湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

音に浮かぶ

2007-11-14 | zabadak
土曜日にザバダックの吉良さんのシークレットライブなるものに行ってきました。
場所は三軒茶屋のライブの時だけ開店するbar「デザートムーン」素敵過ぎる。
その前に色々寄り道したりして、へとへとのよろよろで駅で友達と合流して、いざ、ライブ会場へ。しかし、たどり着いたのが早すぎたのか、看板が出ていなかったので通り過ぎて引き返すとき、同じように地図持ってうろうろしている人がいて、お仲間かな~と思っていたらやっぱりそうだったり。ちょっと並ぶ時に笑みが互いに漏れてましたな。
そんなわけで、開場前から並んでいたので、席は前の方で見ようかと思ったりもしたんだけど、いざ座っている吉良さんを想像するとあまりにも近すぎて、逃げるように後ろの席へ移動。この時、友達は前に置いたまま自分ひとりで移動すればよかったなーと。かなり後悔。後部座席だと意外に見えなかったんですよ。前の人々の座高が様々で。ええ、口惜しいほど。
その上、ひとりザバということは吉良さん一人が色々やるわけで、始まってすぐ足元でなる鈴の音に、前で見ればよかったと。へこんだり。でもね。
でも。今日のライブは歌っている吉良さんの顔が見たかったの、と言い訳のように思ったり。あれだけ近いと私は吉良さんの顔は見れず、手元ばかり見てしまうんで、やっぱり勿体無かったけど、後ろでよかったの。などとライブ始まってしばらくはそんなことつらつらと考えてました。浮遊型思考でライブを見ます。
部屋で吉良さんの曲を一人で部屋で聞いていると音に深く沈むような気持ちになる時があるのですが、今回はなんだかあの空間に満たされていた音楽に、シャンパンの気泡のように浮いているような気のするライブでした。

曲目リスト。
1.Circus dream(1曲目これとは!)/2.八月(まなつ)のパーティー/3.Tin town/4.今日の夢のこと/5.FAKE/6.扉(これもすきすきー)/7.宇宙のラジヲ(歌詞間違いがありましたが、ひとりだと軌道修正も自由というかどうとでもなるというかかえってスペシャルな演奏になった気が致しました)/8.夕日を見ても悲しくならない場所/9.水の踊り+α/ちょっとお休みのMC/10.桜(始まった時はこれをひとりで?とびっくり。客席側も緊張)/11.Colors/12.Wonderful life/13.同じ海の色/14.夏日記(これも好きで。嬉しい気持ちでいっぱいでした)/15.休まない翼/ アンコール///遠い音楽(音の途切れる瞬間、拍手をしようとしていたら次の曲につながって)Tears(ラストは客席も歌) こっそりごめんなさい。人様の曲目リストをさらってきてマス。

演奏終了後の吉良さんの第一声はカウンターに行って「ビールください」だったようで。さぞおいしい一口だったのでは。
ああ、ホントに楽しい一夜でした。
私がのだめの国の住人ならもっといろんな言葉を使って語れるのにと、もどかしくなるくらい、多彩な音が満ちて弾んで響いている夜でした。

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