昨日は高校の同期会でした。
卒業以来ちょうど30年ぶりの一大イベントです。
一昨年、プレ予行大会ということで、簡単に連絡つく人だけで、
それでも40人くらいでしょうか、集まって会をもったことがあったのですが、
その集団を母体として、
今回は神奈川県立横浜緑が丘高校32期生としての正式な同期会が開催されました。
いやー、ものすごい盛会でした。
出席者は総勢180名を超えていたそうです。
会場は横浜駅東口の崎陽軒本店。
ハマっ子が集まる会場としてこれ以上の絶好の場は考えられません。
当日配布された同期会名簿によれば、同期生は全部で404名。
これだけ集まったというのに、まだ半数にも届いていないのだそうです。
だいたい各クラス45人くらい生徒がいてそれが9クラス。
はっきり言ってとんでもない数ですね。
これだけの人数がいると、高校3年間で一度もふれあう機会もなく、
まったく顔も名前もなんにも知らないという人も相当数います。
そういう人と、
高校時代はつきあいがあったはずなのにこちらの記憶力のせいで忘れてしまったという人と、
ちゃんと覚えてはいるけれど、高校時代の面影をまったく失ってしまっているため、
会っても誰だか同定できないという人と、
いろいろなタイプがいるため、最初のうちはお互い手探り状態です。
幸いなことに主催者がとても気の利く人で、
当時の氏名 (要するに旧姓) と1年次、2年次、3年次のクラスを明記した名札を、
全員に付けさせてくれたため、相手の顔というよりは胸の名札を見ながら、
「おー久しぶり、○○君」 といういかにも同期会的な挨拶をたくさん交わすことができました。
半数とはいえ、それにしてもむちゃくちゃ人が多いです。
これだけ人が多いと私語をコントロールすることは不可能といっていいでしょう。
しかもあちこちで30年ぶりの邂逅が生じているのですから、
黙って人の話を聞けというのがそもそもムリというものです。
もう開宴前から一気にみんなのボルテージは上がってしまい、
主催者にもまったく制御不能な状態になってしまいました。
隣の人と話すだけでも声を張り上げなければなりません。
今日は 「TRAIN TRAIN」 と 「あんたのバラード」 をいっぺんに歌った翌日のように、
声が完全に嗄れてしまっていました。
会には当時の学年担任の恩師の先生方が5人も来てくださって、
お一人ずつスピーチをしてくださったのですが、
残念ながらちゃんと耳を傾けていたのはステージ近くの数十名だけという感じでした。
結婚披露宴の乾杯後のスピーチって、もう誰も聞いてくれなくて、
この世でこれほど空しいスピーチはないなと思っていたんですが、
そんなものまったくお話にならないくらい、悲惨な状態でした。
主催者は一所懸命みんなの注意を集めるよう努力していましたが、焼け石に水でした。
ただ、先生方はそんなアウェイな状態にもかかわらず、
淡々とスピーチを続けてくださいましたので、
同業者になった私としては、本当に頭の下がる思いがいたしました。
この同期会でいろいろと感じるところはあったので、
今後もまた少しずつこのブログに書いていくつもりではありますが、
懐かしいみんなと名刺交換などをして一番心に強く思ったのは、
私たちは本当に恵まれていたなあということでした。
皆さん、それはもう素晴らしい企業に勤めて、素晴らしい肩書きを持っていらっしゃるのです。
私が集めてきた名刺を福島大学の学生さんたちに見せてあげたいくらいです。
松田優作ならずとも 「なんじゃ、こりゃあ」 と目をむくことでしょう。
私たちはバブル直前の世代になるんだと思いますが、
それでも大企業に正規入社するのが当たり前の時代でしたし、
そこで勤め上げればもうそれなりの地位についていますし、
転職したとしてもそれは確実なステップアップの一歩だったのです。
バブル崩壊のあおりをくらって破綻してしまったある銀行に勤めていた、
私の心の師匠のG君がその後どうなったのか心配していたのですが、
心もちふっくらした顔でニッコリ微笑みながら、
ある有名IT系企業の子会社の代表取締役社長の名刺をくれたので、
ああ、やっぱり私たちはいい時代に生まれていたんだなと確信いたしました。
女性で家庭をもっている人たちもみんな幸せそうでしたし、
バリバリ働き続けている女性たちもみんなものすごく充実しているようでした。
みんながちゃんとそれぞれの居場所を見つけて、
安定した収入を得ながらやりがいを感じて毎日を生きていける。
それってものすごく重要なことではないでしょうか。
最近はそういう当たり前の環境がどんどん失われつつありますが、
元気そうな同期の面々の顔を見、皆さんの話を聞かせていただいて、
古き良き時代の理想を再確認した1日でした。
P.S.
