がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

頂いたコメントについて12

2007年08月19日 | Weblog
2007年05月27日記載

頂いたコメントについて言及する。頂いたコメントは以下のとおり。

「私も再開を喜んでいる一人です。
先日はご丁寧な返事をありがとうございました。
夫は前にも書きましたように、肺がんの骨転移部分が骨折してしまい足に人工物が入りました。
肺がんの患者さんは多くいらっしゃいますが、このような手術をされた方にはまだ巡り会っていません。
なのでこの場所は私にとってとても勉強になるのです。
体調の良い時にぼちぼちでも書いていただければ嬉しいです。
現在の夫の状況は、浮腫みがまだ酷く(これは手術前からあったもの)朝起き立ては赤くなっていてやや熱もあります。
赤みは起きて足を動かしていると自然に取れます。
通院していていつも思うのは、何か訴えても医師には原因がわからない事が多いという事です。
困ったものです。」



コメントを読んで頭に浮かんだのは「セカンドオピニオンを受けてみてはどうだろうか。」ということである。

人工関節置換手術を受けた場合、浸出液が出切ってしまうまではドレーンで浸出液を引いておくが、その後はアイシング(手術した場所を氷で冷やすこと)や弾性包帯で圧迫することをかなり長期間続ける(期間は患者によって異なる)。

コメントをくださった方のご主人は人工骨頭ということなので、人工関節と同列には論じられないかもしれないが、人工物を入れるという意味では共通なので、同様の対処が可能かもしれない。

しかし、ここで、十分認識しておいてもらいたいのは、術後のアイシングや弾性包帯の使用は医療行為であるので、実行する前には必ず医師に確認してもらいたい。浮腫の種類によってはアイシングや弾性包帯の使用が適さない場合があるので、十分注意が必要である。

現在通院されている病院では浮腫に対する十分な対応が取られていないようなので、診療情報提供書、レントゲン画像などをもらって、骨腫瘍を多く扱っている病院の整形外科のセカンドオピニオン外来を受診してみてはどうだろうか。セカンドオピニオンで満足出来ない場合にはサードオピニオン、フォースオピニオン等も受けてみたらいいと思う。

ご主人の原発巣は肺で、骨腫瘍でないことは十分認識しているが、骨腫瘍を多く扱っている病院の整形外科では、人工関節置換手術・人工骨頭置換手術を多く手掛けており、体内に人工物を入れる手術の後の処置について十分な知識と経験があると推測されるからである。



1つの選択肢を提供させて頂いた。その内容を十分吟味し、適切な対応を取って頂けたらと思う。

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