時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

新型コロナウイルス 空気感染

2020-04-14 13:46:58 | 事件

新型コロナウイルスとは、感染経路を検証することが今後の予防、拡大防止に役立ちます。

新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)
発生:中国湘北省・武漢市
発生日:昨年12月8日に新型コロナウイルスによる肺炎を発症した患者が見つかる。
ウイルスのサイズ:100nm=0.1μm=0.0001mm
新型コロナウイルスの大きさは0.1ミクロンで、インフルエンザウイルスとだいたい同じでで、肉眼で見ることはできず、電子顕微鏡でないと確認することはできません。
 ウイルス自体は0.1ミクロンですが、ウイルスを含んだ「飛沫」は5ミクロンほどの大きさになります。5ミクロン以上の大きさの粒子を飛沫といいます。
そして、ウイルスを含んだ飛沫(水分)は重いので、1秒間に30~80cmのスピードで落下します。感染者が「ゲホゲホ」と咳き込むと、2m弱ぐらい先にまでウイルスが届く計算です。
「生きたコロナウイルスはエアロゾル化後、3時間まで生存することを突きとめた。銅(製物質)の表面では4時間、段ボール上では24時間、プラスチックやステンレス・スチールの上では2、3日の間、同ウイルスは生存していた」
長野保健医療大学の北村義浩教授は、次のように語る。 「コロナウイルスその他への実験で、紫外線を30分当てれば、ウイルスを無害化、除去できることが明らかになっています。 「一番は、手すりなどに付着したウイルスが除去され、接触感染を防げること。いまは2時間に1回消毒するなどして対応していますが、昼間はその労力を屋内に向けられるようになる。その結果、屋内での感染も減らせると考えられます。また新型コロナウイルスは、空気中でも生存できることがわかっていますが、結核などの空気感染する菌に紫外線が効果を発揮することは、疫学的にも明らかになっている。ですから、空気中のウイルスへの効果も期待できるかもしれません」 「4月に入ると紫外線に加え、気温や湿度も上昇しますが、4月の紫外線はまだ弱く、ウイルスを死滅させるには日光を1時間以上当てないといけません。しかし、6月になれば紫外線量が飛躍的に増え、実験室で使う紫外線と似た効果が期待できる。本格的に終息しはじめるのは5月末から6月頭だと思います。梅雨もウイルスの天敵で、物質の表面に付着したものは雨で洗い流されてしまいます」

政府が公布している新型コロナウイルスの感染経路(令和2年3月4日更新)
 現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳(せき)、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

感染経路は他に空気感染があります。空気感染する伝染病のウイルスは、飛沫の水分が蒸発して「飛沫核」となってもウイルスがしぶとく生き残ってしまうのだそうです。これが「空気感染」です。飛沫核は小さいし、水分がなくて軽いですから、空気中にふわふわと漂い、時に隣の部屋まで動いていくこともあります。ただ、今のところ、「空気感染」する伝染病は、3つしか発見されていません。 結核、はしか(麻疹)、水ぼうそう(水痘)です。これらは粒子が小さいので、吸い込むと気道にくっつかず、その奥の肺胞までいってしまいます。
厚生労働省は、新型コロナウイルスは空気感染しないと公表しています。
WHOの報告書でも「COVID-19の空中伝播は報告されていない」とあります。報告書に「エアロゾル」という言葉が出てきてしまったため、新型コロナは「空気感染」するんだ! と一時騒ぎになりましたが、どうも違うようです。エアロゾルというのは、空気中に漂う微粒子のことで、密閉空間では、この微粒子(エアロゾル)にまれにウイルスがくっついてしまうことがインフルエンザなどでも報告されているそう。そのことから、新型コロナでも念のため警告されているようです。

※個人的な推測
飛沫感染は感染者の飛沫(くしゃみ、咳(せき)、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。となっているが対面で話をしていて、咳やくしゃみが出そうになっても、そのまま相手に向かってしないでしょう。ハンカチやテッシュを取り出す余裕がなかったとしても、手で口を抑えるか顔を横に向けるかをします。したがって咳やくしゃみの飛沫が未感染者の口や鼻に直接届くことはないのです。普通に長時間話をしていると感染率が高いといいますが、相手との間隔が狭い場合でも70cmは空いています。飛沫感染は病原体に水分の付着したもので直径5μm以上の水滴のもの。重たいのですぐに落下し、飛距離は1メートル以内となっています。1m平行に飛ぶのではなく放物線を描くように飛ぶはずです。70cmの間隔があれば飛沫は顔より下に付着するかもしれないが口や鼻に直接入ることがないといえます。

接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど
外出して電車に乗っても座れるのでつり革を持つことはない、建物に入る時は自動ドア、エスカレーターに乗るときも手すりを持つ人は少ない。ドアノブを触るのはトイレに入った時ぐらいだが、出る時には手洗いをする。

ウイルス感染に誰もが注意を払っている。飛沫感染、接触感染を知っているはずなのに感染者は増え続けている。そうなると後は空気感染なのだがWHO、厚生労働省は空気感染を否定している。何故なのだろうか!空気が乾いていれば口からの飛沫は飛んでいる間に水分が減り軽くなります。飛沫核となり空中に漂っていれば近くの人が呼吸をする時に口、鼻に入る、そう考えれば同じ部屋に居たけれど感染者とは接触していない、近づいていないのに感染した。空気感染を感染経路の選択肢とするだけで経路不明の解明に役立つ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする