とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

天ぷらといえばキス天

2019-08-19 18:19:16 | お題
 私にとっての天ぷらはキス天である。他のものでも天ぷらは好きなのだが、キス天は特別である。小さい頃の思い出が詰まってしまっているので、もはや別格の位置にある。キス天のない天ぷら盛り合わせはあってはならない。

 
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ナショナルシアターライブ『アマデウス』アンコール上映を見ました

2019-08-18 08:46:49 | 演劇
 シネリーブル池袋でナショナルシアターライブの『アマデウス』のアンコール上映を見ました。演劇の本場であるイギリスのレベルの高さを実感できました。

 ナショナルシアターライブというのは、ロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターが行っている企画であり、ナショナル・シアターその他の上演を世界中の映画館やアートセンターで上映するというものである。日本でもいくつかの映画館で上映されている。『アマデウス』はかつて映画にもなった作品で、日本で上演もされているのはご存じの方も多いであろう。アマデウス・モーツァルトとアントニオ・サリエリの人生の史実を大きく脚色した作品である。2017年2月2日に上演された作品を、日本では2018年に上映したが、そのアンコール上映をみることができた。

 天才であるが、「空気が読めない」モーツァルトと、才能がないがすでに地位を得てしまった宮廷作曲家のサリエリの葛藤を描かれる。特にサリエリの嫉妬心は誰もが持つものであり、その嫉妬心のために多くの過ちをしてすまう。過ちまでいかなくても、嫉妬心を持つことさえ人間的に醜いことである。かつての醜さがのちに自分を苦しめることになる。サリエリの苦しさが切実に伝わる作品であった。

 アンサンブルの見事さがさすがに演劇の国だと感じさせる。他の作品も見てみたいが、今は東京に来るしか見ることができない。地方でも時々上映する機会があればいいと思う。
 
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日韓問題について改めて考える

2019-08-15 20:31:36 | 政治
 安倍政権が韓国に対して強硬的な「反韓」政策を鮮明にしている。私はこの状況を危惧する。外国との関係が感情的になってしまうことが戦争への道である。感情的にならずに問題を解決していくのが外交である。安倍政権にはもう一度原点にもどって冷静な対応をお願いしたいし、マスコミもあおらないようにしてもらいたい。

 安倍政権が韓国を輸出に関するホワイト国からはずした。これは報復ではないと政府は説明している。しかしこの説明は無理である。誰がどう見ても韓国のこれまでの反日政策に対する報復である。報復であることの根拠となるのは河野外務大臣の言動である。河野外務大臣は、いわゆる徴用工を巡る問題について報道カメラの前であえて韓国側を強く批判する発言をした。これはマスコミに大きく取り上げられた。あの態度は日本が韓国に対して感情的になっていることをしめしている。

 確かに最近の韓国の日本に対する言動はひどいものだった。特に韓国海軍レーダー照射問題は許されない行いであり、このままうやむやにしてはいけない事例である。しかし感情的な対立になってしまっては、問題の解決が難しくなるだけである。両国は大きな痛手を負うだけである。

 冷静に見ておかなければいけないのは、日本政府の韓国に対する強硬態度はあきらかに参院選対策であったということだ。韓国を敵国にすることによってナショナリズムを刺激して支持率を上げるという政策だったのである。そもそもの原因は韓国側にあったとしても、それを感情的な炎上状態にしてしまったのは安倍政権の選挙対策としか思われない姑息な手段だったのだ。

 安倍政権は対ロシアで大失敗し、対中国でもうまくいっていない。アメリカに対してはご機嫌取りばかりであり決してうまくいっていない。安倍首相は外遊も数多く行っているので地道に築き上げている部分もあり、これから成果があがることもあるのだろうが、現状では今一つである。そのマイナス評価をプラス評価に変えているのが韓国に対する「反韓」外交だったのだ。しかしこれは絶対にやってはいけないことだ。

 きのうBSフジの「プライムニュース」という番組を見ていた。出演者によっては偏向的内容になってしまうこともある番組だが、昨日の内容はよかった。出演したのは田中均元外務審議官、藤崎一郎元駐米国大使、宮本雄二元駐中国大使である。冷静な議論を聞かせてもらい勉強になった。こういう番組を期待している。

 今日は終戦の日だ。国家的興奮は戦争につながる。心を静かにしてよく見ていこうと思う。

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大学入試センター理事義本博司様 しっかりとしてください

2019-08-14 15:25:22 | 教育
 日本教育新聞社と株式会社ナガセが主催する『夏の教育セミナー』に参加した。内容は新共通テストを中心とする2021年度大学入試についてである。基調講演は大学入試センター理事義本博司氏が行った。2021年度入試の変更点についての説明である。この講演はとてもひどいものであった。まだ不明な点が多すぎるのである。来年度には新テストが始まり、大学入試が大きく変わるのだ。その全貌がいまだにつかめない状況なのだ。このこと自体常軌を逸している。それなのに義本理事は反省している様子もなく偉そうに説明を繰り返している。

 例えばどのように共通テストや英語の民間試験を使用するか大学側の対応が遅れている。それに対する質問に対して、大学側のせいにしているとしか思えない回答をする。あるいは英語の民間試験を行う業者の対応も遅れている。それに対する質問に対しても業者のせいにする回答をする。こんなバカな話があるのだろうか。対応の遅れはすべて大学入試センターのせいであり、文科省の無理で性急な方針のせいであるのはあきらかなのだ。義本氏はその中心的な役割の人物ではないか。

 あげくの果てに大学入試改革については筋を通そうと頑張っている東北大学に対して、質問を繰り返していた。内容自体は過激なものとは言えないが、東北大学の対応に対する反論ともとれるものであり、圧力としか思えない。

 私はこのブログで繰り返し言っているが、大学入試改革の方向性は決して悪いものではないと思っている。しかしこの強引なやり方は受験生を犠牲にするものであり、多くの問題が生じるのは必至であると考えている。現に現場はすでに混乱の中で対応の仕方に悩み、みんなが苦しんでいるのだ。こういう状況を作ったというだけで大学入試センターや文科省は大いに反省してもらわなければいけないのだ。

 他人のせいにするな。自分の責任をよく考えた言動にしてもらいたい。
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『ひるおび!』は天気と韓国ばっかり

2019-08-13 15:19:23 | TV
 夏休みの間だけの話だが、昼休みになぜかテレビを見る機会が増えた。『ひるおび』という番組がかかっている。この番組、なぜか天気の話ばかり永遠とやっている。天気の話なんて長い時間やっても視聴率があがるはずがないのに、と思っていたが、なぜか『ひるおび!』の視聴率はよいのだそうだ。

 確かに天気は我々にとって大切な情報だ。しかしそれをあんなに毎日長い時間やっているというのはなんなのかわからない。インターネットで検索してみると、この番組は昔から天気ばかりだったそうだ。世の中の常識がわからなくなる。

 そしてしばらくたつと韓国の話題にうつる。韓国がどうしたこうしたと、どちらかというと韓国をバカにしたような論調の内容だ。確かに韓国のここしばらくの日本に対する態度には許しがたいところもあるが、他国をこんなにばかにしたような論調の番組を作っていいのだろうかと感じてしまう。そして番組内にはそれに対して異論を言う人間もいない。平和に、和やかに、他国をバカにするのである。どっちもどっちである。

 こういう能天気な人たちがテレビを作っている。インターネットテレビも普及し始めた現在、NHKもいらないが、民放ももはや使命を終わったと言ってもいい。
 
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