本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

シュミレーション⇒リカバリー : Primero⇒independencia#89

2009-11-10 00:37:12 | Primero⇒independencia
意思決定力
本田 直之
ダイヤモンド社

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STAGE5 シュミレーション力を鍛え、意思決定する
Pros&Consプロコン:
実行したときのメリットとデメリットを書き出す。
何か新しいことをはじめるにあたっては、本田氏は必ずプロコンをおこなうという、そのときのポイントとして、
紙の半分左にProsメリットを書き、右側にConsデメリットを書くわけだが、ここで、紙に書くということが「思考や感情の可視化」にもつながるという。

意思決定とは、まず問題を整理し、クライテリアに照らし合わせて、選択肢を抽出し、優先順位をつけてプロコンで検証し、シュミレーションしていくという一連のプロセス。

ポイントは必ず、できるだけ、デメリット・選択に伴うデメリットを徹底的に書き出すということ。
そこから、相手を想定し、シナリオを作る感覚でシュミレーションをしていく。
これは、ビジネスでいうとマーケットということになるし、顧客ということになる。

★重要なのは、検証しながら、実行・意思決定を行っていくということ。意s決定は目的でもあるが、有効なトレーニングでもある。

STAGE6 意思決定で失敗しない「リカバリー力」を蓄える
見込み6割で意思決定し、残り4割は行動しながら、カバーする。
ひとつ間違えたら、取り返しのつかない意思決定など早々無い。見込み6割でどんどん意思決定をし、残りの四割は行動しながらカバーしていくという姿勢が適切。

大切なのは、「意思決定に正解は無いが、何度も繰り返しながら、正解に近づけていくという」姿勢を持つこと。

意思決定に伴うリカバリー力をつけたければ、失敗した要因をすべて自分に求める「内部要因思考」に切り替えること。

★最悪の状態に備えて、「コンティンジェンシープラン」を用意する。
⇒コンティンジェンシープランとは、最悪の状態に陥った再の次善の策。

《損切りする勇気》
《固執しないスピードと撤収の姿勢》
⇒この本の中で一番響いた部分でもある。失敗で終わりということは無い、それは唯一の選択肢ではなく、自分の中で一番優先順位が意思版高かった選択肢に過ぎず、ひとつがうまくいかなかったなら、できる限り、すばやく潔く、第二の選択肢に乗り換える。これがリカバリーするためのコツ。早ければ、早いほど損は小さくなる。

★ダメだという兆しを見つけたら、被害が大きくなる前に損切りをする。一時的に失っても、大丈夫。またリカバーすればいい!!

キャリアについて~
キャリアについても、ひとつの初志貫徹を貫くのではなく、変化対応力・リカバリー力で力をつけていくことも必要。

最後に~
Off the beaten track
ずっと同じ環境でいると意思決定しなくてすむ、しかしそれでは「ゆでカエル」にはならにあか?意思決定を鍛えるには、アウェーにいくことも必要。
敢えて苦手なこと、未知の分野に飛び込むことに挑戦することも必要。

《踏み固めた道を外れろ》
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情報⇒選択⇒シュミレーション : Primero⇒independencia#88

2009-11-10 00:20:31 | Primero⇒independencia
意思決定力
本田 直之
ダイヤモンド社

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STAGE3 情報のインプット力を鍛える

情報インプットのトレーニング手段は、
①ウェブや新聞、雑誌による情報収集
②本を読む。
③人と会い、ネットワークを作る

ポイントは、日々のルーティンとして、同じメニューをこなしていくこと。

心がまえとしては、

●事前の「時間投資」が意思決定力の質を変える
事前に時間と労力をかけ、準備を抜かりなくやっていることで、良質な意思決定が可能になる。情報収集への投資がスムーズな意思決定につながる。
●本はシュミレーションしながらインプットせよ
「じぶんだったらどうするか?」を考えながら読む。
そこに書かれていることを疑似体験しながら、読む。
情報のインプットしたり、アドバイスを得る目的は、自分の意思決定を鍛えることにある。
●もれなく情報をカバーするという意識を捨てる
必要なのは、「どんな情報が必要か」という取捨選択。
●根拠をまず集め、判断に自信をつける
納得できる裏づけを得ることで、自信を持って意思決定できるようにする。
●人に投資し、「情報交換グセ」をつける。
●じだいのうねりは絶え間なくインプットしておく


