まっしゅ★たわごと

街歩き、建築、音楽、フランス、それに写真の話題を少々

イタリア紀行☆2013☆【10】~ベネチア《2》~

2013年07月17日 22時16分05秒 | イタリア





それぞれ別の船で運ばれてきた我々とスーツケースはホテルに入るのに、地上の入り口ではなく運河に向かっている別の入り口から入館することになる。これもまたベネチアならではの醍醐味であり演出であるのだと思う。





だがしかし建物の方はと言うと、既存の建物をだましだまし使っているような雰囲気で、





エレベーターのサイズが右と左とでかなーり違っていて、狭い方は2人は入ったらいっぱいな感じの奇妙なエレベーターがあったり、





ロビーからホテルの部屋に行くのに妙に中途半端な階段を昇って行ったと思ったら





またその先に謎の階段があって、更に登りきると





先にエレベーターで昇っていった他のツアー客の人たちが見知らぬ階段から降りて来たりと





まるでドラクエのリアルダンジョンというか、リアルお城の中を歩いているようで面白かった。





しかも部屋番号は階数と全くリンクしていないらしいし。。。





迷いに迷った挙句にようやく部屋に到着!!





このホテルに宿泊された他の方のブログ記事を読んでいて戦々恐々としていたけれど割と立派な部屋なので安心した。





リバーサイドではなかったけれどもベネチア本島での宿泊は是非ともしてみたかったので満足である。





ホテルの浴室とトイレ。





アメニティグッズは他のホテルよりもしっかりしていると思ったけど、実はホテルのティッシュが・・・





この手のひらサイズの箱しかないことに驚かされた。これなら日本の街頭で配られる無料のポケットティッシュの方が3-4倍くらい多いぞ!!





夕食の時間まで少し時間が空いたので、添乗員さんと待ち合わせをしてサンマルコ広場にある鐘楼を登りに行くことにした。

つづく
イタリア紀行☆2013☆【11】~ベネチア《3》~

イタリア紀行☆2013☆【09】~ベネチア《1》~

2013年07月17日 21時48分09秒 | イタリア



ミラノからベネチアに至るまでの道中は添乗員さんの歴史談義を子守唄に耳を傾けながらバスの車窓を眺めていた。





添乗員曰く、先月は普通に通れていたという道がいきなり封鎖になっており、三つのロータリーを駆使して今までやってきた道を少し戻ることになった。イタリアもフランスと同じくほとんどの交差点はロータリーとなっているので、大型の観光バスもどこかの路地で切り返すことなくロータリーを利用することで常に前進しながら道を行ったり来たりすることができるので便利だと思う。





途中、使われていない貨物線と交差する。かつてはこのあたりから船積みをしていたのだろう。





気を取り直してベネチア本島に向かう。日本の観光バスの運転手さんってしがないサラリーマンみたいなおっちゃんがやっていることが殆どだけど欧州のバスの運ちゃんて、筋肉ムキムキでイケメンの若い兄ちゃんがやっていることが多いなあと思う。





ベニスとベネチアの違いを添乗員さんに教えていただいた。ベニスは英語で、ベネチアはイタリア語。今さら聞けなかった小ネタで助かったっす。





本島には大型の豪華客船が停泊していた。





新交通システムの終点あたりにバスの停車場みたいなところがあって、





そこから人は水上タクシーに、スーツケースは後ろの赤と青の小舟で目的地まで運搬されることになっている。





スーツケース運搬船へはこのベルトコンベアに載せて積み込みを行う。







水上タクシーでどんどん運河を下っていく。すべての景色が初めての視点でものすごく楽しい。





これらの景色はまた、ディズニーシーのようであるが、それはもうイワズモガナといったところだろう。だがしかし、本物の迫力は作り物のそれらとはスケールが違うね!





