8/30日最後の夏の終わりの日曜日に明月院に行きました。
北鎌倉古民家ミュージアムでどんな展示をやっているのかと
期待して行きましたが、改修工事中でお休み。
塀を工事中。
いつもはこの中でUタ-ンして戻ります。
箱根とは違って、お花のいろが違って見えました。
雨のせいなのかも知れません。
道路の道端の電柱の側で咲いていました。
猫の箱は閉店。
ヒイラギの葉が色づいています。
たまアジサイはもうじきお終いです。
良く見ると蕾に薄いピンクの色が綺麗ですね。
8月の終わりで雨が降っているのでほとんど人はいません。
でも静かでゆっくりとお庭を味うことができます。
トイレの前の庭の花は満開です。
アジサイは剪定して来年までゆっくりと待っています。
明日に続きます。
丸窓の見える方丈の縁側に腰をかけて暫く庭を眺めていました。
何かに追われている自分を空の上から雨と一緒に眺めていました。
白川で教わっている「今中」という意味を味わいながら。
過去も未来もありません。ただ雨が天から落ちてくる中
目の前の庭をたたじっと眺めている自分がいます。
今日は、お茶の接待もありません。
時間が過ぎて行くのを感じさせてくれるのは落ちてくる雨だけです。
気持ちが和らいだところで火打ち石で身を清め、
般若心経を一貫唱えて、受付の方に挨拶して戻りました。
ほとんど人のいないなかでのわずかな時間ですが
不思議な感覚の時でした。
ありがとうございました。
心の洗濯をさせていただきました。
昨日は、三浦祐之先生の文庫本を2冊購入。
「古事記を読み直す」と「古事記を旅する」です。
古事記を読み直すは面白い!
ノ-トに書き留めていますが、大分メモが増えました。
「そして、古層性を支えているのは、文字によって叙述するという律令的な史書編集への
志向とは別の、音声の論理によって支配される「語り」の世界だとみなせます。
もちろん、「語り」が生きられないからこそ書かれたのですが、
古事記三巻を通して見出せる論理は、文字の底に潜む古層の「語り」なのです。」と
僕が、最近感じていていることのひとつで、古事記にのめりこんでゆく理由が書かれていました。
それが白川学館へとつながります。
でも楽しいですね。