続・頂いたコメントについて２

2007年01月29日記載

掲題の件について言及する。（頂いたコメントは以下のとおり。）

「■取り上げていただいてありがとうございます

最悪のケースを想定してそれに対する回避策をとるという考え方は私が今まで直面してきた治療を行う上で幾たびもＤｒが提示してきたものなのでよく分かります。それにはＤｒだけじゃなく自分も最悪のケースがどうなるかをちゃんと知ることが大切でよね。
こういった悩みは贅沢かもしれませんがまだ人工骨が残っている今は人工骨を抜くことが一番怖いことです。もちろん細菌が体内に回り始めたら命を落とし兼ねなく右肩切断をしなくてはいけない、それよりは人工骨を抜いてもっと不自由になっても「右手」を残せるように人工骨を抜くという選択のほうがいいのですが微妙な気持ちになります。
話は変わりますが私が最初に手術した病院では術後は個室に隔離され除湿機もあり入室の際は消毒とマスクをされていました。病院によって感染対策はかなり違うのでしょうね。
今の病院で手術する際にはそのあたりも確認したいと思います。いろいろアドバイスありがとうございます。」

まず、「人工骨が残っている今は人工骨を抜くことが一番怖いことです」の部分であるが、もっともなことだと思う。贅沢でもなんでもない。ただ、ご自身でも十分認識されているように、感染症が悪化する可能性はあるので、頻回に血液検査を受け、白血球やＣＲＰの数値をチェックしておいた方がいい。熱が３７度を超えたら、躊躇なく病院に行って血液検査をしてもらった方がいい。単なる風邪かもしれないが、感染の悪化かもしれない。自分の体に関わることなので、誰に何の遠慮も必要ない。慎重になって慎重になり過ぎるということはない。私自身そうであったが、細菌感染の悪化と風邪は非常に判別しにくい。医師ですら判別出来なかったくらいである。自分の身は自分で守るというくらいの気構えが必要である。

次に、最初に手術した病院の術後の処置であるが、素晴らしいの１語に尽きる。私が入院していた病院の医師に聞かせてやりたい。（ただ、そういうことを言うと医師はプライドが高いので「じゃあそっちの病院に行けば」とか言ったりするので要注意である。）そこまでしてくれる病院はなかなかないのではないだろうか。同様の対応を現在の病院が取ってくれるかどうかわからないが、近い環境を要求してみるのはいいと思う。また、術中感染対策についても十分なヒアリングを行ってもらいたい。

Ｐ．Ｓ．コメントについては公開すべきものか否かの判断を私が行ってから公開されるので、中には公開されないものもある。ご了承頂きたい。また、体調によってはチェックするまでに時間がかかる場合もあるので、その点もご容赦頂きたい。ちなみに、今回コメントを頂いた方のコメントで公開しなかったものはない。お手数でなければこれまで送ったと思われていて、かつ、公開されていないものを再送して頂けないであろうか。