たちの誰もが経済事情にかかわらず夢に向かって頑張ることができる社会。いくつになっても学び直しができ、新しいことにチャレンジできる社会。人生100年時代を見据えた経済社会の在り方を構想していきます。」となっています。幼児期から人材投資をして高度学歴社会を目指し、頭脳で生産性向上をはかり、経済成長を促し、世界をリードする日本にしたい。大体こんな内容で私が思い描いていた内容とは、少しかけ離れていました。私は人生100年時代に高齢者はどう生きるべきなのかと政策を検討していると思っていました。

人生100年時代構想を調べていくなかで、こんな記事を見つけました。
“日本は2045年に平均寿命100年時代に突入すると言われている。”
2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳で、いずれも過去最高を 更新したことが27日、厚生労働省の調査で分かった。前年に比べ女性が0.15歳、男性 は0.23歳延びた。
2045年は今から27年後になります。1947年~49年生まれの団塊世代は71歳~69歳で、27年後は、団塊世代の96歳~98歳を中心にさらにそれ以降の老人が街中に溢れていることになります。
こんなデータがあります。年齢別認知症にかかっている方の割合。85歳以上から急激に増えて半分強が認知症になる。

こんなデータもあります。95歳以上の女性は10人中9人が認知症になる。

※長寿国の更新は喜ばしいことですが、半面、認知症大国という名もさらに高めることになります。このままでは、27年後の2045年、日本はどんな社会になっているのでしょうか、考えたくも想像したくもありません。
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