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団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

年賀状の宛名は気をつけています。

2021-12-19 01:21:49 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「由起子です!」というタイトルで、60歳の女性が投稿されていました。

 今年も年賀状を準備する季節になった。

 私の名前は「由起子」であるが、「由紀子」と宛名を間違えている年賀状が、毎年何枚もある。

 パソコンの住所録に誤って入力すると、よほどの注意を払わない限り、そのままである。

 この名前、子供の頃からよく間違われた。

 自分の名前の字を説明する時、「由は理由の由、起は糸へんではなく起きるの起、子は子どもの子です」と強調した。

 高校生の時、初めて同じ字の由起子さんと出会い、とても親近感を覚えた。

 由季子さんという方もみえて、お二人は同姓だったため、友人から「ゲットアップ由起子さんとシーズン由季子さんさんだよ」と教えてもらった。

 就職後、また由起子さんと出会った。

 聞くと、同じ病院の助産婦さんに名付けていただいたと知った。

 その後、研修で他県に行った際、「大空に自由に巣起(すだ)つ子どもらを見送る母に薫風の吹く」と詠んでくださった。

 名前を入れて当時の私の心境を汲んだ、忘れられない句で、今でも大切に心に刻んでいる。

 名前は記号のようなもので、そんなにこだわることはなく、他の人と区別がついたらそれでいいのかもしれない。

 でも、今年も慎重に宛名を確認している自分がいる。

 以上です。


 年賀状の宛名は気をつけています。

 お名前を間違えては失礼にあたりますから。

 知り合いの奥様の名前が思い出せない時は、去年着た年賀状を確認しますがそれにも書いてないときは、やむえずご主人の名前だけにします。

 
 

be my baby ザ・ロネッツ1963