緑高の皆さん、久しぶりにお会いできて本当に楽しかったです
もしもこのブログを見てくださいましたら、
コメントを書いていただけるか、直接メッセージなりメールをいただけると、
本当にうれしいです
ぜひまた近いうちにお会いしましょう
卒業以来ちょうど30年ぶりの一大イベントです。
一昨年、プレ予行大会ということで、簡単に連絡つく人だけで、
それでも40人くらいでしょうか、集まって会をもったことがあったのですが、
その集団を母体として、
今回は神奈川県立横浜緑が丘高校32期生としての正式な同期会が開催されました。
いやー、ものすごい盛会でした。
出席者は総勢180名を超えていたそうです。
会場は横浜駅東口の崎陽軒本店。
ハマっ子が集まる会場としてこれ以上の絶好の場は考えられません。
当日配布された同期会名簿によれば、同期生は全部で404名。
これだけ集まったというのに、まだ半数にも届いていないのだそうです。
だいたい各クラス45人くらい生徒がいてそれが9クラス。
はっきり言ってとんでもない数ですね。
これだけの人数がいると、高校3年間で一度もふれあう機会もなく、
まったく顔も名前もなんにも知らないという人も相当数います。
そういう人と、
高校時代はつきあいがあったはずなのにこちらの記憶力のせいで忘れてしまったという人と、
ちゃんと覚えてはいるけれど、高校時代の面影をまったく失ってしまっているため、
会っても誰だか同定できないという人と、
いろいろなタイプがいるため、最初のうちはお互い手探り状態です。
幸いなことに主催者がとても気の利く人で、
当時の氏名 (要するに旧姓) と1年次、2年次、3年次のクラスを明記した名札を、
全員に付けさせてくれたため、相手の顔というよりは胸の名札を見ながら、
「おー久しぶり、○○君」 といういかにも同期会的な挨拶をたくさん交わすことができました。
半数とはいえ、それにしてもむちゃくちゃ人が多いです。
これだけ人が多いと私語をコントロールすることは不可能といっていいでしょう。
しかもあちこちで30年ぶりの邂逅が生じているのですから、
黙って人の話を聞けというのがそもそもムリというものです。
もう開宴前から一気にみんなのボルテージは上がってしまい、
主催者にもまったく制御不能な状態になってしまいました。
隣の人と話すだけでも声を張り上げなければなりません。
今日は 「TRAIN TRAIN」 と 「あんたのバラード」 をいっぺんに歌った翌日のように、
声が完全に嗄れてしまっていました。
会には当時の学年担任の恩師の先生方が5人も来てくださって、
お一人ずつスピーチをしてくださったのですが、
残念ながらちゃんと耳を傾けていたのはステージ近くの数十名だけという感じでした。
結婚披露宴の乾杯後のスピーチって、もう誰も聞いてくれなくて、
この世でこれほど空しいスピーチはないなと思っていたんですが、
そんなものまったくお話にならないくらい、悲惨な状態でした。
主催者は一所懸命みんなの注意を集めるよう努力していましたが、焼け石に水でした。
ただ、先生方はそんなアウェイな状態にもかかわらず、
淡々とスピーチを続けてくださいましたので、
同業者になった私としては、本当に頭の下がる思いがいたしました。
この同期会でいろいろと感じるところはあったので、
今後もまた少しずつこのブログに書いていくつもりではありますが、
懐かしいみんなと名刺交換などをして一番心に強く思ったのは、
私たちは本当に恵まれていたなあということでした。
皆さん、それはもう素晴らしい企業に勤めて、素晴らしい肩書きを持っていらっしゃるのです。
私が集めてきた名刺を福島大学の学生さんたちに見せてあげたいくらいです。
松田優作ならずとも 「なんじゃ、こりゃあ」 と目をむくことでしょう。
私たちはバブル直前の世代になるんだと思いますが、
それでも大企業に正規入社するのが当たり前の時代でしたし、
そこで勤め上げればもうそれなりの地位についていますし、
転職したとしてもそれは確実なステップアップの一歩だったのです。
バブル崩壊のあおりをくらって破綻してしまったある銀行に勤めていた、
私の心の師匠のG君がその後どうなったのか心配していたのですが、
心もちふっくらした顔でニッコリ微笑みながら、
ある有名IT系企業の子会社の代表取締役社長の名刺をくれたので、
ああ、やっぱり私たちはいい時代に生まれていたんだなと確信いたしました。
女性で家庭をもっている人たちもみんな幸せそうでしたし、
バリバリ働き続けている女性たちもみんなものすごく充実しているようでした。
みんながちゃんとそれぞれの居場所を見つけて、
安定した収入を得ながらやりがいを感じて毎日を生きていける。
それってものすごく重要なことではないでしょうか。
最近はそういう当たり前の環境がどんどん失われつつありますが、
元気そうな同期の面々の顔を見、皆さんの話を聞かせていただいて、
古き良き時代の理想を再確認した1日でした。
P.S.
緑高の皆さん、久しぶりにお会いできて本当に楽しかったです
もしもこのブログを見てくださいましたら、
コメントを書いていただけるか、直接メッセージなりメールをいただけると、
本当にうれしいです
ぜひまた近いうちにお会いしましょう