広くての柿本とヒジカタ

3チーム、いろいろですが。

柿本は自分の中では意外にも、岡田さんがすごく好きだった。
「銀河旋律」では、1999でサルマル（ビデオでしか見てないけど）2002で初柿本。
そして2011の銀河旋律で再びサルマル。
あと2005の「僕のポケットは星でいっぱい」でもサルマル

そんな彼だから、酔っぱらって帰ってきた時の
「サルマルどこ行った」が…。
たぶん僕ポケが最後のあがきだったのかしらね。

とにかく、ものすごい楽しませてもらった感がある。
寝言のTRUTHネタなど大笑いでしたよ。
あれって他のシーンで使うとどうしてあんなに笑っちゃうんだろう。
「それがおまえのTRUTHかっ！」
受ける多田カシオとのやりとり最高でした。
岡田さんの柿本でとても好きだったのが
おばあちゃんとのお別れのシーンで
「4年前この子達に会わせてくれたじゃない」の時に、
一瞬、おばあちゃんをというか、彼女を抱きしめようとして踏みとどまる。
あそこ。はるかさんを感じる。
子供たちは大好きなお母さんをなくしたけど、彼は最愛の妻をなくしたのだものね。
2002の銀旋の時の小川エリーのはるかさんに
石川さんのおばあちゃんはちょっと似てる。
だから、あそこははるかさんに似せてもらったおばあちゃんの中に、一瞬
一緒に年をとるはずだった彼女の姿を見て、恋しさから
抱きしめようとしてしまったのかなぁぁぁと思ったりしたのだ。

そんなこんなで岡田さんの柿本でとても好きなシーンです。

そしてヒジカタ。
どのヒジカタも好きだった。
三浦さんの大きい背中と小さい貴ちゃんのクリコのバランスも好きだったし、
起きるタイミング、三浦さんが一番早かったように思う。
クリコちゃんとおばあちゃんの会話を見守る姿もすきだった。

倒れ方は大内さんが好きだった。無防備な大の字倒れ。そして起き上がる時の不思議そうな、
あれ、俺、生きてる? なんで? って雰囲気も。

左東さんの時だけ大森おばあちゃんと目が合うのね。あそこ、救われた気がした。
それから、ＦＲＳの事務所を去る時の表情もそれぞれで
たぶん、左東さんだった、と思うのだけど
「ありがとうございました」「お世話になりました」
というような表情で目礼というか小さく会釈して出ていったの。
大内さんは淋しそうな顔で室内を見渡して立ち去ったような。

それと、60年後のクリコちゃんからの電話で笑顔になるところが泣けるのだ。
「必要なんです」と言われた時に。みんなやわらかく、ほどけるように笑うのが
見ていて泣けてきちゃうのだ。ヒジカタは。

それと。サカモトの人達。
最近の新人さんはうまいなぁなどと思ってしまったよ。
声もいいしね。特に初舞台の毛塚君、ちょっとびっくりした。
三人とも今後に期待!

そして密かに小笠原君の復活も期待してるんだけどな。