舳先に乗ってご主人さまと一緒にクルージングを楽しむワンコ。





おびえるどころか楽しみながら乗っているように見える。きっと日常使いの光景なのだろうなぁ。





ターミナルからホテルへは細い運河を通ってショートカットをしているためリアルト橋の下は通らず、更にリアルト橋の手前で、これまた細い運河に入るためリアルト橋観光はお預けである。ちなみに「リアルト橋」を変換しようとすると「リアル飛ばし」となる。まさに、リアルなリアルト橋を飛ばされたのでリアル飛ばし状態なのである。





この相互通行の運河には出会いがしらの衝突防止のためか、T字路にカーブミラーが設置されている。





なんか街の道路と同じなので面白いなあと思う。





そうこうしているうちに今夜の宿泊先ホテルであるボンベッキアーティ前に到着するのであった。

つづく
イタリア紀行☆2013☆【10】~ベネチア《2》~

うみえもいくし☆うみへもいくし《後編》 “Suma no umi e”

2013年07月17日 20時42分42秒 | おすすめ



umieのButterでお腹を満たした我々は、いざ須磨海岸へと向かった。今月末まで海に放たれているイルカくんを見に行くためである。





だがしかし、最寄駅の須磨海浜公園駅ではなく、もうひとつ先の須磨駅で降りてしまった我々はコアラのようなカオをした公衆便所の前をエッチラオッチラ歩きながら須磨水族園を目指してひたすら須磨海岸を歩いたのであった。ところが!イルカくんたちのもとに辿り着いた我々に、容赦のない現実が立ちはだかったのである。





只今の到着時刻は16:15・・・えええ???時間制限あんの???
近くにいた潜水服のようなものを着た係員に尋ねてみると、少し沖の方を指して「あのイケスの中に戻しました」とのこと。





あのイケスですか。。。そのまま帰るのも何だか勿体ないので海岸線に向かってみると、





砂浜には波に打ち上げられた可哀想なクラゲくんたちがいた。





真夏の日差しの下、こんなところにずっとおったら干からびてしまうぞよ。と思いつつも・・・





そのクラゲの無念さをビジュアルで表わしてみたくなった。





熱中症にならないよう頭髪も・・・いやこの髪型じゃない。。。





こっちの方が良いかなぁ、





鼻はコンパクトでインパクトのある色にしてみよう。。。とかやってたら





いつのまにかヒト型汎用クラゲ(???)になっていた。





周りの景色も入れていろいろと撮ってみるも、生き倒れクンみたいなので





ちょっとベッドを作ってやったり・・・これなら日光浴しているように見える??





こんな不毛な撮影大会をしている傍らで、妻はせっせとクラゲくんたちを並べてナイステイストな写真を撮っていた。
かなーり上手いんですけど。。。(汗)

おわり

うみえもいくし☆うみへもいくし《前編》 “Butter de umie”

2013年07月17日 20時19分04秒 | おすすめ



せっかくの平日休みを利用して、土日祝日には長蛇の列となっているButterに行くことにした。梅田や淀屋橋のButterは平日の昼間でも混雑してそうだから穴場狙いでumieに行ってみたのだ。他のお店は全然余裕で入れそうなのにButterだけは。。。恐るべしButter!!





けっこう長い時間並ぶのかなあと思っていたけれどもちょうど、お昼ごはんを終えた人たちが立ち続けに退店されたので、





あれよあれよというままに入店することができた。





窯出しパンケーキの方はトッピングありにしたけど、ベリーソースがのっぺりと載っていてパンケーキ生地の質感がまるで分らなかった。次回行くならプレーンの味を楽しんでみたいところ。





逆にノーマルパンケーキの方はプレーンにして正解!バターのマイルドな味と、ふわっふわに泡立てられた生クリームがホッカホカのパンケーキの上でトロリと溶け合い、そのまま口の中でもシュワーっと溶けていくさまが快感で美味しかった。





男女比率は9割以上が女性だったけど、アンパンマンミュージアムが近かったせいか、泣き叫ぶガキんちょが多かった。どうやら乳飲み子たちの口には合わないらしい。

つづく

イタリア紀行☆2013☆【08】~ミラノ《後編》~

2013年07月17日 10時21分10秒 | イタリア



お昼ごはんは、ミラノ名物のリゾットと





ミラノ風カツレツ





それにプラスチック片入りのチョコレートシュー





ちなみにこれがプラスチック片。





ミラノから高速道路に乗ってベネチアに向かう途中、空港のそばを通り過ぎる。国際空港いう名称がついているけど、







降りてくる機体がみな、知らない会社の小型機ばかりやった。





建設中?解体中?建設途上で建設中止?





高速道路から時折見える集落には必ずフォトジェニックな教会が建っている。こういう村にもひょこっと立ち寄ってみたいものである。





廃屋?もまた絵になったりするのである。次は、ようやくベネチアの記事!!

