がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

人生が二度あれば

2008年02月16日 | Weblog
2008年02月16日 00時00分記載

(タイトルだけ見ると深刻な感じもしますが、そういう類のものではありません。軽いタッチの記事です。)



来世も輪廻も生まれ変わりも何も信じていないので、単なる妄想に過ぎないが、もう一度人生があれば、男女共学の高校に通ってみたい。



実際に私が通ったのは男子校で、女っ気が校内には全くなかった。校訓は「質実剛健」で、そのせいかどうか知らないが、学校は土足で、冷暖房設備がなかった。(実際には定時制の生徒のためにストーブがあるのだが、昼間部の生徒は使ってはいけなかった。)



土足なので、雨の日に床に教科書を落としたりすると悲惨で、教科書が濡れたうえに泥だらけになったりする。雪の日に体育の授業でラグビーをやったりしたが、雪にまみれて教室に帰ったところでストーブは使えず、ただただ寒い。無いなら諦めもつくが、目の前にあるのに使えないのは辛い。

そんな男子校生活ではあったが、それなりに楽しく、そのこと自体、悪い思い出ではない。



しかし、一度、男女共学の高校に通って、「THE・青春」という感じの高校生活を送ってみたい。同じ学校に彼女がいて、休み時間にイチャイチャ過ごす。お昼休みは一緒に食べる。なんていうのに憧れる。(実際に男女共学の高校がそうなのかはわからない。行っていないので完全な妄想である。)



リアルな男子校生活というのはどういうものかというと、私の年代は一番人口が多い年代だったので、1クラス約40人、1学年で500人、3学年合わせて1500人の飢えた野獣がいる(笑)。特殊な社会である(笑)

お昼休みは酷いもので、購買には腹をすかせた野獣が我先にと駆けつける。お目当てのパンを狙って、教師の目を盗んで授業を抜け出す奴もいる。中には悪い奴もいて、購買の混雑に乗じてパンを万引きしてくる奴もいる。さらにそれを高値でクラスメイトに売りつける。戦後か?私が想像する男女共学の高校の昼休みとは比べものにならない殺伐とした光景である。



人生が二度あれば、共学の高校で、彼女が作ってくれたお弁当を一緒に食べる、なんてのをしてみたいな。



人生が二度あれば by 井上陽水 http://www.uta-net.com/user/phplib/view.php?ID=2250



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