新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

中国との首脳会談

2014-11-07 16:50:23 | コラム
我が国からお願いしているのでしょうか:

マスコミは外務省を始め我が国の政府が中国に首脳会談をお願いしているような報道です。しかも尖閣がどうのという条件まで付けられたとか。

これはこちらから辞を低うしてお願いする性質の案件とは思いません。対北朝鮮と良い何と言い、対外交渉は外務省は品が良すぎて弱腰にとられそうで不安です。彼等に任せて置くべきとは思えませんが、そのためには谷内元事務次官を事前に派遣したのでしょうか。

アギーレ監督不信論

2014-11-07 16:35:05 | コラム
サッカー協会の技術委員会がアギーレ監督を事情聴取へ:

結構なことではないか。私は以下に引用するように、10月14日にブラジルに大敗した時点でこのメキシコから来た新監督に、中でもその選手起用に疑問を呈していた。引用文には多少加筆した箇所もあるが、私はそこにも協会、就中、原委員長の監督招聘の能力には疑問を感じていた。勿論、究極的な責任は協会にあるだろうが。

後難を怖れて言うが、アメリカの会社勤務の頃にメキシコがアメリカでどのように扱われていたかを見聞している辺りを言及しておく差別意識(?)を発揮して置くのも良かったのか、とさえ考えている。だが、今ごろこんな事を言っても何の役にも立たず手遅れだろう。

しかも、新監督が着任後の日本代表の実績は芳しからぬものがある。とは言え武藤という新たなFWの新星を抜擢した辺りは評価しても良いが、今回世代交替を言った割りには遠藤と内田を招集する辺りには、その方針が一貫していないのではないかと言いたくなる。反省すれば、今更協会が事情聴取するのならば、先月の時点でアギーレを酷評する度胸を発揮すべきだったということだ。

>引用開始
不愉快だった14日の対ブラジル代表とのサッカー:

10月14日夜のサッカーは見るに堪えない酷い試合だった。とは言え、最後まで見ていた。私は代表監督に任じられた外国人は勿論権限は与えられているとは思う。だが、一国の代表ティームを対外試合で惨敗させ、その名誉を毀損させても良いというまでのものがあるのかと、非常に不愉快な思いで観戦していた。この新監督・アギーレ氏(Javier Aguirre Onaindia)は試合開始前には全力で勝ちに行くとは言っていたが、その起用した顔ぶれは到底そうとは思わせないものだった。

惨敗の内容をここであらためて云々する必要はあるまいと思う。だが、試合後の談話では本田圭佑もあからさまに選手起用に疑問を呈し、岡崎も同じような意味のことを言っていた。15日の朝のテレ朝でも元日本代表の福田も不満を表明していた。何にかと言えば、監督は「仮令、相手がブラジルでも次なるアジア選手権に向けての選手選考の場である」と明言したのだから。皆が他の場で選べと言いたいようだった。

故に、私はアギーレ監督は全権を与えられており「日本代表をこのW杯での不出来から如何に立ち直らせ、世代交替にまで持っていく為にはブラジルに負けるのも織り込み済みで仕方がないことだ」と言っているのだろうと、精一杯の善意で解釈している。しかし、選考の場とは言ったが、あの前半に使った私が顔すら知らない連中でブラジルとサッカーをすれば如何なる結果が出るかは、三歳の幼児でも解っていたことではないのか。使うのだったら、その前のジャマイカで良かったのではないか。(中略)

あの監督を選んだ原という技術委員長(当時)は選手としては立派な経歴をお持ちのようだが、ここまでの時点では前任のザケローニと言い、アギーレと言い、疑問に思わせてくれる点が多過ぎる。マスコミはアギーレはW杯でメキシコを16強に持っていったというが、それだったら他の過去の監督だって実績として残していた。何れにせよ、早めに選考を終えて彼のお眼鏡に叶ったまともな者たちで試合をして見せて貰いたい。その眼鏡の度が合っていることを切に望むものだ。(以下略)
>引用終わる

良く言われることに「部下は上司を選べない」という格言の如きものがある。スポーツの世界にも当てはまるだろう。また監督には選手の好みというか具現しようというサッカーに適した者を選ぶ権限もあるだろう。だが、アギーレも前任者のザケローニにも私は首尾一貫した指導と強化法を感じさせてくれるものが乏しかった。何となく世界のB級グルメを味合わせてくれるような監督を招聘している気がするのは何故だろう。

格言には「過っては則ち改むるに憚るなこと勿れ」というのがある。協会が改めるというのならば早いにこしたことはない。次ぎのW杯までには未だ時間があることだし、何時まで経っても長谷部、香川、岡崎、本田、長友、川島(私が最も推薦しないGK)、遠藤、内田等に頼っているべきではない。また、前任者のように招集しただけで一度使わないなどと言う不見識なことをさせたくもない。

川内原発

2014-11-07 08:12:03 | コラム
かわうち原発:
新任の宮沢経産相が鹿児島県の川内原発を「かわうち」と言ったと報じられている。野党が批判しているそうだ。私は大臣となった以上、矢張り勉強不足の誹りは免れないと思う。

