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本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

行動するための意思決定 : Primero⇒independencia#86

2009-11-09 23:52:31 | Primero⇒independencia
意思決定力
本田 直之
ダイヤモンド社

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「性格は変えられないが、考え方は変えられる」
意思決定力を磨くことで、自分がコントロールする心地よい人生を送る。
本田氏の気の読んだ本にも通じる問題提起が根底にある本だ。

結論としては、
自分の人生を自分で運転するという観点から、自分で意思決定を行う仕組みを作って言うということ。この本もそうだが、本田氏の本は『7つの習慣』の解説書ではないかと思うほどわかりやすい。わかりやすいだけではなく、魂をつき動かすもの。
今の自分の課題でもある、思考の連続性を体得するのに十分な内容だ。

先煮に結論から見ると
意思決定の流れとは、
①目的感を明確にする

②情報のインプット
-どんな除法を集めるか、目的を決めておく
-量より質を優先する
-日々、トレーニングをするようにインプットする

③選択肢の抽出
-クライテリア(評価基準)を明確にする
-ボトムライン(最低限譲れないこと・絶対にしたくないこと)を決めておく
-選択肢をパターン化しておく

④シュミレーション
-問題を整理する
-紙を活用し、メリット・デメリットの整理
-イメージしながらシュミレーションする

⑤意思決定し、行動する
-見込み6割で行動する
-行動しながらシュミレーションできる

⑥リカバリー力をつける
-コンティジェンシープランをつくっておく
-内部要因思考をする
-失敗は「矢面に立つ練習」だと認識する

⑦常に意思決定力を鍛える
ひとつの意思決定でおわりではない。
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読書マッピング : Primero⇒independencia#85

2009-11-09 23:45:19 | Primero⇒independencia
最近読書の方法を変えた。
圧倒的に必要とする情報・知識・知恵が増えたから以前のようにゆっくり読むという方法では、書物の内容が身につかないのではないかと考えたからだ。

簡単に方法を言うと、
以前取り上げた牛堂氏の書物に書かれていたくぐらせる読書に近いかもしれないが、とにかくまず、必要と思う箇所を発見するために、
1.目次にチェックを入れ、
2.最初からぶっとばしスピードを上げ読み進める。
3.そのとき、気になるときに付箋をつけ、色付けを行う。
4.全体としてどういうことがかかれており、今の自分の問題意識にどう役立つ本か?役立てるという本科という意味で、A4の紙に書く項目を相関づけていく。
5.一度読み終えた本を、このブログを更新するという作業を通して、再度ざっと読み通し、ポイントを整理する。

という具合だ。
イメージとしては、ひとつの本に対して、自分の問題意識との間でのマッピング作業を行うというイメージだろうか?

詳細気になる方は、ぜひご質問をください。

それでは。
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タフなやつになる。 :Primero⇒independencia#84

2009-11-09 01:47:01 | Primero⇒independencia
本田式サバイバル・キャリア術
本田 直之
幻冬舎

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読み始めた動機としては、キャリアのことを考えたいとか、転職のことを考えたいとか、軽い動機だったが、結局一日で読み終えるほど、いい本でした。

第五章:サバイバルトレーニング-思考・行動・仕組みを鍛えなおす より

サバイバルの状況であるビジネス・キャリア形成の現状を乗り切るためには、普段から訓練によって、「これならできる」あるいは、「こんな状況なら大丈夫」という自身を蓄積しておくことが不可欠。
具体的な方法としては、
a.3つの思考停止ワードを禁句にする
「~が悪い」
:たとえば「会社が悪い」ということば、会社が悪いのではなく、自分のスキルが足りないのではないか?自分が目指すキャリアの方向性が会社のそれと異なるんではないか?というように、影響の輪に関心を集中させる。
「~だからできない」
:どんなことでもできない理由は無限に存在する。それよりも、「どうやったらできるか」「100%の完璧は無理でも、80%だったらできるのではないか?」「今すぐにはできなくても、3ヵ月後だったらできるのではないか?」というように、視点を変える。
「忙しい」
:特に20代では絶対NGワード。

b.「アウェー」に出て、当たらし世界にさらされる。
うまくいっている人は、新しいもの好きな人、多趣味な人が多い。
C.ストレスを利用してメンタルタフネスを鍛える
d.ポジティブシンキングだけでは生き残れない
あくまでも高度が伴ってこそ価値がある。
e.意思決定のスピードを上げる
物事の先送りは借金と同じ
f.100%正しくなくてもかまわない
これからの時代は瞬時の判断が必要
常に巣ピーシーに決断し、最後は自分で責任を取る。
《意思決定のスピードは速く、意思決定するまでの準備はじっくり》
g.切羽詰った状況に自分を追い込む
たとえば、一ヶ月半分の生活費で暮らしてみる
h.本能を研ぎ澄まし、体を鍛える
i.アウターからインナーへ
外身ではなく、目に見えない内面、本質を鍛えていくことが需要。
j.ピアプレッシャーを利用する

cf最後に~
本田氏は
「景気のうねりをつかむために、マルチな情報収集を心がけており、関連する本を多読して情報収集をするという。このときに大切になるのが、自分なりの仮説をもつこと。一年で400冊以上の本を読むが、あくまでも仮説を設定し、検証するための読書」だという。
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一生通用するキャリアを作る② : Primero⇒independencia#83

