とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

安倍晋三氏は一体何を謝ったの?

2019-12-14 07:07:37 | 政治
 安倍晋三氏が発言した陳謝したという。
 
 「モリカケ問題。今年の春は統計の問題。この秋は桜を見る会。政策論争以外の話に多くの審議時間が割かれてしまっていることを、国民の皆様に大変申し訳なく思っております」

 さてこの発言は何だったのか。実は安倍氏はこの発言で何を謝っているのかがわからない。表面だけ聞くと自分が起こしてしまった問題によって国政に迷惑をかけてしまったと、自分のいたらなさを謝ってように見える。しかし本当にそう思っているならばきちんとそれぞれの問題で逃げずに説明しているはずである。説明せずに逃げ回りっておきながら、ここで謝っているのは筋が通らない。きっとこの謝罪は野党の余計な追及のせいで製作論争ができなかったという意図なのだろう。素直に謝る「いい人」と思わせたかったのだ。

 「総理大臣として国政の混乱を謝罪したい。悪いのはちゃんと審議してくれない野党だけど、国の政治の責任者はボクちゃんだから、ボクちゃんが謝らなければいけないよね。総理大臣ってつらいよね。」という意図の発言を、あたかも自分の間違いを認めるような発言のように見せて、国民を騙そうとしているのだ。

 マスコミもそこを確かめもせずに発言を垂れ流す。これこそ印象操作である。

 本当にセコい人だ。
コメント (3)
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