新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ニューズウィーク日本版 11.25

2014-11-18 13:15:51 | コラム
興味深い読み物:

本18日は8時半から国立国際医療研究センター(NCGM)・循環器科での採血と定期検診との間の長い待ち時間に読んだ11.25号のトップ記事「アベノミクスの正念場」(Whither Abenomics?=アベノミクスよ、何処に行く)は筆者がジョージ・ウエアフリッツ(元東京支局長)と横田孝(編集長)で、結構な読み物でした。私は野党が一斉にアベノミクスを批判していることがまさしく奇妙に聞こえると読みました。

それに加えて、私にはフレッド・カプラン(米外交問題評議会研究員)の”さあ、「大国の責任」の話をしよう”(Let’ Make a Deal)で米中関係を論じていたのが興味深い記事でした。私がこう言うからには、習近平の批判もありますし、オバマ大統領もそれなりに貶され褒められてもいます。

私はアメリカ人が我が国について書く記事は往々にして多少見当違いなこともあると思っています。だが、彼等は我が国に遠慮する必要もなく且つ又情緒的に流れないので、「へー、アメリカではそう見るのか」と学習できることがあります。また、このような日本語版は言葉の負担も少ないので、定期検診で採血との間の長い長い待ち時間に買い求めて読んでいます。この号ではその他にもイスラム教圏の国々の記事も興味深いものがありました。

と言う次第で、敢えてご紹介する次第です。