がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

おじ馬鹿日記2

2007年08月06日 | Weblog
2007年01月24日記載

先日1番上の姪っ子が高校に合格した。本命ではまだないが、おじ馬鹿としては嬉しい限りである。このまま国公立も順調に突破してもらいたい。

姉の結婚が早かったため、私は10代でおじになっている。姪っ子がお風呂に入る時はベビーバスにお湯を汲んで、沐浴剤を入れ、温度を適温に保つために注意を払った。姪っ子が沐浴している時は布をかけて怖がらないよいうにしてあげたりもした。

ミルクを飲んだ後で背中をポンポンしてあげたりもした。ゲップと同時にミルクが出てきてしまったのも1度や2度ではない。

姪っ子に自転車の乗り方を教えてあげたのも私である。自分で言うのもなんだが教えるのはうまい方だと思う。

姉は子供を産む度に実家に帰ってくるので、甥っ子や下の姪っ子にも同様の行為を行った。軽く子育てを終えた気分である(笑)。

今になってみると、姪っ子や甥っ子と上記のような生活を送れたことは幸運だったと思う。

闘病生活で私は多量の抗がん剤を投与されている。MRSAに感染し、高熱を1ヶ月程度発してもいる。無精子症になっているのではないかと懸念している。(ちゃんと調べたわけではないが。)

もし、無精子症であったとしたら、姪っ子達との思い出を自分の子供との生活になぞらえて、懐かしみたいと思う。プロレスごっこもした。鬼ごっこもした。かくれんぼもした。一緒にプールにも行った。楽しい思い出ばかりである。

病気になって得られた物があった、というような話を聞くことがある。そういう本も出ていたかなと思う。私には全く共感できない。病気になって得られたものは特に思いあたらない。失ったものばかりが思い浮かぶ。病気にならなければ、との無念の思いしか浮かばない。

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