まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

シベ2を聴いた

2004年09月12日 14時17分28秒 | 音楽
 今朝NHK-FMでシベリウスのシンフォニーをやっていた。現在、私が目覚まし代わりにかけているCDがたまたまシベリウスの交響曲第1番で、朝、冒頭のところでまどろみつつも確かに消したつもりなのに、まだどこかで鳴っているような気がして、目が覚めたら隣の部屋で親が付けていたラジオからしシベ1が流れていたのである。

 シベ1が終わると指揮者紹介があり、解説者の黒田恭一氏から指揮者とオケの紹介があった。指揮者は、スコットランドのシックスティーン・ナンタラという人らしいが、正直誰それ?って感じである。けれど、古い録音で全体的に音質は良くないにもかかわらず、ものすごく情熱的な作品に仕上がっているのに感動した。

 続く、第2シンフォニーもなかなか聴き応えがあった。個人的にはこの第2交響曲は今までどの演奏を聴いても第一楽章がとても緩慢な気がしてあまり好きではなかったのであるが、初めてこの曲に対して心躍る思いをした。

 音楽史的にはシベリウスはスメタナと同じ国民楽派に分類され、「音楽によって民族独立の手助けをした人」であるということになっている。彼の主要作品の中には、映画「ダイ・ハード」で効果的に使われた「フィンランディア」やフィンランドの民族意識に訴えた「エン・サガ(ある伝説)」などと共に、この交響曲第2番も挙げられている。フィンランドでは、このシベリウスの業績を讃えて「英雄」と呼ぶ人も多いらしいし、独立記念日では各地で「フィンランディア」が流されるらしいが、また一部の人々に言わせると「あいつは、(世渡りが)うまい」という話になるらしい。つまり、わざと、民族の独立に重ね合わさるような曲を発表して地位と名誉を勝ち取った音楽家ということになるらしいのだ。つまり、曲自体が冗長でヤラセっぽいってことですかね。

 ところで、この指揮者なんで「十六」って名前なんだろね?日本でいうところの「一(はじめ)」とか「一二三(ひふみ)」「五十八(イソヤ)」みたいな感覚なんでしょうけれど・・・ちなみに、「ナンタラ」は聞き取れなかったための表現で実名ではないことをお断りしておきます。

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7 コメント

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Unknown (みゃー吉)
2004-09-13 22:12:20
「シベ2」の文字を見て「シベリア超特急2」が

頭に浮かんでしまいました。

なんかくやしいんで「シベ2」で検索かけたら

「シベリア超特急」がトップに出ました。

なんだ、合ってんじゃん。
シベ超 (まっしゅ)
2004-09-13 22:34:53
シベ超はあまりの下らなさにシベ1で完全ノックアウトでした。もう続編のシベ2以下を見る気力も残っていません(^^;)



超シベ超 (みゃー吉)
2004-09-14 00:04:37
見たんだ・・・

勇気あるなぁ・・・
Unknown (まっしゅ)
2004-09-15 23:55:34
冒険・話題性・大いなる後悔



以上三つの感動を味わうことができまするぞ。
Unknown (きよた)
2004-09-17 18:59:21
済みません…

私もタイトル見て『シベリア超特急2』かと思ってしまいました。

『シベ超』は噂と見た方のコメントでお腹いっぱいになり、見ていません。

でも「大いなる後悔」ってのに、ちょっと惹かれましたわ。

見ちゃおうかなぁ…
Unknown (ikko)
2004-09-17 20:48:12
ワタクシは・・レンタルビデオ屋で

ちらっと見ただけで、

いっぱいいっぱいでした。

はるおさんのアップがちょっと・・
Unknown (まっしゅ)
2004-09-17 22:56:01
食ワズ嫌イモ、



「シベ超」ダケハ



『食ワズガ正解ナリ』



コレ、真理アルヨ♪

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