まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

早稲田交響楽団を聴きに行ってきた。

2015年11月29日 20時42分26秒 | 音楽


中野ZERO大ホールで安価な入場料の催しがあったら入りたいと思っていたところにこのチラシを見つけてフラフラと入場を試みる。



開場時間の30分前に辿り着くも、すでに100人以上の方が並んでいて、私が並び始めたわずか数分後には2階ロビーから階段、1階ロビーを経て建物の外へと連なっていく長い列に驚かされた。まずはもらったプログラムにビックリ!!何と持ち運びに便利なA5サイズ。他の催しのA4チラシは丁寧に半分に折られパンフレットに挟み込まれている。これすごくいいよ!!




今回は全体が見えるように2階席からの観覧を試みる。予備知識があまりなく望んだ早稲田交響楽団の演奏会。プログラムの早稲田大学総長の挨拶には1913年設立、本学学生約300人から構成・・・とあり、また楽団指導陣のページには名誉指揮者として、大友直人氏、高崎健氏、山下一史氏とそうそうたる方々のお名前が記載されている。


そして驚くべきことに、このあと、12/2と12/10にもまったく異なる曲目での演奏会を控えていることである。あんたらプロ化か?と思えるほどの過密スケジュールである。300人も楽団員がいるとなると3班構成や3群構成だったりするのかな??



演奏の方はというと、モーツァルトの音楽にはモーツァルトっぽさが、カバレフスキーの音楽にはロシア臭さが、そしてドヴォルザークの音楽にはドヴォルザーク臭さが感じられ、楽曲の醸し出す表情としてはプロ顔負けのダイナミクスを演じていたと思う。特に弦楽器、良くなっていたなあと思った。そして、アンコールの選曲も良く、何でも弾けるオケみたいな印象を持った。ホルンとトロンボーンが少し危なっかしかったけれど、弦楽器とパーカッションが良かったので大満足である。12/10に東京オペラシティで開催される冬季特別演奏会が4500円のSS席と3000円のS席が既に完売となっているのもうなずけるような気がする。


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