まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

可逆的崩壊か、不可逆的崩壊か?

2016-05-31 12:53:05 | お仕事のオキテ
ええと、たしか3月31日には毎年恒例の 「どげんかしたったい」 で、

ここまでやり遂げていたはずなんです。



4月1日のエイプリルフールにこんなやらせ写真をアップしましたが、



これはわざとこんなふうに演出しただけで、すぐに元に戻り、

新学期に入ってからはずっとこのテーブルでゼミを開催しておりました。

しかしながら、今年はいろんな世話人の仕事がいっぺんに降りかかり、

この状態を維持するのは並大抵のことではないなと予測していたところ、

案の定こうなってしまいました。



先々週ぐらいからゼミを研究室で開けなくなっております。

今日は、うちの大学の研究振興課さんから Facebook に記事を掲載するために、

ラボ訪問 (=研究室訪問) のインタビューをさせてくださいとの依頼を受けていましたが、

この惨状をお伝えして、わざわざ別の会議室を取ってもらってインタビューを受けてきました。

「できれば研究室での写真を掲載したいんですが、いつ頃撮影できそうでしょうか?」

と聞かれ、「例年だとたぶん新年度になったらまた片づくと思います」 と正直に答えたら、

一瞬 「新年度」 の意味がわからなかったようですが、

わかった瞬間、それではダメだと言われました。

まあ、そりゃそうでしょうね。

私としてもこのまま崩壊してしまっていいとは思っていないんです。

先ほどの写真よく見てみると、いつものように有象無象がうずたかく堆積しているわけではなく、

まだ、何らかの秩序が感じられます。

ひとつひとつの山に意味が感じ取れます。

まだ何とか復帰できると思うんですよ。

一番ヤバイのは、右手前に見えるレーザープリンターです。

教育学部時代 (2004年以前) に買って長らく使っていましたが、

カラープリンターを使うようになってからはずーっと使わないまま机の上に置きっぱなしで、

先日、A3プリンターを買ったときに10年以上ぶりに机から撤去したものです。

モノはいい物だったはずなので、何かあったら再利用するか、学生に貸与しようと思っていましたが、

USB接続という概念がなかった頃の代物ですので、

もう今どきのパソコンと繋ぐことができないとわかり、撤去を決意してテーブルに移したのです。

ところが、事務に確かめてみたら物品の廃棄は年度末にしかできないそうなのです。

おいおい、3月までここに置いとかなきゃいけないのかよ。

ちょっとこれの扱いには困ってしまいますが、

何にせよ3月までこのテーブルの上に置いとく必要はないでしょう。

これさえ何とかできれば、まだ元に戻れると思うんですよ。

ポイント・オブ・ノー・リターンはまだ超えていないと思うんですよ。

これは不可逆的崩壊ではなく、あくまでも可逆的・一次的な崩壊だと思うんですよ。

ああ、夜のあいだに小人さん (または屋敷しもべ妖精) が来てここ片づけといてくれないかなあ?


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