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大阪府高槻市の太鼓団体「高槻太鼓推進会」のメンバーらが16日、東日本大震災の津波で衣装を失った岩手県陸前高田市の創作太鼓集団「氷上太鼓」に、新しい演奏用の衣装や太鼓を贈った。
高槻太鼓の約30人が陸前高田市を訪問。市内のキャンプ場「モビリア」で行われた贈呈式で、氷上太鼓のメンバーに衣装一式25人分と直径約80センチの太鼓1台を手渡した。
氷上太鼓のメンバー約20人は早速、紺色の新しい衣装に身を包み、御礼の太鼓を披露。高槻太鼓のメンバーも演奏で応え、新たに生まれた絆を確かめ合った。
今回の寄贈は、氷上太鼓のメンバーの1人が全国の太鼓団体に「遠慮せず太鼓を続けて、元気な命の鼓動を送ってほしい」との内容のメールを送ったのがきっかけ。メールを読んだ高槻太鼓の関係者が支援を申し出た。
氷上太鼓は、津波で衣装が流され、1着しか残っていなかった。今回贈られた衣装は、その1着から再現したという。高槻太鼓の関係者は「今度は高槻市で勇壮な太鼓を披露してほしい」と、氷上太鼓にエールを送った。
2011年10月17日月曜
河北日報
高槻まつりで贈ると決めた「大太鼓」を陸前高田市へもって行かれました。約束を果たせてよかった。