まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

筆って作れないんだ

2019-04-09 17:29:35 | そして父になる
「早まった一般化」 とはちょうど逆方向の推論になりますが、

子どもに関して一般的によく聞く話というのがあって、

何となく自分ちの子どももそうなるんだろうなあと予想というか期待していたけれど、

実際には全然そのとおりにならなくてビックリした、

ということもいろいろあります。

そのうちのひとつが、初めて切った髪の毛で筆を作る、という話です。

昔からあった風習ではないのでしょうが、

ある頃からそういうショーバイを耳にするようになって、

初めて髪を切る頃には、そんなこともしてみたくなるんじゃないかな、

ひょっとするとホントにやっちゃうんじゃないかな自分、と思っていました。

ただまあ生まれてすぐの頃は、それが相当先の話だろうなということはわかっていました。

生まれたばかりの赤ちゃんの髪の毛ってこんな感じなんですもん。



これは生後数日の状態。

オマケ程度という感じですね。

予定日より3週間も早く生まれてきたというハンディはありましたが、

予定どおりに生まれてきていたとしてもまあこんなもんだったでしょう。

ところが、小さく生まれた身体はすくすくと成長していっているのに、

髪の毛のほうはここからほとんど変化がないんです。

9ヶ月の時点でこうです。



後頭部の形がぼくそっくりなのはいいとして、

髪の毛はむしろ生まれた直後よりも減ってないか?

当然のことながらここまで一度も髪を切っていません。

というか切るべき髪がないし。

もちろん親の趣味とか衛生上の理由でバリカンかけてるわけでもないのです。

ただひたすら薄毛。

いや、これはもうハ○と言っても過言ではないんじゃないかと心配し始めていたんですが、

この頃から少しずつ伸びてきました。

とはいえ一気に伸びるわけではなく、2ヶ月弱くらい経ってこの程度。



当然、髪を切る必要はありませんし、筆なんて夢のまた夢。

テキトーな写真がなかったのでもうお見せできませんが、

1歳になってもこんな感じのままでした。

その後、全体的な量は少ないままなんですが、

前髪とか耳のわきとかが部分的に伸びてしまったので、

(その不揃いな伸び方はまさに自家栽培の豆苗そっくり)

今年の元日にお義父さんにお願いして初めての断髪式を行いました。



激しくイヤがるのでみんなで押さえつけてほんのちょびっと切りました。

切るには切りましたが、筆を作るどころか、

切ったはしから切った髪がどこに行ってしまったのか見えなくなるくらい。

本当に拍子抜けするような断髪式でした。

というわけで、人にはそれぞれ個性というものがあるので、

子どもなら誰でも初めて切った髪で筆を作れるわけではないよ、というお話でした。

年頃になるまでにはもう少し増えるといいね。



(オマケ)

うちはブログやSNSに子どもの写真 (本人と特定できるような) を載せないようにしているのですが、

薄毛の写真を探していたら、まったく現在の面影を感じさせない写真を見つけたので、

オマケとしてアップしておきます。

生後1ヶ月半くらいの頃じゃないかなあ。

スキンヘッドが板についています。

タイトルは、「その娘、凶暴につき」。



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