つづく
イタリア紀行☆2013☆【09】~ベネチア《1》~
イタリア紀行☆2013☆~目次~

イタリア紀行☆2013☆【07】~ミラノトラム《2》~

2013年07月17日 10時06分06秒 | イタリア



一つ前の記事のミラノトラムの続き。







先の記事では前面デザインの左右非対称性について触れたが、これは終点駅でループ運行をすることで常に乗降口が進行方向向かって右側に来ることが保障されていることと何か関係があるのだと思う。





このカーブの手前は赤い柵が施されていて





歩行者立ち入り禁止の軌道専用レーンが設けられている。







が、どう考えても解せないことが一つある。





なぜ、この場面で時計回りでループしないといけないか?ということである。





これは、黄色いループラインが本線から分岐するところの線形。





本線から別れたすぐのところで、ラケットの付け根みたいなところで、出入線双方の線路がねじるように交差しているのである。





少なくとも、反時計回りの運行をするのであればこの無用で複雑な線形は回避されるわけで、でもそれをしていないのは、きっと何か理由があるのだろうなあと思う。





ちなみに石畳と線路の関係はこんな感じ。もとからあった石畳の上に線路だけ施設したかのようなすっきりしたデザインになっている。





ヌオーヴァー門をくぐり抜けて左前へ折れると







前の後ろも行き先のない「線分」というにふさわしい線路の遺構が残っている。





一瞬、何だこれは?と思ったけれど、帰宅してグーグルで調べてみると、





以前は、カブール広場から直進し、ヌオーヴァー門をくぐり抜けてアレッザンドロ・マンゾーニ通りに向かう線路と右折して先ほどの「線分」方面に延びる線路があったことがうかがわれる。





ちなみにカブール広場方面への線路もここで消えている。





完全に線路が引きはがされるとこうなる。





昔から線路を作っては撤去し、それを繰り返しているみたい。バスであれば簡単に運行経路変えてしまえばいいけれどトラムはそうはいかないから大変かもね。





ここもカーブを描いた線分。バスで2回ほど通ったけどどこなのか不明。





右上に延びる複線の線路が左上に延びる単線の線路の前で途切れているが、その単線の線路もまた歩道の前で途切れている稀有な光景。





本当は歩道の先で大きなループを描いていたのだろうね。





この複線も赤い看板の手前で途切れている。(ここもどこか不明)





これは建設中の線路かな。





旧型車両のラッピングは少しいただけない感じがする。





ミラノトラムの写真集とかあったら見てみたいところ。。。それかミラノ市内を一日かけて歩きまわってみたいと思った。

つづく
イタリア紀行☆2013☆【08】~ミラノ《後編》~

イタリア紀行☆2013☆【06】~ミラノトラム《1》~

2013年07月17日 00時47分01秒 | イタリア



ミラノ《後編》に進む前に少しミラノトラムの写真の記事を2つばかり書いておこうと思う。けれど、バスの車窓経由だから正直どの辺りで遭遇しているのかよくわからない部分も多々有りご容赦をば。





バスの車窓からトラムの線路と車体を見たときには、ちょっと感動したっす。これは比較的新しめの車体。





こちらは旧来から走っている古い車体。







レプブリッカ広場の交差点から南東方向を望む。







レプブリッカ広場の交差点の南側からスカラ座方向に向かう線路。





これはどこだろう??








チュラーティ(Turati)通りの旧モンテカティーニ宮付近。





絵画調で撮っても何とも絵になりますなぁ。





モンテ・ディ・ピエタ(Monte di Pieta)通り付近の廃線跡。






枝線の先が石畳からアスファルト舗装に切り替わるところで途絶えている。実はミラノにはこういう線路がたくさんある。





ドゥオーモ南西側の角にて。





柵も何もないところでいきなり現れるところがダイナミック。





歩行者と接触事故とか起きていないのかどうか不明だけどかなりスリリングなところを走っているような気がする。





最後尾車両の顔。





前と後ろで顔が違うのも不思議な感じだけれども、よーく見ると前と後ろの顔がそれぞれシンメトリー(左右対称)に作られていないのも、かなり気になるところ。きっとちゃんとした理由があって合理的にデザインされているのだろうね。機会があれば車内の様子も見てみたいところである。

つづく
イタリア紀行☆2013☆【07】~ミラノトラム《2》~