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新型コロナウイルス 京産大クラスター

2020-04-08 13:50:40 | 事件

新型コロナウイルスを見えない敵と言う専門家もいるが、ウイルスが海外から飛んできて日本に入って来たのではない。すべて人間が海外から持ち込んだものである。したがって感染防止には海外からの帰国者にどう対処するか重要である。
京都産業大学関連のクラスターには、判らない点も多いし大きな課題も見えてきた。
(1) 感染源となった患者の行動歴等
3月 2日 ~13日患者A(愛媛県),B(石川県),C(本市27例目)を含む4人で
イギリス,アイスランド,スイス,フランス,スペインに旅行
3月14日 帰国(関西国際空港)
3月19日 患者Cが所属するCゼミの卒業祝いの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋)
3月21日 患者Aが所属するAゼミの卒業祝いの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋,三次会:カラオケ)
3月22日 患者A,Bが所属するEサークルの懇親会
(一次会:居酒屋,二次会:居酒屋)
3月26日 患者Aの検査結果,陽性が判明
3月28日 患者Bの検査結果,陽性が判明
3月29日 患者Cの検査結果,陽性が判明
京産大の学生によるクラスター感染は先月14日、卒業生4人が、欧州旅行から帰国したことから始まった。4人のうち、後に感染が確認された愛媛、石川、京都在住の3人は19日、21日、22日に京都市内の飲食店で開催された卒業祝賀会とサークルの懇親会に出席。19日以降、17日間で感染は富山、滋賀、和歌山、大阪、兵庫、岡山、広島、香川、徳島、鹿児島の各県に広がり、5次感染を生み、同大関連の感染者数は69人に上る(5日現在)。
 19日の祝賀会に参加した京都府城陽市の20代女子学生の感染が確認されると、同居する50代の母親、20代の姉妹2人の感染も判明。また21日の祝賀会に参加し、感染した20代の男子学生が、23日に京都府井手町で開かれた交流会で役場職員らと接触。町職員やその家族を含む20人以上に感染が拡大した。井手町役場は本庁舎を閉鎖する事態に陥った。 「3人を起点に26人が2次感染し、3次感染以降で40人の陽性反応が確認されています。21日の祝賀会に参加した学生の知人の知人が市内の75例目で、4次感染にあたるとみられます。内訳は京都市が16人で、市を除く府内在住者が29人、他府県が24人です」(京都市医療衛生企画課)

京産大クラスターでは感染者は69人に上る(5日現在)。これを防げなかったのか!
帰国後14日以内で3回の懇親会、その後の集まりは信じられない。
① 空港での検疫検査は受けなかったのか!
② 検査を受けていれば結果はどうだったのか!
③ 税関で14日間の自宅待機を伝えなかったのか!
④ 海外からの帰国者情報は税関から京都府へ連絡はあったのか!
⑤ 京都府から京都市、京都産業大学への連絡はあったのか!
⑥ 京都市から帰国者への健康状態確認、自宅待機要請は出したのか!
⑦ 京都産業大学は集団の会合、会食中止を学生に伝えていなかったのか!
⑧ Cゼミの卒業祝いの懇親会の開催を知らなかったのか!
⑨ 海外渡航の当人は帰国後、14日の自宅待機を知らなかったのか!
⑩ 4次感染まで連鎖は続いているが途中で止められなかったのか!

※京都産業大学クラスターをニュースで聞いた時は、この時期に何故、海外旅行をしたのか、帰国後、1週間も経たない間に懇親会に参加するのか、これから学校を卒業して社会へ出る人間の行動としては考えられない。ぐらいにしか思っていなかったがテレビでは報道されない、その後をネットで知った。感染者は20数人ほどと思っていたが3倍になっている。未知のウイルスを予防するには、全容を知り問題点を見つけ対策をするのが重要である。この10の疑問点でNOはいくつあるか、今の段階では判らないが、いくつかはあるはずである。疑問点を考え見つけ出し自らの行動に反映させるのが予防にもなる。
コメント
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