中日新聞の読者投稿欄に「お誘い断ったひな祭り」というタイトルで、63歳の女性が投稿されていました。
ふいに小学校二年生のときの記憶がよみがえってきました。
通っていたのは現岐阜県下呂市の学校。
自動十人余のクラスで私は唯一の女子でした。
ひな祭りの三月三日はたまたま学校が休みでしたが、担任の若い女性教師がわざわざ家まで来て、「うちでおひなさまをやるから、一緒に行こう」と誘ってくれました。
きっと人形や菓子を用意してくれ、おとなしい私と一緒に祝おうとしたのでしょう。
でも私は恥ずかしがって渋り、行くのを断りました。
私は三年生に進級し、先生との縁はそれっきりになりました。
好意を無にしてしまった申し訳なさ、優しさへの感謝は今も消えません。
以上です。
この投稿文を読んで私は幼稚園時代の事を思い出しました。
一年目はほとんど幼稚園へ行きませんでしたが、二年目はそこそこ行ったようです。
私は橙組みで、担任の先生は若い佐々木先生でした。
菩薩のような顔をした素敵な先生でした。
ホワイト系の服をよく着ていらっしゃいました。それがとても似合う先生でした。
どういう訳か私を気に入っていただき、自宅の名古屋までお呼ばれしたことがあります。
おそらく多治見まで迎えに来ていただき、名古屋のご自宅まで連れて行っていただいたようです。
そこでお風呂まで入った記憶があります。
先生の事、大好きでした。
お別れして七十年弱になります、お元気でいらっしぃますかね。
いまだに佐々木先生の面影は忘れていません。
可愛がっていただき、ありがとうございました。
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