2007年01月27日記載
掲題の件について私見を述べたい。 まず頂いたコメントを引用する。(コメントの形で頂いたので、公開したが、公開されることを望まない場合は、メッセージの形でその旨ご連絡頂きたい。即座にコメントおよび本記事を削除する。)
「■人工骨抜去の危機にあります
はじめまして。
私は今右上腕人工骨頭を皮膚の壊死による細菌感染のため抜去する話がでていてブログを読んでいてためになりました。
かろうじて壊死した部分が再生してきており今すぐ抜去ということにはならず今週退院しましたが菌はまだ内部にいると思われ抗生剤を服用しています。抜去したら手が短くなるということ、再度人工骨、又は自らの骨(腓骨)を入れるにしても時期をみなければいけないことをムンテラで言われましたが、こちらに書いてあることの通りですね。再認識できました。」
なかなか難しい局面に立たされているなというのが、読後頭に浮かんだことである。
ひどい症状が出ていない時は様子を見ながら抗生物質を投与するのが一般である。その意味で今週退院したというのはオーソドックスな対応であったろうと思う。ただ、抗生物質の投与だけで撲滅できればいいが、そうではない場合は、当該細菌が耐性を持ってきて、抗生物質が効きづらくなってくる。耐性を獲得した細菌を完全に除去するためには抜去するしかないだろうと思う。
どちらになるのかを白血球の数値やCRPの数値を慎重に追いながら判断することになるだろう。
万一、抜去することになった場合は、色々なことに注意を払い再感染しないようにしてもらいたい。医師には無神経なのもいて、何ヶ月も洗っていないような汚い白衣を着ているのがいたりする。消毒液をかけてるから大丈夫くらいに思っているのだろう。そういう医師に私は白衣を取り替えるよう要求した。また、湿度の低い時期に手術を設定するのもいいと思う。湿度の低いロスアンゼルスでは殆ど感染症は見られないという話を看護師に聞いたことがある。部屋に除湿機を置いて湿度を下げるのもいいかもしれない。
人工股関節は、近くに大腸があるため再感染しやすいと医師に聞いた。私は膝だったので、再感染はしないで済んだ。(勿論それだけが理由ではないだろうが。)ましてやコメントをくれた方は上腕とのことなので、再感染の確率は股関節に比べれば格段に低いであろう。術中どのような感染予防策が採られるのかも医師に確認しておいた方がいい。感染症の9割は術中感染だという話もあるからである。
こう書いていると、抜去が前提のように思えるかもしれないが、決してそうではない。抗生物質で治ることを心から願っている。最悪のケースを想定し、それを回避するにはどうしたらいいかをまず考える私の癖のようなものなので、ご容赦願いたい。
掲題の件について私見を述べたい。 まず頂いたコメントを引用する。(コメントの形で頂いたので、公開したが、公開されることを望まない場合は、メッセージの形でその旨ご連絡頂きたい。即座にコメントおよび本記事を削除する。)
「■人工骨抜去の危機にあります
はじめまして。
私は今右上腕人工骨頭を皮膚の壊死による細菌感染のため抜去する話がでていてブログを読んでいてためになりました。
かろうじて壊死した部分が再生してきており今すぐ抜去ということにはならず今週退院しましたが菌はまだ内部にいると思われ抗生剤を服用しています。抜去したら手が短くなるということ、再度人工骨、又は自らの骨(腓骨)を入れるにしても時期をみなければいけないことをムンテラで言われましたが、こちらに書いてあることの通りですね。再認識できました。」
なかなか難しい局面に立たされているなというのが、読後頭に浮かんだことである。
ひどい症状が出ていない時は様子を見ながら抗生物質を投与するのが一般である。その意味で今週退院したというのはオーソドックスな対応であったろうと思う。ただ、抗生物質の投与だけで撲滅できればいいが、そうではない場合は、当該細菌が耐性を持ってきて、抗生物質が効きづらくなってくる。耐性を獲得した細菌を完全に除去するためには抜去するしかないだろうと思う。
どちらになるのかを白血球の数値やCRPの数値を慎重に追いながら判断することになるだろう。
万一、抜去することになった場合は、色々なことに注意を払い再感染しないようにしてもらいたい。医師には無神経なのもいて、何ヶ月も洗っていないような汚い白衣を着ているのがいたりする。消毒液をかけてるから大丈夫くらいに思っているのだろう。そういう医師に私は白衣を取り替えるよう要求した。また、湿度の低い時期に手術を設定するのもいいと思う。湿度の低いロスアンゼルスでは殆ど感染症は見られないという話を看護師に聞いたことがある。部屋に除湿機を置いて湿度を下げるのもいいかもしれない。
人工股関節は、近くに大腸があるため再感染しやすいと医師に聞いた。私は膝だったので、再感染はしないで済んだ。(勿論それだけが理由ではないだろうが。)ましてやコメントをくれた方は上腕とのことなので、再感染の確率は股関節に比べれば格段に低いであろう。術中どのような感染予防策が採られるのかも医師に確認しておいた方がいい。感染症の9割は術中感染だという話もあるからである。
こう書いていると、抜去が前提のように思えるかもしれないが、決してそうではない。抗生物質で治ることを心から願っている。最悪のケースを想定し、それを回避するにはどうしたらいいかをまず考える私の癖のようなものなので、ご容赦願いたい。