まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

相模原市のあるコトないコト

2012-08-29 20:11:51 | 人間文化論
先週、仙台でキャリアカウンセラーの仲間たちと飲んできたのですが、

参加者のうちのお一人が昔、神奈川県の相模原市に住んでいたことがあるということで、

なぜか相模原市ネタが酒の肴になってしまいました。

そのなかで元ハマッ子の私にとっては驚愕の事実が明らかになりました。

なんと私の知らないうちに、相模原市は政令指定都市になっていたというのです

相模原市ってあの相模原市ですよね。

神奈川県のなかでも一番北にある内陸の地で (この↓濃い紫のところ)、



同じ県内の横浜市民だって、どうやって相模原市に行ったらいいか、

路線の乗り換えがまったく思い浮かばないくらいの陸の孤島で、

だから一度も訪れたことのない人がほとんどだろうと思うのです。

その相模原市が政令指定都市だなんて、最初聞いたとき俄には信じられない思いでしたが、

さっそくスマホでウラドリしてみると、この噂 「あるコト」 でした

政令指定都市というのは、ウィキペディアによれば、

「政令で指定する人口50万以上の市のこと」 だそうですが、

「はてなキーワード」 にはもう少し詳しくこう書かれていました。

「法律上は人口は 『50万』 が指定の要件だが、運用上は

 『100万 (または現在80万以上で、将来100万になる見込み)』 を基準として指定が行われてきた。

 しかし現在は政府の市町村合併支援の一環として、

 合併を経ることを条件にこの人口基準が 『70万』 に引き下げられている。」

相模原市は2010年の4月1日から政令指定都市になっていますが、

2012年8月1日現在で人口は71万9600人だそうです。

まさに合併推進の緩和策によって政令指定都市になれたみたいですね。

それにしてもあんな奥地にそんなに人が住んでいたんですか。

どうも神奈川県民からするとあのあたりは丹沢山地というイメージしかないのですが、

どうやらそうではなくて東京のベッドタウンという位置づけみたいですね。

とはいえ、ベッドタウンが政令指定都市っていうのもなあ、なんか違うんだよなあ。

私は政令指定都市というものに過剰な期待をかけすぎているのでしょうか?

あるいは心の奥底で、相模原市が横浜市と同格に並んでくるのが許せないのでしょうか?

いやいや、けっして私は横浜中心主義ではないですし、

そもそも今はもうすっかり福島市民として地方都市に溶け込んでいるのです。

福島市に政令指定都市になってもらいたいなんてこれっぽっちも思ってないですし、

だから相模原市が政令指定都市になっていたとしても別になんにも悔しくはないのです。

でも、なんかなあ、違うんだよなあ。



P.S.

相模原市は 「さがみはらし」 と読みます。

「すもうはらし」 ではないのでお間違えなく。


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