新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

杞憂に終わって欲しいと願う事

2014-09-22 16:45:20 | コラム
「貴方の顔は世界中何処に行っても外省人で通用すると保証する」とは。

私は1970年7月に生まれて初めての外国旅行で東南アジアに出張の機会を与えられた。最初に着いたのが台湾で、当時の松山空港の税関検査では脚が震えるほど無形の恐怖感があって恐ろしかった。その台湾で内省人たちに上記のように保証をされた。海外の事情に全く疎かった私は「???」となっただけだったし、その意味が本当に解ったのは後々のことだった。

しかし、アメリカの会社に転じてアメリカに出張するようになり、空港の到着ロビーに出てきた途端に何を言っているのか解らない事を言いながら中国人と見える者に何度も駆け寄ってこられたのだった。お出迎えの人違いだった。即ち、私が外省人顔だったことが、ここで否応無しに実証されたのだった。余り愉快ではなかった。ところがアメリカ人にはそれは敬意を表されたのだと思えと聞かされ、我々はそのように見なされているのかと思うと益々ウンザリだった。

また、1976年にシアトルのデパートの中を三菱商事の駐在だった従兄弟と歩いている時に、2階にいたアメリカの男の子に “Mommy, look at that. Two Chinese are walking down there.” と大声で叫んでいるのが聞こえたこともあった。これは既に指摘したように、彼等にとっては我々も中国人も韓国人も見分けがつかないことの証拠だったのである。これは、別の見方をすれば、シアトルではそれほど我々も中国人も多くは見かけないということでもあるかと考えている。

しかし、それが僅か3~4時間のドライブで着いてしまうカナダのBC州のヴァンクーヴァーでは事情が違ってくる。立派な?チャイナタウンもあれば1997年の香港返還の前後からは香港の富裕層等と多くの広東人が大挙してヴァンクーヴァーに移住したことが示すように、中国系が人口に占める度合いが高いのである。カナダは彼等にとって憧れの地のようだった。しかし、私にはカナダの二世と新移民の見分けなどつかないし、カナダ人にはアジア人は皆同じに見えたようだった。

それが今や事情が変わってきたかの如くで、中国と韓国を始めとする北東アジア人は言うに及ばす、イスラム教徒系のバングラデシュやパキスタン等に加えて、世界最大のイスラム教徒の国インドネシアとその近隣のマレーシアからも、我が国に憧れたのか多くの若者が入り込んできている。この界隈にはイスラム教信奉国ではないネパール人も漸増し、その料理屋で出来てしまった状態だ。

彼等は決して政府が推進している「労働力不足を解消する為」に招かれた民ではないだろう。しかし、如何なる視点から見ても増加しつつある。最早彼等は英語圏であるアメリカやカナダを目指すことはないようだ。先程は歯科医に何語か解らない言葉で話し合う若い女性が2人いた。1人が支払ったのは¥1,900だった。これはどう見ても我が国の健康保険を持っているとしか思えない金額だ。彼等はそこまで浸透しているのかと思わず唸らせられた。

私にはどう見ても我が国の健康保険を持っていないと見える外国人も増加しているとしか思えない。私は外国人歓迎の政策も一理はあると思うが、我々が長年支払ってきた保険を如何にする気かと、厚労省にも尋ねてみたい気がする。また、アジアの諸国の人たちをヴィザ無しで受け入れ続けることが果たして得策か否かも、政府に伺ってみたい。未だに目立った事件も起きていないから善とするのかいうことだ。

私は必ずしもアジア諸国との友好関係樹立に反対と言っているのではない。しかし、無制限に受け入れて今日この界隈で見かけるような無秩序な状態が我が国の真の国益に結びつくのかと憂いているだけだ。イスラム国(ISIL)を引き合いに出すのは行き過ぎかも知れないが、反日教育を受けて育った連中が何故我が国を目指して来るのかくらいは、入管で訊いてから入国を許可してはどうかなとすら考えている。

正直なところでは、以上述べてきたことが杞憂であれば良いがと願って言っているのだが。

外国人の増加に思う

2014-09-22 09:02:12 | コラム
新宿区には人口の10%を占める3万人の外国人が住んでいる:

