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認知症予防 若年性認知症

2022-03-21 12:49:41 | 認知症
若年性認知症の世界的シンボル、クリスティーン・ブライデンさん
1949年イギリスに生まれ、学生時代から人並外れた優秀な能力を誇り、語学力においては世界でもトップクラスの成績を残し、オーストラリア政府の上級行政官として輝かしい業績を打ち立て、科学技術への貢献に対して国家公務員勲章を授与されている。
職場では理不尽な改革を阻止しようと奮闘し、報われない結果をストレスとともに受け入れ、家庭では暴力をはたらく夫をもつ妻として、また、3人の娘を守る母として凄まじいプレッシャーにさらされ、人生をやり直すために起こした離婚訴訟の真っただ中で悪戦苦闘している。
1995年、人の名前やスケジュールを覚えられず、娘たちを送迎する道も
    間違えるようになり、46歳でアルツハイマー型認知症と診断
    を受け退職。
1998年『私は誰になっていくの?―アルツハイマー病者から見た世界』
    を出版。
1999年ポール・ブライデンと50歳で再婚、クリスティーン・ボーデンか
   らブライデンに改姓。講演を行ったり多数本も出版。「できるこ
   とは奪わないでできないことは支援していく」と語る最高のケアー
   パートナーと出会ったことで人生が輝きを増します。
2000年に認知症擁護支援ネットワーク(DASN)を結成。
2001年に、ニュージーランドで開かれた「第17回国際アルツハイマー病
    協会国際会議」で、認知症の本人として初めて講演をしました。
2003年認知症の人として初めて国際アルツハイマー病協会理事になる。
2004年に続編である『私は私になっていく―痴呆とダンスを』を出版。
2004年10月の第20回国際会議・京都で開催では認知症当事者として自ら
   の思いや希望を発言。変革の先駆けとなった。
2017年4月26日から京都国際会館で国際アルツハイマー病協会(ADI)
   国際会議が開かれた。 22年間にわたり認知症とともに生きる
   クリスティーン・ブライデンさん(68)も参加しました。

『扉を開く人』クリスティーン・ブライデン〜認知症の本人が語るということなどの著書がある。

※オーストラリアのクリスティーン・ブライデンさんの近況はネットで見られませんが現在77歳になっています。現在、認知症の進行状況は判りませんが、46歳でアルツハイマー型認知症と診断を受けましたが2017年に京都国際会館の国際アルツハイマー病協会の会議で講演を行っています。軽度認知障害(MCI)の人は何も対策しないと70%前後の方が3~4年以内に認知症を発症します。しかしクリスティーン・ブライデンさんは22年間、認知症の症状が変わっていないことになります。その理由としては文章を考えて書く執筆活動、思い出をまとめてから話す講演活動、これが脳活として効果が現れているのではないだろうか。書いて話をする、これが認知症の進行を遅らせるのに効果があると思っている。

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