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認知症を予防する  中核症状と周辺症状

2017-12-08 09:48:34 | 認知症
認知症を発症すれば様々な症状がでます。物忘れ、判断力の誤り、性格変化、徘徊などが見受けられますが、医学的には発症したすべての人に見られる中核症状と、中核症状によって引き起こされる二次的な症状を周辺症状としています。



中核症状 ~周囲の現実を正しく認識できなくなります~
覚える、判断するなどの役割を担っている脳の神経細胞が失われて直接起こる症状です。
思い出せない、理解・判断できないといった、記憶障害や判断力、実行機能障害といったものです。病気の進行とともに神経細胞も失われていくため、中核症状は全ての人に見られます。



周辺症状:中核症状によって引き起こされる二次的な症状を「周辺症状」と言われてきましたが、近年は行動・心理症状「BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)」という名称が一般的になりつつあります。
周辺症状はその人のおかれている環境や、人間関係、性格・素質などが絡み合って起きてくるため、症状は人それぞれ表れ方が違います。



※認知症の早期発見には認知症チェックシートなどがありますが、大事なのは日常の会話、行動の変化を見落とさないことです。中核症状、周辺症状を理解して変化が見られれば、専門医に相談するなどの早期発見に繋がります。


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