「多くの中国人がiPhone6発売の行列に並んだ」というのは、私を不安にさせてくれたニュースだった。私は毎月ここ新宿区の人口の推移を採り上げて来た。即ち、総人口約34万人の約10%を外国人が安定的に占めているということで、3万人台にあるのだ。これを多いと見るか少ないと見るかは難しいところだが、街を歩く外国人の中には居住者と見える欧米人は少ないのが特徴だろう。一方ではイスラム教徒は明らかに増え続けている。

新宿と言えばKoreatownを抱えているので韓国人が多いと思うのは錯覚で、最早その3万人中の最大のシェアーを占めているのは中国人であると聞いている。しかも、ここには外国人登録がない者も観光ヴィザで滞在している連中も含まれていると推定している。

これまでに何度も指摘してきたことだが、何も目抜き通りである大久保通りに限ったことではなく、何処に行っても大多数のアジア系の風貌の若者たちがしゃべっている言葉は私には中国語に聞こえる。韓国語が聞こえれば、私は今や「珍しいな」と言いたい衝動に駆られるほど、外国人の比率に変化が見られるのだ。しかも、彼等の多くは日本語学校に通っていると見ている。

私には具体的に何が好ましくないかは指摘出来ないが、何となく好ましくないものを感じさせるのが、中国の若者の増加傾向だ。行列に群れをなして加わったり、割り込んだりしている間は法的にも無害だろうが、何故(ナニユエ)に反日的教育を受けて育った連中が、これほど多く我が国に来るのかを思う時に、ついつい無形の被害妄想を抱いてしまう。

常日頃、このような被害妄想に近いものを感じていた私には、iPhone6に並んだ者の60%を中国人が占めており、しかも元締め風の者が彼等に現金を配っていたと報じられたのを聞けば、不気味さが一層その度合いを高めたと感じさせてくれた。こういう振る舞いを私は「傍若無人」と形容したいのだし、外国人をヴィザ無しで受け入れていることの「コインの裏側」がハッキリと見えてきた気がする。

私はこの手の外国人たちが法に触れない行動を、これから先も好き勝手に続けていく危険性は高いのではと危惧するのだ。彼等は、私には幾らかかるか知らない飛行機代を負担して、自国よりも遙かに諸物価が高い我が国で生活し尚且つ日本語学校等に通っていく為には、その経費を稼ぎ出す為の何らかの手段に訴えていくことは想像に難くない。例えば、iPhone6購入の列に加わるのは違法ではあるまいが、一つの有効な方法かも知れない。

私は来日して日本語学校で勉強したと称する2~3人の韓国の若者と少しだけ話し合った経験がある。そこで非常に奇異であり残念でもあると感じたことがあった。それは、こと英語で(英語を)話すという点では全くとでも皮肉を言いたいほど効果を発揮していない我が国の学校教育よりも、誰が如何なる資格と能力で教えているかも知らない日本語学校の方が、余程効果がある教えて方をしていると思わせられた点だった。

私は彼等がこの程度の生活の為の働きをしている間は無難だとしても、この先には、何も中国人に限定して考えなくとも、自国よりも高い生活費をかけてまでも我が国に滞在しているアジア系の若者が益々増加して、東京も何時の日にか彼等に安住の地と化すのではないかと本気で案じている。私は現時点では彼等が具体的に如何なる悪さをするかなどを論じているのではない。

私は悲観論者だから予見出来ない先のことを怖れているのだが。その不安を感じさせる原因が如何なるものかを知って頂く為にも、少しくらい遠くからでも一度でも良いから日中の大久保通りを訪れてお歩き願えば、先行きが不安な新宿のアジア化の度合いがお解り頂けると思う。

私はジア化が決して健全なものばかりではないと思うから言っているのだ。刑法に触れない行為だけに止まっている間は良いのだがと思っているのだ。しかし、歩道で自転車を乗り回し、ながらスマホで歩き、禁じられているはずの歩行中に喫煙しといった類いの日本人たちは多い。これでは、彼等が我が国の法を舐めてかかるのは当たり前かと危惧する。故に、同胞にも自制を求めたい、これ以上外国人に我が物顔で振る舞わられない為にも。