おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

吉福伸逸さんの旅立ちを祝う Jさんのフ-グァに涙が止まりません

2013-07-18 | 日記



7月17日 国際文化会館で
「吉福伸逸さんの旅立ちを祝う」会がありました。
吉福さんに助けられた人たちが集まりました。

僕も還暦を過ぎてこれからの人生を考えるときに
吉福さんのワ-クに5回以上参加して
沢山のことを教わりました。
何度、涙を流したか知れません。

天外伺朗さんの言葉から始まって、
ティム・マクリ-ンさんの
吉福さんの最後の3周間の出来事をお話しされました。


最後にJさんの沖縄の詩が
歌われました。

数年前に吉福さんのワ-クでご一緒した思い出を
ハグをしながら懐かしさに心が満たされました。


吉福さんがJさんの詩(歌)に
見守られながら旅立たれました。

フ-グァの歌を聞いていると
沖縄の徳之島の心が伝わってきます。
涙が止まりません。

最後まで地元のハワイの人たちにJさんの
詩(歌)を聞かせることを吉福さんは望んだそでうです。

この歌を聞いていると
吉福さんの心が伝わってくるものがあります。


不思議ですね。
言葉では言い表せない心の底から
沸き上がってくるものを感じます。

吉福さんほんとうにありがとうございました。


フ-グァの歌詞からです。
Jさんの作詞・作曲です。

ファ-グァとは、
「徳之島では、他の子とは様子が違う子や、
心身の発達の遅い子、または、
個性が強くて育てにくい子、
そういう子を「フーグァ」といいます。
フーグァには神様がついてくると言われていて、
フーグァを大切に育てたならば、
その家が栄え、
村が栄えるのだと伝えられています。」


フーグァが生まれたお家にはね
神さまがついてきてくれているんだって昔の人は言うよ。
フーグァのおかげだよ。だから手を合わせ
笑って楽しんで育てようよ。

フーグァ フーグア 天からの授かり子
フーグァ フーグア フーグァも宝子だよ

フーグアよ あなたの陰口を言う人が
あなたの禍い事をぜんぶ持っていってくれるって、
昔の人は言うんだよ。だから心を大きく育てて
そんな人にも笑って「ありがとう」を言おう

フーグァ フーグア 天からの授かり子
フーグァ フーグア フーグァも宝子だよ

フーグァも私達も元々は一つなんだって昔の人は言うよ。
みんな繋がり合ってこの世を渡る(同じ船の乗組員な)んだよ。
いらない人なんていない みんな祝福されてるの。だから…
命躍らせて、(生きて 生き抜いて)生き切るのです。

フーグァ フーグア 天からの授かり子
フーグァ フーグア フーグァも宝子だよ

頑張って頑張って(フーグァを)育てようよ
泣いて笑って(フーグァを)育てようよ
あなたも私も(助け合ってフーグァを)育てようよ
みんなでみんなで(力を合わせてフーグァを)育てようよ

フーグァ フーグア 天からの授かり子
フーグァ フーグア フーグァも宝子だよ

丁度、天外伺朗さんの最新の
「教育の自由化宣言!」を読み終えたところでした。
その中に、同じようなことが書かれています。

私か、不登校やひきこもりになる子どもたちは、
進化した人類だ、
とあちこちで発言して、
物議をかもしているが、
決して観念論を述べているのではなく、
以上の体験に根ざしている。

 つまり、国家(または企業)の部品に甘んじることができる、
自我の確立が不十分な人、
十分な達成意欲が育っていない人、
感受性が低く、物事をしっかりと自分の眼で見ることができない子ども(人)たちは、
いまの抑圧的な学校(企業)環境の中で、
何も考えずに奴隷の地位に甘んじて、
勉強(仕事)を続けている。
その様子は、新興宗教の熱心な信者が教団のために献身する姿にも似ている(@教育界への七つの提言)。

 しかしながら、まともに育ってきた子どもは、
とても耐えられないだろう。
不登校かひきこもりか、
さもなくはいじめにより精神の安定をはからざるをえなくなるだろう。
企業だったら上司に反抗的な不良社員になる。

 だから、日本の社会で、
不登校やひきこもりやいじめやニ-卜やフリーターが激増しているのは、
本当は喜ばしい現象なのだと思う。

 それだけ、まともな子どもたちが増えてきたのだ。
その中から、次の社会のリーダーが育っていくと確信している。

そう考えてくると、変わらなければいけないのは子どもたちではなさそうだ。
社会であり、学校であり、企業のほうではなかろうか。
人類はたゆみなく進化を続けており、社会の枠組みを超えようとしているのだ。

ブログにも書きましたが、
保江先生の門人で群馬県の
加藤先生の話にも同じようなことを感じます。

少し長くなりましたが、
予定調和が重なりました。

吉福伸逸さん
ありがとうございました。









コメント (1)
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