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「社員の賞味期限」という日経ビジネスの特集。
『日経ビジネス』 2月19日号特集
以前日経新聞の広告で気になっていた。
一言で言うと、受験エリートのプロパー社員はもう使い物にならない。出世競争にいそしめ。ムリなら、され。
あとは、クリエイティブなそれ以外の社員に道を譲れといった内容。
日経系メディアにしては何とも刺激的な内容。
ただ、さすが日経系メディアだけあって、ただのアジテーションではなく、論拠ある批判。
基本的には、プロパー社員にケイリンをならす内容なのかな?と思って読み出します。
確かに、新卒からずっと一社にいる社員は問題意識が弱いというか、実際の能力以上に自分に自信があったりと、言葉を選ばずにいうと、「バカ」に見えるヤツが多い気はしますが、もっと問題なのは、変に他社を経験している「バカ」なプロパー社員以外。
「バカ」にならないうように猛烈に学ぼう。猛烈に行動しよう。
やはり、本筋はプロパー社員の「歳だけ重ね人材」が問題視されている内容。プロパー社員はソリューションの幅が少ない割に、他の意見を聞かない「バカ」が多いのは事実だと思う。ただ、「バカ」を「バカ」といっているだけでは同じ「バカ」。「バカ」ともに、よりよい組織をつくりあげるのが、外部からの人間に求められているんだと思う。
時代背景的には、
企業の中から、定型的な仕事が減り、クリエイティブジョブ=創造性の高い仕事が増えた結果。
新しい事業に挑戦する必要が出て来た結果などがあるという。
人材育成の専門家は酷なことを更に続ける
「大卒総合職を中心とする日本企業のプロパー社員をいくら今から教育しても、新しい時代に適応できる人材になりにくい」(29)と。
それも確かに合点は行く、おそらくほとんどの人が、よく社会のこと、仕事のことが分かっていない状態で、新卒の会社を選んでいるだから。
あと、全般的にはと言わないが、プロパー社員はメタ認知力が極端に低い人間が多いと思う。
あと、上にもあるように、プロパー社員は基本的に定型的業務をこなすために採用されているケースが多いというのもあるようだ。
また、リブ•コンサルティング関巌社長は「入社以来同じ環境で働く人材が新しい事態に対応するのは苦手なのは当然(33)」という。
また、慶応大学 山本教授と早稲田 黒田教授の研究結果からは、人の流動性の高い企業ほど業績が上がるという結果は立証されているようである。(35)
ただ、マック型人材=提携業務しか出来ないプロパー社員と結論づけられている彼らにもプラスの部分があるようだ。
社交性が高く、社内での出世欲は高い。
ということのようだ。また確実時は数は減っているが、マック型仕事もある一定量はある。
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