私は偶然にもこの地名を正しく「センダイ」と読める。理由は簡単で、そこに某製紙会社の工場があるからだ。だが、私は生涯で鹿児島県に一度しか行ったことがなく、川内が件のどの辺りにあるのかも知らない。屁理屈を言えば、宮沢経産相は私よりも遙かに鹿児島に近い広島県の選出ではないのか。私は地理不勉強ではないのかと思う。

悔やまれるのは、安倍総理は何でやらずもがなの内閣改造を強行?された事ではないのかな。センダイを読めなかったと言って大臣不適格かどうかは知らない。

近頃気が重くなる出来事が多い

2014-11-07 07:56:22 | コラム
イヤな気分にさせられる事柄:

私が個人で何が出来ることもないイヤな事件(と言うのが適切かどうかも解らないが)が起きている。また、その事件に関係する外国も相手にするのは芳しくない事も、私を憂鬱にさせてくれる。

水泳の富田某のカメラ窃盗事件:
昨6日、富田は記者会見で自らの潔白を主張した。そして、この事態に至った陰には自分の心の弱さがあったと告白した。私はあの仁川の事件の後で、彼が一度も「自分がやりました」とは言わず、お騒がせしたのご迷惑をおかけしましたのと言って詫びていたのは承知していた。言わば「自白」していないのが妙に引っかかったのだが、彼が犯行に及んだか否かを疑うまでには至らなかった。

しかし、この期に至っての否認であり、仁川での警察の取り調べでもJOCの委員と日本側の”English”の名札を付けた通訳が立ち会って、通訳が電子辞書を引きながら通訳していたと述べたのは一寸不可解だという気がしていた。だが、だからと言って彼が無実であることを立証する材料にはなるまいが。まさか、JOCは韓国ご専門の通訳を連れて行っていないことはないだろうと思う。

何れにせよ、彼が何としても無実を訴えていこうとするのは、産経の加藤前支局長の件もあることだし、韓国の当局と対立しようとする気持ちは解らないでもない。彼と弁護士に如何なる勝算があるのか知る由もないが、事態が如何なる方向に進んでいくかには大いに関心があるし、悪い結果にならないと良いがと思っている。

彼が無実だったならば支援するのがJOCなり水連の務めだと思うが、記者会見では何となく突き放したような態度であるのは「矢張りか」と思わせられる。私は来たるべき困難な事態とそのややこしい性質を思い、気後れしているのかと思ってしまう。

中国漁船の珊瑚密漁:
この件は気が重くなると言うよりも「腹立たしい」というのが日本国民としてのあるべき姿かと思う。中国漁船と言うがあの200隻とも言われる船団が全て漁船なのかと言いたくなる。中国人の脳裏には国際法も排他的経済水域も何もなく、自分たちがやりたいようにやってそれが計画通りに進めば「自分たちが法だ」と言って終わりだと思う無茶苦茶さがあることは、既に繰り返し実証されてきた。今回もその一例に過ぎないだろう。

我が政府の対応が後手になるのは仕方がないだろう。ここでも既に何度も発生した事例で、それに対して外務省を始めとして中国に対して俗っぽく言えば「びびって」おり、遠慮した姿勢になっていると思いたくなる。最悪の例には過去に民主党政権が逮捕した船長を釈放した一件がある。今回は中国漁船に対する罰金を数千万円への引き上げの検討が開始されたと報道された。

これは安倍政権による採るべき手段であろうと歓迎したい気持ちになる。しかしながら、我が国は中国とは異なる法治国家である以上、この案件は国会を通さねばならないのだそうだ。私は法案が成立した頃には、目的を果たした密漁船団は何処か第三国との海上での商談を終え、手ぶらで帰港しているのではないかと危惧する。だが、良いではないか、未だ多少中国に気兼ねしているように見えるが、次回の密漁対策は整うのだから。

民主党の中間選挙敗北:
同盟国の民主党のことである。この件は既に別個に論じたが、私の憂鬱さは残る。何度も言ってきたが、あの大統領の就任後のアメリカは好ましからぬ方向に進み、今日の政治・経済・外交・軍事の面での世界の混乱の原因を作りだしてしまったのではないか。その大統領が未だ後2年の任期を残しているのだ。現在よりも悪いというか好ましからぬ事態になっていかない保証がないのだ。

私はこちらの民主党の三名の総理がその短い任期中に誰一人として窶れることなく、彼等の顔付きも何時まで経っても単なる一民主党の幹部でしかなかった。オバマ大統領は失礼を顧みずに言わせて貰えば「6年経ってもただの青年風の顔付きは変わらず、一向に世界最大の国の大統領という重々しい風貌にはなってこない」のだ。ただ、頭髪に白いものが増えたことは認められるが。

彼は中国に不必要に気を遣い、風雲急を告げている中近東情勢の変化に対してはウロウロするだけで一向に有効な手が打てず、ロシアとウクライナ情勢についてはプーチン大統領に振り回されているだけの姿勢は、何としても可及的速やかに改善して貰わねばなるまい。経済にしてもTPPのよう輸出対策にうつつを抜かすべき時かと問いたい。事ここに至っても、彼に必要なことは全面的に基礎からの勉強ではないか。