2009-11-09 01:08:33 | Primero⇒independencia
本田式サバイバル・キャリア術
本田 直之
幻冬舎

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《続き》


一生通用するサバイバルできるパーソナル・キャリアの法則
法則① 起業をゴールにしてはいけない
起業はだれもが成功するわけではない。起業に成功している人が必ず持っている3つの力
A.実態価値があるパーソナルスキル
B.メンタル・タフネス
C.リスク対応力

法則②「本業か副業か」の発想をやめる
145Pのウバーギズモの例はおもしろい

法則③  ポジションではなく、ポータブルスキルを極める
法則④ マルチイインカム・マルチ人脈を確保する
小さくてもいいので、収入源を複数持ち、マルチな人脈を育てていく。

法則⑤ キャリアをすり減らす転職をしてはいけない

理想的な転職とは、パーソナルキャリアを積み上げていく糧となる転職。
自分に、今後必要なスキルは何か?それは現在の仕事で得られるのか、得られないのか?その転職先では本当に求めているスキルを身につけることができるのか?

サバイバビリティを高める転職は、あくまでもスキルベースで選択する転職。

法則⑥ うねりを見据えて、キャリアサーフィンをする。
自分のキャリアプランをあまり決め付けすぎず、「いいものに出会い、偶然を生かすには、すべてをデザインしきらないほうがいい。ドリフト(流される)しても言いというより、節目以外はドリフトすべきだといってもいい。ひとは、j分で選ぶと、ある範囲内から、行動プランを選んでしまう」160P

法則⑦ 最悪の事態をシュミレーションする
最悪の場合を想定して、もてるものを総動員したプランを一度きちんと考えておく。

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一生通用するキャリアを作る : Primero⇒independencia#82

2009-11-09 00:53:01 | Primero⇒independencia
本田式サバイバル・キャリア術
本田 直之
幻冬舎

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第四章~一生通用するサバイバルできるパーソナル・キャリアの作り方
目指すべきは「会社に捨てられても大丈夫な人」「会社に捨てられる前に、会社を捨てられる人」。

【パーソナルキャリアの特質】
①パーソナルキャリアは意識しないと作れない。
どの山に登るかを自分で決め、道なき道を歩いていくつもりなので、ほうっておくと蓄積されない。
大事なことはパーソナルスキルを作ろうと常に意識し、自分のスキルは何かを突き詰めること。
②パーソナルキャリアに定年は無い
何歳になっても、攻めの姿勢で蓄積していけるのが、パーソナルキャリア
③「パーソナルキャリア=収入」ではない
パーソナルキャリアを造る第一の目的は自分の付加価値を高めること。イコール起業でも、収入でもない。
④パーソナルキャリアはひとつに決めるものではない。
可能性のありそうなこと、自分が興味を持ったことはとりあえずやってみる。いくつか試しているうちに、長続きしないことは淘汰され、結果として自分にとってのパーソナルキャリアが残る。

【パーソナルキャリアを作る3つのステップ】
ステップ①
勉強-自分の実態価値をあげる
すぐにお金に結びつかない、一見、ただの趣味や遊びに見えるものも、パーソナルキャリアを豊かにしてくれる。
ステップ②
打診-このアウトプットにバリューはあるか?
お金になるなら無いより、自分がインプットしたことを情報として発信し、不特定多数の人にどのように評価されるかを図ったほうがいい。
ステップ③
事業化-収入を一本化させるのはリスク
第二ステップで打てば響くというような反応を期待するのではなく、長期的にあせらずたゆまず発信続けること。

【パーソナルキャリアのタイムテーブル】
20代:コーポレートキャリアを中心にインプット
仕事にせよインプットにせよ、まずは効率を度外視して、大量のタスクをこなすことも20代では大切。
全力投球で、徹底的に、時には長時間労働もいとわない構えで大量のインプットをする。
20代でのコーポレートキャリアのポイントは、
A.お金を払ってでもやりたい仕事にチャレンジすること
B.いい先輩いへばりつき、勉強をさせてもらうこと
C.愚痴を言わないこと

30代:パーソナルキャリアの種をまく
30代では20代で足腰を鍛えた後の仕組み化、実績を上げるためのインプットとアウトプットをする。
20代後半から30代にかけては、パーソナルキャリアの糧となる転職をしてもいいでしょう。逃避型の転職が許されるのは、何もわからず就職に失敗した20代だけです。(136P)
以下省略
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