STAGE4 インプットした情報から「選択肢」を抽出する
本を読むということは恐らく今の自分にとって、ここで本田氏がいうビジネススクールを疑似体験することで、意思決定力を上げていくこと、人間を磨くことになるのであろう。

★「体系だった知識」+「練習量」=選択肢を抽出する能力
ビジネススクールでは、第一段階として、大量の本を読み、さまざまな人と出会い、あらゆる理論を学び、
第二段階として、大領のケース巣たちを勉強するという。
そのことで、選択肢を抽出する力は鍛えられていくという。

⇒今の自分には時間はない。いかにスピードを重視し、ここを潜在意識も活用しながらできるかということにかかっている。

●選択肢の抽出のために、クライテリアを銘菓うにする
クライテリアとは、評価基準、判定条件。
流れとしては、
①インプットをする
②クライテリアを書き出す
③選択肢の抽出

★クライテリアの別の観点=ボトムライン
⇒ボトムラインとは、「これだけは絶対に譲れない、最低でもこの利益は守りたいという線引き」。
観点としては、
《うまくいかなかった場合、自分がどこまで許容できるか?
最低でも、これだけでも達成したいという目標は何か?>
たとえうまくいったとして、それに伴うリスクがあるとしたら、どこまで取るか?》

cfこれだけは絶対に矢来湖とリストを作る。

●大きな問題は、人にアドバイスするつもりで検証する。
大きなトラブル、問題はいったん客観視し、「第三者からこういう相談を受けた」と仮定し、アドバイスするように、解決策を考えてみる。
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意思決定力の強い人 : Primero⇒independencia#87

2009-11-10 00:03:53 | Primero⇒independencia
意思決定力
本田 直之
ダイヤモンド社

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STAGE1:なぜ今こそ「意思決定力」が必要なのか?
意思決定が必要な背景は、『サバイバルキャリア術』にもあったように、社会構造の変化が主因。
意思決定をしないということは、無意識にチャンスを見送っているということに等しく、将来に向けて自らリスクを育てる好意に等しい。
意思決定力が強い人とは、
A.矢面に立っている人
B.海外で生活をしている人、滞在または留学経験がある人

STAGE2: 大前提となる「基本ルール」
《意思決定のメンタルルール》
①自分の意思決定を「信じる力」
②正解は無いという前提で、答を出さなければならない
意思決定とは、行動に移してこそ、意味を成すもの。最良の結果に向かって最大限努力をしても、うまくいかないこともあるという前提で意思決定をする。
③他力本願では、内部要因思考が育たない。
④意思決定しないことへの「危機意識」を高める
《自分はこれまで意思決定力を鍛える練習を、相当サボってきた
これからは、自分で意思決定しなければ人にコントロールされて、望んだライフスタイルが選べなくなる。そればかりか、次代に流されて職すら失う羽目になる》
⑤目的観が無いのに意思決定をしてはいけない
転職をするについても、自分がどういうキャリアを構築し、どのような人生を作り上げて生きたいかの蚊を明確にしてこそ、選択肢が出ていて、自分の判断ができるようになる。
⑥意思決定には四種類あると理解しておく
A即断すべき問題解決
トラブルと突発事項
Bじっくり考えるべき問題解決
C自分の未来について即断すべきこと
⇒重要なことであればあるほど、「チャンスは一度きり」
★日ごろからの情報収集やシュミレーションが意思決定の礎になる。
D自分の未来についてじっくり考えるべきこと
⑦人生の衝動買いをしてはいけない
必要に迫られて転職する、結婚する、家を買うという事が無いように
⑧やらないという選択肢を常備しておく
⑨パソコン選びでわかる!
意思決定の大まかなプロセス
-まず、目的感を明確にする
-情報をインプットしていく
-情報を絞り込んで、選択肢を抽出する
-選択仕事にシュミレーションする
-意思決定し、アクションに移る
-使いながらリカバリーしていく。
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