湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

ねこはっしゃ。「あきかぜ」4日目。

2015-08-02 | 畑中さんのこと。
8/1(土)怒濤の3回公演。全部見。

結構記憶曖昧なのですけど、覚書きメモ。

13時。
昨日はやわらかいと感じたのが嘘のようにとんがってて
男っぽくて余裕ない風に見受けられた畑中さんの和志さん。
声もなんかちょい低めに思えたし。
死を覚悟してる男っぽかったなぁ。

下手のはしっこから見たら、森めちゃんのカオルさんとのやりとり
まるで自分にむかって発されているような錯覚できる位置だったり。
これも客席とステージの距離の近さのせいで起きる疑似体験。
そう思って観ると、この人の感情、直にぶつけられてるみたいでこわいよ。

あと、最初の4人で椅子に腰掛けてるとこのシーンで
図書館の司書~あたりで、貴ちゃんの直海さんの椅子に
わざわざ肘をかけ、馴れ馴れしい仕草で
身体の位置を近づけてカオルを見遣るこの人が、
妬かせようと見せつけようとしてる感じがありありで
策士ねぇ。
でもって的確にそれを受け止めて挑発にのるカオルちゃんも
未練ねぇ。

離婚届くしゃくしゃの後かなぁ。
二人を見る和志さんの目が、二人の関係がどこまでだかの
疑いっていうか妬いているっていうか。俺の女にって感じかなー

貴ちゃんの直海さんが、最後にお店に戻ってきての会話で
「楽しかったです」ってここで、
彼女の中で過去にしちゃったんだなぁという
区切りが見えてなんだか、せつなさで胸がいっぱいになったよ。


16時。
予想外の上手の前で。いや、ここの予定じゃなかったんだけどもさ。
客席に男性率高かったように思う。
そして、森めちゃんのテンポとかきれっぷりが物凄くよくて
和志とのやりとりがめっちゃおもしろかった。

でもって貴ちゃん。
この回の和志と省吾の取っ組み合いの時に和志のボールペンが落ちちゃって
最初にそこ通るの、本人の和志だけど、拾うわけもなく
直海ちゃんが拾っていつもの台詞で「大丈夫ですか?」って声をかけるんだけど
「全然大丈夫」って笑顔で応える和志にびくついてボールペンを渡せず
差し出した手が中途半端な状態で震えていて、
バックを掴むもう片方の手はもっと震えていて
ペンに気付いた和志が受け取ろうと手を差し出すあたりが

ときめいた!!!

直海ちゃんの震えと
和志の差し出す手が

いつもと違う恋人(と思っていた人)の態度に受け止めかねて
それでもがんばってる姿にときめいた。
少し冷静さを取り戻した和志が彼女にむける
作っている優しさにときめいた。

お茶の配膳のあと、座る位置を決めかねている直海ちゃんの視線もときめいた。
もう一つのテーブルに自分の居場所がないのと
この和志のそばに寄っていいものか決めかねてる、
でも座るという直海ちゃんにときめいた。

あと、上手だと省吾を抱きしめるときの凛子のかわいい表情が見えるのもよいです。

そういえば彼女だけ、和志じゃなくて加納くんて呼ぶのね。
昔からお店に来てくれるお客さんの息子さんだから? 加納さんの息子さんの略?
でも逆に名前で呼びそうな付き合いな気もするんだけど。気になる。

強いです、弱いです。言い間違いにドキドキした回でもあった。

19時。
ようやく後方にて観劇。ここでずっと見たかったんだよ。
…という位置だったんだけど諸事情によりちょっとずれた。ううう。

ここだと枠外のお芝居もちょこっと見える。
最初に出てきた凛子ちゃんがお客を見送ったあと、店の外の
(たぶんだけど)Openみたいなのを裏返してCloseにしたんだろうなとか。
最後に挨拶から捌けた畑中さんがバーカウンターの方に行って
そこでTシャツに着替えてるっぽいとか
あ。生着替えが見えるわけじゃないですよ。
そこに入っていくのと、
次にドアが開いた時にTシャツに変わってるのが見えただけですよ。

省吾さん取っ組み合でちょびっと切ったらしく
それでカオルさんといちゃいちゃしてたのね。
でもってそれを離れたテーブルで見てる和志さんの目線がするどくってね
とても楽しいシーンでしたわ。

省吾さんの目が泳ぐ時の表情がかわいくってね。
やっぱりラストの離婚届の扱いの軽さが好きだわ。

暴走するカオルと直海ちゃんのやりとりかな。そこで、
お前止めろよ、お前が行けよとかやってる二人は親友に見えたなぁ

チーズケーキ。と答えたカオルに
「お前好きだもんな」っていうとことか
好きなものちゃんと覚えてる男だったりさー。
肉じゃがのくだりから「いっしょにな」の台詞が
やはりなんど見ても卑怯過ぎます。

たぶんこのまま彼がはかなくなったら
後でそれを知った時にカオルちゃんが後悔して取り返しがつかなくなるから
やっぱり一緒にいた方がいいよ。

たぶん(たぶんばっかりだな)彼はカオルちゃんといると
悪い自分を許せるのじゃないかなと思ったりする
直海ちゃんみたいに正し過ぎると、自分の悪さが申し訳なくて
一緒にいる時は楽しく出来ても、別れた後にいろんな後悔が押し寄せて
辛くなるのかな。

みんなしあわせになってね。

おまけ。たまごトースト。


早く付き過ぎちゃったので
会場の斜め向いにあった珈琲のお店でまったりしてた。

いやもう。パン好きにはたまらないうまさでございました。
厚切りトースト。1回トーストしてから乗っけてもう1回トーストらしい。
これで230えんだったっけ? コーヒーと合わせて450円だったよ。
豆を下ろしてるお店のスペースでコーヒー飲めるのでお安いのかな。
ちょっと入るの勇気いったけど、おいしかったのでよかったー。

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