本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

大学生の内に身につけておきたい力 : その後@25

2006-02-19 00:00:00 | その後
「できない大学生」たちが、なぜ、就職で引っ張りだこになったか―面白いように「やる気」が目覚める9つの方法

三笠書房

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written at 2006 3.3

この本での言いたいことをひとことでいうと、大学の内の本来やっておくべきことはこういうことですよということを教えているということ。
それは、ひとことでいうと、自分で問題を解決する力ということ。
より、具体的にいうと、卒業論文の制作過程に象徴されるように、
「自ら問題を見つけ出し、仮説を立て、実験し、研究し、答え」
を出していく力ということだ、これは「問題を解いていく力」というようにもいえる。

このような力が大切になるのは、就職し、社会人となった後にこのような力が必要になるからだ。「問題を解いていく力」というのを逆のベクトルから見ると、
就職活動において、
自分がなぜ就職をし、働くかということを考えて、それが仮説であったにしても、それを会社説明会、面接、選考会という中で検証を行っていき、確かなものにしていくというように言い換えることができるだろう。

この本でもう一ついっていることは、どうすればやる気を引き出すことができるかということ。
それは以下のような9つのことがキーになっているようだ。

1.今やっていることが、実社会とどうつながっているかを考える。
⇒大学の授業においては、教師が、難しいことを説明する際にどのようにその理論が実社会に訳だっているかと示すということであり、就職活動という文脈においては、なぜ、今自分が就職活動をしており、それがどのように、自分の将来につながっていくかということを考がえるということになる。

2.「受身」から「攻め」への方向転換をしよう。
⇒これは、上の大学生活の内にしておきたいことを参考にされたい。

3.「目標」を作ろう。

4.毎日新しいことを発見する習慣をつけよう。

5.他の人ではなく、自分自身に焦点を当ててみよう。

6.他人が矢っていないことを狙ってみよう。
⇒これは、自分の興味を掘り下げていくことでおのずとオンリーワンな価値が見えてくるということ。

7.常に、興味を持ち続けよう。
⇒人間は興味を持ち進化し続けることが本性である。

8.物事の本質を見るように心がけよう。

9.「やればできる。なんでもできる。不可能はない。だから決してあきらめない」
そう、ポジティブに捉えることで、自分を奮い立たせよう。

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