時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

認知症を予防する  都会と田舎・東京と大阪

2017-12-30 11:20:27 | 認知症
都会と田舎
田舎の自然の土や動物を通じた微生物への暴露が免疫力を高め、AD発症リスクを下げる。衛生的な環境や都市化がイコールAD発症リスクを高めているという説と、煌びやかな都会の様々な刺激が脳を活性化している。刺激の少ない田舎では脳の活動も少なくなり認知症になりやすい。と言う情報もあります。
しかし結果としては田舎よりも、東京、大阪などの都会の方が認知症高齢者数が多いというデータがありました。
2035年におけるわが国の都道府県別認知症高齢者数


地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
「認知症の総合アセスメント」より参照

このデータには元になる数字は記載されていませんでした。しかしよく見ると東京が一番のようです。以前、個人的に東京と大阪を認知症発症比較をしました。

東京と大阪
東京に暮らす人よりも大阪に暮らす人たちのほうが、認知症発症する人が少ないのではないだろうか!そんな気がします。
華やかな大都市東京、最先端のファッションの街、世界各地から選び抜かれたグルメが堪能できる街、春には都内に桜の名所での花見、夏には日本最大規模の花火大会、秋には都内で紅葉が見られ、東京近郊にはバラ園も多くあり季節を感じさせてくれる。冬には煌びやかなクリスマスイルミネーションが街を彩る。四季を通じて魅力的な催しが繰り返され、刺激が溢れ脳も活性化させてくれる東京!しかしそれを享受できるのは、お金があり、体力がある若い時だけである。物を買う時は価格を気にする年金生活、出歩く時にも気になる体力低下、面倒になって家に引きこもる老後の生活になってしまうと、ニュースで流される季節の移り変わりも楽しさからストレスに変わっていく。前には行ったけど今は行けない、見に行きたいけど見に行けない。華やかな大都市東京がモヤモヤとしたストレスが溜まる灰色の大都市に変貌する。

大阪には虎キチと呼ばれる人たちが多い、タイガースキチガイ!完全に差別用語だが本人たちは気にしない。それほど阪神タイガースを好きだということを誇りにしている。
タイガースが勝つことが日々の生きがいにもなっている。
タイガースの勝ち負けが生活に刺激を与えている。この刺激が認知症予防になっているのではないだろうか!
大阪は笑いの町、誰もが幼い頃から吉本新喜劇を楽しみ、笑いを刷り込まれて大きくなっている。今日も吉本新喜劇の舞台が町の中で繰り広がれている。笑いは人間にとって最高の健康サプリメントです。

※すべての東京の人、大阪の人がこのように生活しているとは思いません。大阪の方が東京よりも認知症発症する人が少ないという私の推論です。  
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認知症を予防する  世界と日本

2017-12-28 11:12:11 | 認知症
開発途上国と先進国の認知症発症の比較、それなりに納得できるデータだが、こんなデータも見つけた。世界の認知症人口の予測で、低・中所得国の伸び率が高所得国のおよそ倍になっている。認知症の発症が文明の発展による社会の複雑さが要因のひとつと考えていたので以外だった。ただデータ元がWHO(世界保健機関)であれば信じるしかないのか!



OECD加盟国の65歳以上の貧困率
日本の若者は高齢者は恵まれていると良く言っているが、世界的に見ると韓国・豪国・米国についで4番目の高い貧困率になっている。恵まれている高齢者を見ることは多いが、生活に困っている高齢者を見かけるのは少ない、これはお金がないから外出を控えているからです。日本の高齢者の貧困率19.4%で5人に1人が生活困窮者となる。これは、日本は高齢者の貧富の格差が大きいと言うことだろう。これが現在のデータならば、この貧困率はさらに大きくなっていく。なぜならば現代の正社員と非正規社員の格差が高齢社会へと続いて行くからである。日本は認知症発生の多い先進国、認知症発生の伸び率が高い低・中所得国に当てはまるのではないだろうか、認知症患者数の世界一日本はさらに記録を伸ばしていく環境になっている。


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認知症を予防する  世界の状況

2017-12-26 09:46:21 | 認知症


開発途上国と先進国の認知症発生比較を見ると、欧米などと日本を含む先進国が多く、開発途上国のアフリカ等などが少ないとなっています。

衛生的な高所得者という環境はアルツハイマー病(AD)の発症リスクになる。
英国の公衆衛生学専門誌に研究報告が載った(ケンブリッジ大学)全国民が清潔な水を利用できる英国やフランスは、半分にも満たないケニアやカンボジアに比べ、AD有病率が9%高い、また感染症が少ない国のスイスやアイスランドでは、感染症が多い中国やガーナより12%もAD有病率が高かった。
AD発症と強く関連するのは、上下水道など衛生設備、感染症、都市化のレベル。一つでもAD増加につながるが、これらの要因が重なると相乗効果で最大42.5%もの違いが生じるという。
衛生環境とAD発症の関連について研究者は、「土や動物を通じた微生物への暴露が減り免疫への刺激が失われた結果、免疫活性が弱まって免疫の尖兵である。“T細胞”を十分に作り出せなる。このT細胞の欠損は、AD患者の脳でよく見られる炎症反応と強く関連する」
以前の研究では、同じ国でも地方より都市部でAD有病率が高いことが示されている。さしずめ東京などはAD発症の温床ということになる。
衛生的な環境や都市化がイコールAD発症リスクというのは短略的に過ぎるが、免疫力の異常に限らず、運動不足や暴飲暴食など先進国の環境にはAD誘因が多いことは確か、時には額に汗して畑作り、なんて生活をするとAD予防につながるかもしれない。

※何となく理解は出来るが、納得は出来ていません。ただ国によって認知症発症に差があるというのは事実のようです。
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認知症を予防する  カレンダー 番外

2017-12-25 09:41:43 | 認知症
毎年、1月のカレンダー作りには悩みます。1月は咲いている花は少ないし、1月は年の最初の月なので地味な写真は止めたほうが良いと言われると、ますます悩みます。いくら悩んでも答えは出ない、開き直るしかありません。今回も華やかな写真を集めて作りました。











※この「認知症を予防する」もどうするか悩んでいます。
全国のお年寄りを認知症から守りたいというほど、お年寄りが好きではないし、百万人を認知症から守る新理論だといって、ノーベル賞を狙うつもりもない。
この「認知症を予防する」の掲載が終わった後をどうするか、まだ決めていない。結果が残らないのであれば、ブログを続けるのも時間の無駄になります。「認知症を知る」についてまとめた情報はパート1で終わっている。パート1を理解して頂き実践すれば認知症は防げます。
そこにアルツハイマー理論を否定するような考えが必要なのか苦慮中です。
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認知症を予防する  カレンダー

2017-12-23 11:48:47 | 認知症
毎月10種類ほどのカレンダーを作っています。部屋に貼ってあるのは1枚だけで、知り合いの男性に3枚、車椅子の老婦人に10枚差し上げています。
別にカレンダーを差し上げているつもりはありません。老婦人には写真を見て季節を感じて頂ければと思っています。
ところで、日本中、いや世界中の認知症の研究家、医師が認知症の予防について説明をする時には、食習慣、運動習慣、生活習慣が大事と言っています。中でも有酸素運動は認知症予防の効果は大きいと強調しています。それでは運動をしない人、出来ない人はどうなるのか、それを車椅子に乗ったお年寄りに言えるのでしょうか、一度、聞いてみたいです。










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