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とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

消滅する自治体

2024-05-06 17:26:40 | 社会
民間の有識者グループ「人口戦略会議」は全体の4割にあたる744の自治体が「最終的には消滅する可能性がある」とした分析を公表したという報道がなされていた。この「人口戦略会議」は何を言いたいのだろう。

基本的に少子化が進み、人口は減少傾向にあるのは今更言うまでもない。そして若者はどんどん都市に移り住み、地方の過疎化が深刻になっていることは、この方たちに言われなくても分かっている。しかしどうしようもない現状なのであり、地方に住んでいる者は、日々その苦しみと戦っているのである。

「人口戦略会議」の人たちはその地方住民の心の傷に塩を塗り付けただけだ。

そもそも少子化がどうして始まったのか。そしてそれに対しての対策がどうして打てなかったのかをしっかりと分析していただかなければ話は進まない。そしてその分析をもとに、どう対応するのがいいのかを冷静に目に見えるように議論してほしい。

議論も何もなく、雰囲気だけでいつの間にか決まっているこの国の状況が変わらない限り、何も解決しないのは明らかだ。
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映画『リトル・エッラ』を見ました。

2024-05-03 06:56:47 | 映画
映画『リトル・エッラ』を見ました。不器用な女の子のほほえましい成長物語でした。

エッラはサッカー好きな女の子です。エッラはおじさんのトミーが大好きです。トミーを独占したくてたまりません。両親が旅行にでかけるので、トミーと一緒に過ごそうとします。ところが、トミーの恋人スティーブがやってきます。エッラにとってスティーブは邪魔な存在です。そこでスティーブがとんでもないいたずらをしかけます。

そのいたずらがひどすぎます。ネズミをカバンの中に入れたり、最後にはスティーブの髪の毛にバリカンをいれてしまいます。絵本が原作のようなので、絵本のなかではお遊び的で許されるようないたずらなのかもしれませんが、映画でそれをやるとちょっといただけません。そしてそれをやさしく対応する大人もさすがにスウェーデンという感じなのですが、私には違和感を覚えます。

そのいたずらのおかげでトミーとスティーブの関係がおかしくなります。しかしトミーもスティーブは本当にやさしい人です。エッラはふたりのやさしさに気付き、ふたりをもとのさやにおさめようとします。この成長がほほえましい。

やさしい時代の、ドタバタメルヘンです。
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岸田総理は解散を選ぶべきだ

2024-05-01 18:46:26 | 政治
 自民党が3補選で不戦敗も含めて全負した。予想通りなので、慌てたそぶりを見せずに平気な顔で、政治資金規正法の改革案も適当に出そうとしている。そしてそれ以上に田崎史郎氏をはじめとする自民党応援団は、自民党内の権力闘争をあおり、党内の政局に注目させようとしている。

 違うだろう。政治資金規正法の改正案をしっかりと論議して、今出ている多くの問題を解決できるような改正案を作るように促すのが政治評論家の務めであるはずだ。逮捕されなければ何をやってもいいという状態を終わらせるような改正案が必要なのである。

 そしてその改正案が成立した時に、岸田総理は解散すべきだ。

 今の政治不信は、統一教会問題、裏金問題、安倍晋三氏の関わったモリカケサクラ問題など、権力者が好き勝手にやって選挙の結果をゆがめるようなことにまでなっているという民主主義の危機の問題から生じているのである。

 岸田氏が民主主義を守るつもりならば、厳しい改正案を作り成立させ、これだどうだと解散するしかない。それが正しい政治家の在り方である。
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