コトラーのマーケティング・コンセプト | |
フィリップ・コトラー,恩藏 直人 | |
東洋経済新報社 |
企業において、消費者にもの、サービスを買ってもらう、手にしてもらう上では、ブランディングが必要だといえる。
では、ブランディングとは何か?
ブランドとは、
「購買者にベネフィットをもたらすことができ、
購買者の心に刻まれる
そのものの魅力とイメージ」
であることに対して、
ブランディングとは、
「他のブランドとの区別と、被広告物の魅力形成の為のイメージ構築行為」である。
つまり、ブランド作り、ブランディングとは、差別化を認識させるプロセスであるといえる。
セオドア・レビットは、
「コモディティなどというものは存在しない。あらゆる製品、サービスが差別化可能なのである。」
コトラーは、
「大切なのは、『類似点の改良ではなく、意味のある違い』を確立すること」
という。
それでは、ものがあふれ、差別化が難しくなっている中で、どのように差別化が可能なのか?
<差別化の方法>
①物理的差別化
製品の概観による差別化
②ブランドによる差別化
オレンジでいうとサンキスト、フロリダ・ベストなど
③リレーションシップによる差別化
顧客への対応による差別化
④イメージによる差別化
シンボル、メディア、雰囲気、イベント
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